お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

安楽死特区

2020年03月10日 | 本紹介


医師の長尾和宏氏が書かれた小説。
まさに、生まれたからには、誰もが避けられない「生老病死」の問題です。

「いのち」の私物化、「いのち」より経済、役に立つ、立たないなどと「いのち」に対する傲慢な認識など描かれています。
これが固定した「私」だと執着 する間違いも。
堪え性のない私ゆえ、いざとなればジタバタするのでしょうが、
この物語を拝読しつつ、こんな私だからこそ、仏さまの教えに出遇わせていただいたことをあらためて有り難く感じました。

コメント
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