先日、佐賀教区寺族婦人会記念法座で、ご法話いただいた
井上見淳 師の著書です。
題名はギョッとされるかもしれませんが、
「悪人」は道徳的(表面上)の「悪」ではありません。
宗教上の深い自覚、
煩悩や縁によって、何をしでかすかわからない「凡夫」の自覚・「悪人」です。
ですから、「悪人伝」には親鸞聖人も登場されます。
真宗のご法話で、よくお名前が出てくる有名な方々、お一人おひとり、
そうでいらっしゃったであろうと実感をともなって味あわせていただける「真宗悪人伝」です。
そもそも、自分で自分を「善人」と思っているとしたら、それこそ怖いかもです。
このご著書、難しくないので眠くならずに拝読させていただきました。
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