写真は、生け花新風体生花。
さて、先日の歴史勉強会。
このところ、「葉隠」の内容を解説くださっていますが、初代藩主・鍋島勝茂について。
例えば、ある人物Aの評価を求めた時、
誰しも良い面、苦手な面を持っているので、
先ず、Aの得意でない面を先に述べ、後から良い面を上げて誉める。順序を逆にすると、Aをけなした悪い印象しか残らない。不用意に家臣をおとしめる者には厳しかった。
また、ある家臣が褒められない行動をしたと耳にした時、即、処罰や家臣団の前で叱責するのでなく、本人をこっそり呼んで、言い聞かせ反省させた。
誉める時は、大勢の前で。
叱る時は、人前でなく、こっそりと。
なるほど。今も大切なことですね。