児童手当に関して、実は早生まれは不利であることを特集したことがあります。めんどくさい話はすっ飛ばしますが、早生まれの場合は遅生まれよりも手当の受給回数が少ないのです。
というのも、受給はその子が生まれたときから始まりますが、終了は現在「15才の誕生日後の最初の3月31日まで」つまりは中学卒業のときまで。要するに学年ベースなのです。だから3月生まれは同学年の4月生まれよりも11ヶ月分少ないことになります。
話は税金にもかかわります。扶養控除は、その年の12月31日に16才になっている前提でスタート。ですから、遅生まれの場合は高校に入学する年から控除が始まりますが、早生まれはそうはいかない、というわけ。
異次元の少子化対策とか言っている以前に、このような不公平があることを改善してくれないとなあ。もちろんこんな主張をするのは、早生まれのせいで同学年の遅生まれよりも年金支給開始が遅いわたしだからなのですが。
ということで、本日のあなたの受給額は0000円です。
本日の画像は「ミステリと言う勿れ」(2022 フジテレビ)主演:菅田将暉
もじゃもじゃ頭の学生が、その頭脳によって次々に謎を解いていく……原作のマンガを読んだことはないし、大ヒットした劇場版もみていないので、きっとほのぼのしたユーモアミステリだと思っていました。
しかし、登場人物たちは主役も含めて大きなトラウマをかかえていることが多く、意外に重いお話なのでした。しかしそれ以上に、このよくできたドラマを構築した脚本家と、某ドラマの原作者のトラブルで、こっちまで陰鬱な色彩をおびてしまったことがせつない。あ、ちなみに菅田将暉も早生まれです。
2024年6月児童手当号「出生率」につづく。
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