2019年8月号「速報人事院勧告2019」はこちら。
先月号で、人事院総裁が優秀な人材獲得に向けてハッパをかけていることをお伝えしました。公務員志望者の減少に危機感をもっている様子が見てとれます。
で、話はこの業界に。学校こそがその危機感を共有しなければならないのではないかと。
令和2年度採用の山形県立公立学校教員選考試験の志願者数および倍率はこうなっています。
……なるほど、総体的に減っている。というか小学校にいたっては、“危険水域”と呼ばれる3倍をすでに切っています。
もちろんこの「3倍」というラインには学術的な裏付けがあるわけではなく、採用担当者の経験則にすぎないとも言えます。志願者数減に大騒ぎするなとする論者のなかには
「倍率が10を超えていた時代がおかしいのであって、求人倍率と比較すれば十分にレベルを維持できる数字」
と説明する人もいます。しかしこれは一種の強弁で、免許が必要である(取得するためにかなりのコストがかかっている)職の倍率が3以下なのはやはり異常事態。しかもこれは山形県だけでなく、全国的な傾向です。どうしてこんなに教員志願者は減ってしまったのでしょう。以下次号。
画像は「記憶にございません!」
監督・脚本 三谷幸喜 出演:中井貴一、佐藤浩市
史上最低の首相が記憶を失い、だからこそ政治を変えていく……これ、クリスマスキャロルのスクルージだよね。人は心に善なるものを持っていると。怒濤の特別出演もあって大ヒット。天海×希がどこに出てたかなんてわからないってば(笑)。にしても小池栄子はうまい。
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