事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

マイベスト2024 キネ旬外国映画篇

2025-03-14 | 洋画

日本映画篇はこちら

つづいてはキネマ旬報ベストテン外国映画篇を。

1位「オッペンハイマー」(クリストファー・ノーラン)ビターズエンド、ユニバーサル

2位「瞳をとじて」(ビクトル・エリセ)ギャガ

3位「関心領域」(ジョナサン・グレイザー)ハピネットファントム

4位「哀れなるものたち」(ヨルゴス・ランティモス)ウォルトディズニージャパン

5位「ファースト・カウ」(ケリー・ライカート)東京テアトル=ロングライド

6位「ホールドオーバーズ」(アレクサンダー・ペイン)ビターズエンド、ユニバーサル

7位「シビル・ウォー」(アレックス・ガーランド)ハピネットファントム

8位「夜の外側」(マルコ・ベロッキオ)ザジフィルムズ

8位「落下の解剖学」(ジュスティーヌ・トリエ)ギャガ

10位「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(グレッグ・バーランティ)SONY

つくづく、オッペンハイマーを観ていてよかった。そうでもなければベストテンを1作も観ない一年になるところだった。

にしてもやはりクリストファー・ノーランはすごいと思う。強烈な作家性を発揮しながら、娯楽大作としてまとめあげるその手腕。オッペンハイマーは彼の最上作ではないかもしれないが、わたしはひたすらに堪能した。

2位の監督名を見てびっくり。ビクトル・エリセってまだ現役だったの?あの名作「ミツバチのささやき」の人だよ。わたしレーザーディスク買いました。そして「瞳をとじて」は彼の40年ぶりの長篇劇映画なんだとか。しかもこの人、80何年も生きてきて、わずか4本しか撮っていないのである。キューブリックもびっくりの寡作っぷり。

わたしが残念だったのは、「シビル・ウォー」を見逃したこと。わたしの信頼する評論家が例外なく絶讃しているし。

個人賞は、主演女優賞は文句なく河合優実。主演男優賞は「夜明けのすべて」の松村北斗。助演女優賞は「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の忍足亜希子。助演男優賞はもはや演技賞のレギュラーのような池松壮亮。監督賞は三宅唱、そして脚本賞は「ラストマイル」の野木亜紀子さんでした。納得。

マイベスト2024映画篇につづく


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「にわか名探偵 ワトソン力... | トップ | 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
10位ありがとうございます! (onscreen)
2025-03-15 13:02:15
10位に某作をランクインいただき、
ありがとうございます!

私は1位にしましたので(笑)
返信する
おお。 (hori)
2025-03-19 07:26:47
わたしもこの映画は気になってました。
っていうかわたしが10位に
したわけじゃないですけど(笑)
返信する

コメントを投稿

洋画」カテゴリの最新記事