お寺のオバサンのひとりごと

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緑内障手術から2年経過

2024年05月04日 | 雑感


 両眼緑内障手術から2年近くになろうとしています。

 もともと小さい頃から近視。それがどんどん進みマイナス11Dの強度近視(病的近視)に。その上、30代後半から右目に虹彩炎を繰り返すように。
 50歳前後、虹彩炎ピーク。コンタクトレンズが不快になり、牛乳瓶底のような分厚い眼鏡に。
 15年前に両眼白内障手術を受け、眼内レンズで視力調整。メガネが不用になって大喜び。
 が、間もなく緑内障に気づき、眼圧降下剤の目薬治療開始。
 私は眼圧は元々高くなく、眼圧降下点眼薬で12〜14程度。それでも、じわじわ視野欠損は進み、
1本の目薬が2本に、2本が3本に増え、副作用で目は真っ赤。
 そして、10年経過したところで、医師にすすめられて
手術(トラベクレクトミー)を受けました。
 緑内障手術は受けたからと言って、視野欠損が戻るわけではなく、目薬の代わりに、ただ眼圧をより下げるだけ。
 しかし、私の場合、元々低い眼圧なので、手術の効果はあまり実感できず、むしろ、左目は術後、急激に眼圧が上がり、視野欠損が進み、乱視もひどくなった。
 この2年、視野欠損が中心部に進みつつあり、中心が欠損すると、急激に視力低下するということで、今はまた2本の目薬を使って眼圧を8〜10に押さえています。写真↑
 1日2回点眼のアイラミドは私の場合、点眼後とても眠くなります。夜は良いのですが、朝はよほどバタバタ動き回る時でないと眠気が。
 先日、半年ぶりに視野検査。
 パラボラアンテナのような器具の前に顎を固定し、片目ずつ中心部を見つめて、光が見えたらボタンを押す が今までの検査でしたが、前回から双眼鏡のような器具を両眼で覗いて、光の点滅が見えたらボタンを押す  
検査に。
 先日の検査では半年前と変わらす、現状維持でした。
 不安いっぱいで検査するより、目えなくなってたまるか〜と気合いで検査したほうが良いみたいな気もする。
 あと、YouTubeで眼科医(梶原先生、平松先生)のお話をよく拝聴しています。
 
 ちなみに、若い方々で、強度近視(眼球が楕円形に伸びて視神経に影響)の方、アトピー(アレルギー)体質の方、身内に緑内障患者がいる方(遺伝もあるらしい)は、
40過ぎたら、眼科検診を受けられることをオススメします。
 自分で視野欠損に気づく方法は、カレンダーの1点に片目ずつ視点を定めて周辺に見えてないところが無いかチェックされるといいですよ。
 両目では絶対気づきません。
 視野が欠損したからといって、その部分が真っ黒になって見えないわけではないので、相当悪化しないと自覚症状は出ません。
 また、同じ緑内障でも1人ひとり、状態も進行速度も、目薬効果も、手術の効果も、術後の状況も異なります。
 ただ、私の場合、後10年、80歳まで生きたら、外出が不便になることは確実です。
 誰も代わりのない私が今、生きています。いつまで視力保てるか不安はありますが、こればかりは、悩んでもしょうがない。他人と比較できない。1人ひとり体質は違うから。我が身に起こることは引き受けなくては。
 でも、やはり、見えなくなるのは不安。
 旅行で美しい景色を観ては、早急、この美しい景色を楽しめなくなるかもと、涙ぐんだり。
 しょうがないと思ったり、不安になったり・・・
 ただ、今はまだ見えている有り難さを感じて、今を楽しんで、目に感謝して生きたいと思っています。
 
 

 

コメント
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