保津川下りの船頭さん

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起業家の魂とは・・・3日「角倉了以」のシンポジウムを開催。

2006-06-01 20:50:48 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
今月の3日、保津川開削400年を記念して亀岡市にある
ガレリアかめおか2Fの大広間で「角倉了以とその時代」と
題したシンポジウムが開催されます。


角倉了以といえばいわずと知れた私達「保津川下り」の
生みの親であり、徳川幕府創生期を支えた当時の豪商です。

その了以が保津川を開削して400年を迎える今年、
了以が生きた時代の歴史的背景を探りながら、
その事業的意義を歴史学、経済学、建築計画学などの
多種な角度から検証しようというシンポジウムです。

コーディネーターは日本歴史学の権威上田正昭京都大学名誉教授。

保津川を開削する事で、丹波と京都を直結させ、舟運による
物資輸送を可能にするという、今では高速道路など国の基幹整備に
あたる事業を、自らの財と技術のみで成し遂げた一大事業家・角倉了以。

物流に革命を起こし日本経済史上に燦然と輝く、その偉大なる功績を
市民並びに全国の人々に発信することで「角倉了以」の名を
大きくアピールしてほしいと思います。

代々、医学を生業にする家から、実業家に転身し一代で
有数の豪商となった了以の‘起業家魂’とは・・・

とても、楽しみなシンポジウムです。

日時  6月3日(土曜日) 午後1時30分~午後4時(開場午後1時から)

会場  ガレリアかめおか(京都府亀岡市)2F 大広間

基調講演 「角倉了以を生み出した時代」  
  講師  川嶋将生氏・立命館大学教授

シンポジウム 
  パネリスト  川嶋将生氏・立命館大学教授
          川名 登氏・千葉経済大学名誉教授
          宗田好史氏・京都府立大学助教授
          黒川孝宏氏・亀岡文化資料館館長

コーディネーター 上田正昭氏・京都大学名誉教授

 *入場無料

*補聴器誘導磁気ループ・保育サービス(0歳~就学前・要予約)