お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

2024年4月の言葉 その2

2024年04月05日 | 仏教


 5日間の組内の巡番報恩講も2日に修了しました。
 期間中には会所寺院にて、帰敬式(ききょうしき・仏弟子となり法名を拝受する儀式)があり、組内ご門徒さん20名ほどが受式されたそうです。当寺からは1名受けられました。おめでとうございます。← 帰敬式で法名頂くのは死ぬ準備ではありませんので、おめでたいことです!
 さて、写真↑は、山陰教区妙好人カレンダー今月の言葉です。
 自我意識が高すぎて、他人の言葉に左右されたり、傷つくのが怖い私がいます。
 縁によって心コロコロの私がいます。
 他人も私も、それぞれ違う価値観、感受性を持つのに、常識は1つだと思い込む私がいます。
 しかし、聖徳太子が仰るように
私の感受性がいつも正しいわけでは無い。
 他者がいつも間違っているわけではない。
 共に、自分の思いに執着する者同士。
 仏さまの智慧の光に照らされたら、私の偽りの正義心や思い込みの煩悩・濁りに気づかされる。
 私の濁り・偽り を自覚させられるってことは、もう、阿弥陀如来の救いの真っ只中。
このお言葉により、味わせていただいております。

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