2013年2月号「陽気な船長さん」はこちら。
「ミュージックステーション3時間スペシャル……よく考えたらタモリさんの次に年とってるよオレ。44才だから。次が……嵐の連中?」
トーキングFMにおける福山雅治の嘆き。ま、彼は開き直っているわけですが。いやしかしそれって変じゃないか日本の芸能界。44才以上のアーティストにゴールデンタイムは提供できないってか。
クルマが故障しているものだから、オヤジの車でこの1ヶ月ラジオ聞きまくり。iPod購入前にもどったみたい。ちょうど番組改編期なのでさまざまなご長寿番組が終了。
にしてもどうしてAvantiが終わらなければならないのかなあ。最終回に登場したアンジェロくんでは場が保たないとか、教授の肝臓がもう限界だとか?
もっと意外なのはFM山形。自社制作番組がほぼ総がわりな上に、規模縮小。どう考えても経費節減対策。だいじょうぶなのかな。特に、Sound Partyの終了でDJ. Kantaの低音がもう聴けなくなるかと思うとさみしい。障がいをもつ子の父親としての本音がたまに出てきて、じんわりいい感じだったのに。
「内向きも、ロボット任せの戦争も取らないとするなら、取られるべき解法は、相手国との交流か援助しかないではないか」
朝日新聞の論壇における酒井啓子千葉大教授のポスト・イラク戦争に関する提言。現実を直視していないのはマッチョなスローガンを掲げる方だったのは、イラク戦争以後の十年でつくづく承知した。
日本の外務省に人がいないわけではあるまい。現実的な(それはアメリカとの距離のとり方を慎重に考えるということだ)手法でいきましょうよ。
それにしても近ごろ朝日新聞は、酒井、高橋源一郎、藤原帰一、内田樹と、ロッキングオンのオピニオン誌「SIGHT」組を次々に起用しております。賛成です。渋谷陽一が喜んでいるかはわかりませんが。
4月号~「プロテインの味」につづく。