「っていうか何だよこの暑さはよ」篇はこちら。
「来た。来ましたね近所の梨産地の刈屋が誇る秀玉が」
「普通に売ってたなあ。前はまぼろしの品種とか言われてたのに」
「タバコのパッケージを置くあたりが伍長の昭和っぽいとこですかね」
刈屋のとこをボーッと通っていたら、出店がまだやっていた。店番のお兄さんが携帯で店主とやりとり。
「もうほとんど商品がないんで、閉めていいですかね」
わたしが最後の客だったかも。在庫はなんと秀玉だけ。お高いですけどね。1個450円もします。
「この、3個セットをください」
1300円。おれは金持ちになったんだ。
うちで冷やしていただきました。つくづくとうまい。刈屋の近所で本当によかった。
新星篇につづく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます