東井義雄先生の言葉「ほのぼのカレンダー」今月の言葉です。
自分中心の物の見方にだけ心が支配されている方、自分を棚上げして、全て、人のせい、世間のせいにする方による
驚く事件が起こります。
あるいは、病気など自分の不都合を「霊」のたたりせいにするのもあります。
あるいは、どこぞの「聖水」で病気が良くなったと、本気で信じている方もおられます。
もし、本当にその水や食物で病気が治るなら、医師などが学会で発表されることでしょう。
結局、人間は「自分が信じたいものを信じこんで」生きている愚かな存在なのだと、我が身を振り返っても、つくづくそう思います。
だから、仏さまがそんな私を悲しんで、正しい道をお示しくださった、そのことを有り難く拝受します。
「自分の信じたいもの」は我心であって、正しい信心ではありません。
自分の都合・執着を離れることを説く教えに帰依するのが根本的にしあわせ(心が楽に、軽やかに)に生きる道だと味あわせていただいています。