「青天を衝け」最終回はこちら。
この三連休は穏やかな天気。こんな時こそ攻めの除雪。庭に積もった雪を一輪車で近くの川に捨てに行く。きついっす。でも心の中で、今日は三谷幸喜の大河が始まるんだあ、とテンション高くなってました。
逆に、ちょっと憂鬱でもあったの。まさかのまさかでつまらないドラマになっていたらどうしよう。「新選組!」「真田丸」で満足させてくれた三谷。大河ドラマのファンであることを広言する彼の、しかも初めて“敗者ではないお話”に外れはないはずだけど……
BSの18時にきちんと酒とおつまみを用意してテレビの前に。直前まで大相撲を見ている親父がいなくなってよかった。
さあ開始。
「作 三谷幸喜」
どうなるんだろう。
見終えた時に妻が「どうだったの?」と訊いてくる。
「……すんげー面白かった!」
8時からの総合のオンエアを二人で見る。つまりわたしは本日、二度見ているのだ。
バカ殿や銀魂になるギリギリの線で踏みとどまっているコメディ。そのために大河として意識的に馬の疾走がオープニングに用意される周到さ。わたしはつくづくと思った。大泉洋と小池栄子が出ている時点でつまらないはずはなかったのだ。
意図的に番宣とかを見ないようにしていたので、ナレーターが長澤まさみだったり、いきなり宮沢りえが出てくる展開にびっくり。なにより、小栗旬がいつも以上に軽妙なのと、大泉洋がほとんどしゃべらなかったのに大笑い。
この1年、わたくしは身体に何かない限り、この大河を完走する覚悟でございます。よろしくお願いします。もちろん既に「か」で「鎌倉殿の13人」になるように単語登録は済ませております。
第2回「佐殿の腹」につづく。
この時代は俳優を「草燃える」「平清盛」にダブらせながら観ることになるので、私の脳内多忙でした(^_^;)
でもそれが楽しい。
「清盛」で若き頼朝を好演してた中川大志が出てるのも嬉しい!
善さんが出てきて喜んだのも束の間、「セリフがわざとらしいなー」と怪しんでたらあんな恐ろしいシーンに繋がるとは、、、
お家の一大事をコミカルに繋げてて最後にぐっと締める、見事なシナリオでした。
したのか。
暴走する自分の筆を抑えるためにあの
エピソードを入れたのか……
三谷幸喜のことだから、どっちもですね(笑)