お寺のオバサンのひとりごと

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お通夜の帰り

2009年11月03日 | 雑感
 先日、ある方が
「『墓参りの帰りに』とか『お通夜の帰りに』はねられた(交通事故に遭った) ということをよく聞くけれど、あれは、どういうことですかね
と、言われた。

 どういう意味で仰ったのか、真意は、定かではありませんが、

 事故にあった方が、仏事にまつわることをしたのに、何故、事故に遭わなければならなかったのか

 つまり、いいことをしたのに、何故、事故に遭ったのか
 あるいは、死者が、あの世に引っ張ったのではないのか

と、言うニューアンスを某氏の言葉に感じました。

 う~ん、墓参りに行ったから・・・お通夜に行ったから・・・といって、
仏さまが、事故に遭わないようにしてくれる・・・ということは、残念ながらありません。
 行いの悪い人が事故に遭うわけでも、
 いい人が事故に遭わずにすむ ということもない。

 どうして、事故の当事者が、その人であったのか それもわかりません。考えても答は出ません。
 

 本人の あるいは、相手の不注意 または、予想不可能な複雑な『縁』によって、事故は起きます。
 

 お通夜の帰りの事故
 もちろん、故人があの世で寂しいから、事故をしかけた(知人をあの世に引っぱった) ということは、ありえません。

 お通夜は、暗い夜道を、黒服をまとって歩いています。つまり、忍者と同じ状態であります。

 車からは、人影が認識しにくく、事故の確率は高いと思われます。 

 お互い、お通夜の帰り道は、車に気をつけましょう
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