昨日から佐賀の平野部も積雪。今朝の法専寺です。写真 ↑
さて、インフルエンザ騒動で、あっという間に2月も半ばに・・・
法語カレンダー 今月の言葉は、本願寺の月刊誌「大乗」の解説文によりますと
親鸞聖人「浄土和讃」の
如来すなわち 涅槃なり
涅槃を仏性と なづけたり
凡地にしては さとられず
安養にいたりて 証すべし
の 前半2句。
「如来」は「仏」。
「涅槃」(ねはん)とは、煩悩の炎が吹き消された、静かな覚りの境地。
「仏性」(ぶっしょう)とは、正覚を得られた仏の本性。
煩悩にドップリ漬かっている凡夫には、覚りの境地など、感得できるものではないが
如来の本願の はたらき によって、「安養」(あんにょう・浄土)に 往生 し、正覚を得させていただく。
日々、くだらぬ煩悩の炎に包まれている私であります。
煩悩のない静かな「涅槃」に、ただ、あこがれるばかりです。