
佐賀県立九州陶磁文化館(有田町)の企画展↑に行ってきました。
オーストリアのウイーン近郊のロースドルフ城では、城主ピアッティ家により、古伊万里(有田焼)を中心とした陶磁器か多数コレクションされ、城内を美しく飾る調度品として大切に伝えられてきた。
1945年、第二次世界大戦終了直後、侵攻してきたソ連兵により、貴重な陶磁器の多くが破壊されてしまった。
ピアッティ家は破壊された陶片を廃棄せずに、城内の広い1室に陶片を集め、平和への願いのため、悲劇を伝え、一般公開してきた。
今回の展示は破壊された陶片を含むロースドルフ城所属の日本、中国、西洋の陶磁器が海外において初公開されている。
日本の高度な修復技術(ジグソーパズルのように陶片を集め、見事に修復された作品とその技術も紹介されています。
