「高瀬庄左衛門御留書」につづく、神山藩シリーズ第二弾。
藤沢周平の海坂藩ものをもちろん意識しているんでしょう。海坂藩は庄内藩がモデルだけれど、こちらにも想定しているところがあるのかな。シリーズとはいえ、主人公も生きる時代もまったく異なるように描くそうなので、それはそれで楽しみだ。
三兄弟の物語。三男は途中で他家に婿入りするが、あくまで“黛家の兄弟”の物語であることがタイトルで高らかに宣言されているわけだ。いい話です。ただ、前作でもちょっと思ったんだけど、出てくる女性たちがあまりに都合よすぎないですか(笑)
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