事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「体育館の殺人」「水族館の殺人」「図書館の殺人」青崎有吾著 東京創元社

2024-11-13 | ミステリ

地雷グリコ」で大化けした青崎有吾の初期の「館シリーズ」を一気読み。それぞれの場所で起こる殺人事件を、文化部室に居住する、性格最悪・勤労意欲ゼロ・(オタク系グッズを買うための)金銭欲だけはあるという高校生、裏染天馬が探偵役。

限られた容疑者のなかから、徹底的に理詰めで犯人をしぼりこんでいく過程がすばらしい。くどすぎますけど。

でも動機の部分がなあ、どの作品もそこがちょっと……面白いですけどね。


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