Beyoncé - Irreplaceable (Live)
PART4はこちら。
自衛隊法第7条にはこうある。
「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。」
三軍の長は現在安倍晋三だ。
彼が近ごろ連発する言葉に「切れ目のない」がある。まだ日本語としてこなれていないこの単語、要するにシームレスseamlessの直訳だ。
いかにこの安全保障関連が、アメリカによって作文されたものを素直に受け入れた代物なのかがよくわかる。国家の性根のところも宗主国に丸投げしているのだろう。切れ目がないのだから、活動範囲は無限に広がるともとれる。
集団的自衛権を行使することで、自衛隊員のリスクが高まるという指摘はもっともだ。高まらないはずがない。それは国民すべてにあてはまる事実。しかし、それでは自衛隊員がかわいそうだという主張にわたしは与しない。
逆だ。
先日、自衛隊員と飲んだ時に、わたしは言った。
「あれだろ?あなたたちは、上から『行け』と言われたらどこまでも行くし、『やれ』と言われればたいがいのことはやるだろ?」
「もちろん」
彼らが臆するはずはない。むしろ、法案の論議が深まらないので、彼らはほとんどフリーハンドに突っこんでいくのではないか。
ほぼ六十年間、一種の欲求不満のなかにいた自衛隊にとって(そして軍をもたないから二流国家とみなされていると信ずる人たちにとって)千載一遇のチャンスでもある。
もしも明日、東シナ海で“状況”が開始されたとしよう。安全保障法案の実態が、やはり戦争法案であることがむき出しになるはず。しかもトップは安倍晋三。危険な国家になっていく姿が見えるようだ。
やはり、この法案は廃案にしないと。そして、現首相には早めに退場していただかないと。
本日の一曲はビヨンセ「Irreplaceable」
こんなふうにみんなでもうちょっと「左へ 左へ」軌道修正しないと(笑)
それにしてもビヨンセの衣装は過激だなあ。
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