大河ドラマでちょうど長篠の戦いをやっていたのでタイムリー。
戦国ものだと、ひとりの足軽が鉄砲を撃ち、次の足軽がやってきて……な連射を描くのが通例だが、実際には撃つのはひとりで、鉄砲が次々に渡されるのだそうだ。まあ、確かにそのほうが合理的。しかし鉄砲の熱で手が火ぶくれになるあたりもリアルだ。
わたしは信長嫌いだから、明智光秀がなぜ謀反を起こしたかに説得力があった。
最後のお話はもちろん本能寺だけれども、はるか前に、種子島に鉄砲が“伝来”する事情が語られていて勉強になった。日本は硝石がなく、中国は日本の銀がほしい。その仲立ちを南蛮人が……なるほどねえ。屋久島と種子島がもめていたという経緯もいい。さすが門井慶喜。
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