お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2017年 2月の言葉

2017年02月11日 | 仏教


昨日から佐賀の平野部も積雪。今朝の法専寺です。写真 ↑ 

さて、インフルエンザ騒動で、あっという間に2月も半ばに・・・

法語カレンダー 今月の言葉は、本願寺の月刊誌「大乗」の解説文によりますと

 親鸞聖人「浄土和讃」の

如来すなわち 涅槃なり
涅槃を仏性と なづけたり
凡地にしては さとられず
安養にいたりて 証すべし


の 前半2句。

「如来」は「仏」。
「涅槃」(ねはん)とは、煩悩の炎が吹き消された、静かな覚りの境地。
「仏性」(ぶっしょう)とは、正覚を得られた仏の本性。

煩悩にドップリ漬かっている凡夫には、覚りの境地など、感得できるものではないが
如来の本願の はたらき によって、「安養」(あんにょう・浄土)に 往生 し、正覚を得させていただく。

日々、くだらぬ煩悩の炎に包まれている私であります。
煩悩のない静かな「涅槃」に、ただ、あこがれるばかりです。
コメント
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