事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

これでいいのか山形県PART15 庄内

2015-06-09 | まち歩き

PART14「合併破談」はこちら

さあいよいよわたしの地元、海っぺりの庄内地方を特集しましょう。「これでいいのか山形県!」で、庄内人の気質はこう解説されている。

・明るくてサバサバしている

・おっとりしているが荒っぽい

・酒田民は一か八かの商人気質

・鶴岡民は手堅くコツコツ

・知的で先進的

・山形県民の感覚が薄い

・派手好み

……まあ、血液型占いみたいなものだからそうこだわらなくても……当たってるじゃん!(笑)特に、県民意識が希薄ってあたりはぴったりだ。まあ、それは地勢的な要因があったからだけれど、内陸の方々と“同郷”って感じはあまりしない(かなり怒られそうだ)。

ムックはさらに

「全県で話を聞いてみて、巷間いわれている『庄内人はとにかく社交的』がよくわかった。村山人は比較的おしゃべりだけど、庄内人の方が思ったままを放言する感じ。そのしゃべり方は、ボソボソと口ごもる最上人と真逆ではっきりしているし、置賜人のように理屈っぽいことも言わない」

これ、ほめられてるんだよな。ただ、注意書きもある。

「世間でステレオタイプに語られる『明るくて社交的』な庄内人気質は、酒田民のことを指しているんじゃないかと思うのだ。酒田民と比べると鶴岡民は圧倒的におとなしい」

……当たってるじゃん!(笑)ああ怒られそうだ。双方から。

これは考えてみると簡単な話で、酒田と鶴岡では町の成り立ちが全然違っている。鶴岡は酒井家の居城が中心の、はっきりと城下町。酒田は本間家に代表される商人の町で、その中心は港だ。だから鶴岡人はプライドが高いし、酒田人は荒っぽい。だから気質の「おっとりしているが荒っぽい」において、おっとり方面は鶴岡が、荒っぽい方面は酒田が担っているというわけ。

さて、このふたつの町は、実は相当に仲が悪い。以下次号

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2 コメント

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Unknown (ツーカー)
2024-08-23 21:58:45
やっぱ酒田は海に面した日本海側で江戸時代あたりは北前船貿易で京都からの船が乗り降りしてたから、西の商人の気質みたいなのが浸透してんのかなぁ。
返信する
酒田に限らないわけだけど (hori)
2024-08-24 13:36:11
内陸の人たちからすると、
お正月に丸餅を食べるというのが理解できないみたい。
やっぱり関西風が浸透してはいるのね。
返信する

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