保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

19日(日)は嵯峨嵐山で「斎宮夢行列」が開催!

2008-10-15 23:35:03 | 京都情報
秋の京都は各所でいろんな‘お祭り’が目白し。

19日(日)には嵯峨・嵐山で「斉宮(さいおう)夢行列」
が行われます。

「斉宮(さいおう)夢行列」は天皇が新たに即位するごとに
天照大神の御杖代(みつえしろ)として伊勢神宮に遣わされた
斉王(未婚の内親王もしくは女王)の行列を今に再現した
野宮神社の祭りで今年で10年目。

当日は平安絵巻から飛び出してきたような雅やかな衣装に
身をまとった 百名以上にのぼる行列が、野宮神社から
竹林を通り、JR嵯峨駅前を天竜寺、渡月橋へと
向かって行きます。

斎宮を遣わした歴史は古く、飛鳥時代の天武天皇の頃に
はすでに確立されていたといわれ、南北朝時代の
後醍醐天皇の頃まで およそ660年間、64人の姫君が
遣わされていたといい伝えられています。

御杖代とは大神や天皇の御杖となって助け奉じる者のこと。

行列は都から伊勢の斎宮まで到着するのに5泊6日もかかったそうです。

この「斎宮夢行列」は一般参加・体験型のイベントで、
毎年夏に女官や官人など衣装をまとい行列に参加したい
人を公募されます。
もし、体験したいという方があれば、来年チャレンジ
してみてはいかがでしょうか?

今年は源氏物語千年記念で京都はゆかりの地・各所で
様々なイベントが開催されていますが、野宮神社も
源氏物語のヒロインの一人、六条御息所はが
斎宮に選ばれた娘とともに籠もったゆかりの神社。
今年は例年以上に盛り上がることでしょう。

☆「斎宮夢行列」
 野宮神社より正午出発→ JR嵯峨嵐山駅→天龍寺前→
 渡月橋往復(中之島公園) →嵐山通船北乗船場着午後1時30分。
 御禊の儀 午後2時
 舟舞台で雅楽奉納

面白く楽しい和菓子‘子持ちたこ最中’

2008-10-14 23:51:45 | おいしいもの、面白いもの発見!
兵庫県明石の名産といえば‘蛸’。
なんといっても魅力は、明石海峡の激しい潮流に
鍛えられ、身の締まったプリプリの歯ごたえと
海の香り漂う濃厚な味わいは食通を唸らせる。

そんな明石で、面白い‘たこ’を発見!
といっても海鮮ものではなく和菓子で・・・
明植堂の「子持ちたこ最中」です。

他ともに認める甘党の私はっちんが「こりゃ~やられた!」
と唸った和菓子がこの「子持ちたこ最中」なのです。

「子持ち…たこ…最中…?」
なんとも長ったらしく語呂の流れもぎこちない名前をした
この和菓子。包装紙を開くと出てきた姿に笑いをこらえる
ことが出来ませんでした~
すっとぼけたたこの顔、少しずれた最中の皮、これは
どう見ても「ギャグ狙いか?と思いきや・・・
どうしてどうして、地元では50年来の人気があるロングセラー商品
だそうで、全国菓子博覧会で名誉大臣賞、名誉総裁賞を
受賞している本格派の和菓子とうことにあらためて驚かされました。

この最中、お腹に卵を抱いた子持ちの‘明石だこ’を
イメージして作られたらしく粒・白・抹茶の三種類のあん
中に歯ごたえやわらかな求肥(もち)が入っています。
食べてみると、パリパリとした最中の皮と求肥のもちもち感が
実妙に口の中で合い、なんとも美味しいのです。

また、おぜんざいなどにいれるとまったりとした甘みが出て
美味しいく食べられるそうです(私はやりませんでしたが…)

京都という古式ゆかしき伝統の和菓子とは
また違った‘楽しさ’を教えてくれるお菓子でした。


☆(有)明植堂

子もちたこ最中 6個入 735円(税込)
子もちたこ最中 10個入 1,312円(税込)
子もちたこ最中 15個入 1,890円(税込)

〒673-0885 
兵庫県明石市桜町11-17
TEL:078-912-3600 
FAX:078-914-6970

保津川の船頭に受け継がれる‘川根性’とは?

2008-10-13 23:29:01 | 船頭の目・・・雑感・雑記
私達の保津川下りは観光船です。

観光船の役目はお越し下さった御客様に、素晴らしい
自然景観を眺めて貰いながら楽しい船旅を演出すること。
我々現場の船頭もそのために最高のサービスを提供するべく
日々、操船技術の向上に余念がない。
と、ここまでは‘観光船’として当然の心がけなのですが・・・

保津川下りの場合は少し変わった伝統?心構えがあるのです。

それは・・・‘川根性’・・・呼ばれるもの。

川根性とは?・・・船の操船中「他の船に遅れをとらない 」
という精神のことです。
つまり‘競争’負けない根性です!

保津川下りの船は2艘分~6艘分が一斉に
乗船場から出船するケースが多くあります。
そのような場合は、前をいく船、また後ろから来る船に
レースでけして負けてはいけない!・・・遅れをとるまい!
とお互いの船で壮絶なデットヒートを繰り広げながら
嵐山までの1時間半、闘い続けるのです!

この‘川根性’は新人の時に叩き込まれます。

私も新人の頃、先輩から
「前の船が見えたら追いつけ!後ろの船が見えたら離せ!
それが保津川に生きる男の伝統や!」
と教えられました。
そしてただひたすら1時間半、力の限り船を操船させられます。
まだ一端の技術もない新人はただただ船の上でもがくだけ。
途中、航路の半分くらいで体力が尽き、めまいや吐き気を
もよおし、倒れそうになりながら船を操船する日々の中で
船を早く進ます技術と精神を叩き込まれるというわけです。

バテたら、先輩船頭の罵声が容赦なく飛んできます。
帰りの電車を待っている駅でも、また電車の中でも
徹底的に今日出来なかったことを先輩に叱られ続けます。
ヒドイ時は夜に師匠や先輩の家に呼び出されて、
夜中まで眠い目を擦りながら講義を受けるのです。

ここまで読まれた方はおそらく???・・でしょう。
まさに楽しく優雅で乗られる人に癒しを提供する観光船
では想像もできないことと思いますが、まぎれもなく
保津川では約400年の長きに渡り、このような
新人教育で船頭たちに‘川根性’を叩き込んだのです。

人は程度の差はあるものの、総じて自分に優しいものです。
厳しい外部からのプレッシャこそが、自分を大きく成長
させる要素となることが多い様に、船頭も厳しく鍛えられて
体力、気力を兼ね備えた総合的な技術力が養われると
思います。

自然は我々に多大な恩恵と癒しを与えてくれる一方で、
恐ろしい牙を剥き襲い掛かってきます。

川も豪雨や強風で船頭たちに向かってきます。
船頭の最も大事な仕事はどんなに悪天候の中でも、
乗船下さっているお客さんを嵐山まで安全に送り届ける
‘技術’とそれを支える心構え‘根性’だというのは
私も身を持って体験するところです。

川という自然の中で生きてきた先人たちも、この厳しい自然に
対峙し立ち向かう気迫のようなものを技術以上に必要とした、
それを‘川根性’と呼び‘競争’というかたちで、
鍛え上げていったのではないでしょうか?

しかし最近では、このような精神主義的な教育方法は
お客様の手前、敬遠される傾向にあり「優しく合理的に教える」
という風潮に変わりつつあります。
川という厳しい自然の中で生きてきた先人の精神も
今では「全く時代遅れ」ということでしょう。

特に「ほめて育てる」という今の教育方針で育ってきた
世代には、このような保津川の新人教育はおそらく
受け入れ難いもので、もしかしたら今後‘川根性’なる
言葉も死語になり、精神性も消えてなくなる日が来るかも
しれません。
しかし400年の長き渡り、船頭という川で生きた男達が
代々受け継いできた心意気‘川根性’という
その心の奥底で脈々と息づいてきた精神とは何だったかの?
どうしてその精神を必要としたのか?
そこのところに焦点を当てる意味が必ずあると思います。

そのことに心を馳せず、ただ「時代遅れ」という言葉で
忘れ去ってほしくはないと思うのは私だけでしょうか?

深まる「京都の秋」、そして保津川下り。

2008-10-12 22:25:14 | 船頭
渓谷を渡る風の冷たさに秋の気配を感じる京都。

連休の中日となった京都はどこも大勢の観光客で
賑わいを見せていたようで、いよいよ今年も
秋の京都観光シーズンが始まりました。

保津川でも今日一日で100艘を超える船が
流れ、夏のお盆休み以来の盛況となりました。

この時期は気候的にも暑くもなく、寒くもなく
清涼感いっぱいの川下りを味わうには最適な環境です。

渓谷の合間から覗く雲ひとつない青く澄み渡った秋空の下、
透明で清らかに流れる川の水が、巨岩にぶつかって砕け散り、
高い波しぶきを舞い上げます。
勢いを増し流れる瀬はうねりをおび、秋の眩しい日差しに
照らされて白銀の輝きを放ち押し下っていくのです。

杉やヒノキなど山々の緑もその色を一層濃くし、
深まりゆく秋の趣を感じさせてくれます。

京都の秋といえば皆さん色鮮やかな「紅葉」を思い浮べ
られると思いますが、この時期の京都もかなり‘いい’です。

自然がかもし出す微妙な変化は、山々の一年を締めくくる
「紅葉」という最高のフィナーレに確かに向かっていきます。
自然がみせる秋の佇まいは旅情をかきたてるのに十分です。

また、紅葉時恒例の大混雑を避ける事もでき
しっとりと京都の秋を楽しめると思います。

大自然の中、保津川下りで深まりつつ京都の秋を
感じてみてはいかがでしょうか。

大阪「御堂筋kappo(かっぽ)」にvoice of peaceが出演!

2008-10-11 22:04:23 | ゴスペル&ミュージック
明日12日(日)、大阪では新感覚の「秋祭り」として
「御堂筋kappo(かっぽ)」が開催されます。
その「御堂筋kappo(かっぽ)」に京都駅ビルコンサートで
お馴染みのゴスペルグループ「voice of peace」が出演されます。

voice of peaceが出演するするのは「淀屋橋Odona前」の
Gステージで15:30~16:00の‘トリ’に
登場する予定です。
kappoに行かれる方、行ってみようという方が
おられましたら是非、ご鑑賞下さい。

この「御堂筋kappo(かっぽ)」は資金難で断念した
「御堂筋パレード」の後継イベントとして橋下知事の肝いりで
開催されるもので、財団法人「大阪21世紀協会」が主催。
12日正午から午後4時、梅田新道から本町間の御堂筋1.6kmを
歩行者天国にして、街角コンサートやオープンカフェが開かれるほか、
28道府県が特産品も展示販売されます。

またメインステージとなる市役所前広場では14時40分から
橋下徹大阪府知事と東国原英夫宮崎県知事によるトークショー
が開催されるほか、12日・13日に中之島一帯を舞台に
水都大阪をアピールするイベント「中之島は大きな帆船」
という中之島周辺を巡るクルーズが同時開催されます。

☆「御堂筋Kappo(かっぽ)」
  時間:12:00~16:00
  会場:御堂筋:梅田新道~本町通り
   雨天決行

☆「中之島は大きな帆船」
  期間:12日~13日
  時間:10:00~16:00
  会場:中之島周辺:八軒家浜~ほたるまち

エコ委員会で保津川一斉清掃を実施!

2008-10-10 19:36:59 | 保津川エコ・グリーン委員会
今日10日(金)、保津川遊船エコグリーン委員会では、
秋の観光シーズンを前に保津峡の一斉清掃活動を実施しました。

今回の清掃活動は今月5日に行われた「ふるさと清掃運動会」
の趣旨に賛同している保津川遊船企業組合が、同活動の一環と
しても位置付け実施したもので、先日の雨で増水した際に
漂着したゴミを船で清掃する班と乗船場から河原やテトラポットを
徒歩で清掃する班の二班に分かれて行いました。

ゴミ清掃船班は、保津峡の入口である山本浜から嵐山までの
約14キロを、16名の船頭達が船に乗り込み朝8時から
12時までの約4時間、休憩なしで懸命の清掃作業に
汗を流してくれました。
また、河原清掃班も、川下りの仕事終了後の午後から
15名が出て清掃に当ってくれました。

私はっちんはゴミ清掃船に同乗し渓谷の掃除を担当したの
ですが、あるわ~あるわ!岩場の隅の舞い込みや川岸には
たくさんの漂流ゴミが浮んでいます。

船頭たちは漂流しているゴミを見つけると船の舵を大きく切り
側の川岸に着けて岩場へ上陸し回収するのです。
もちろん通常の航路からは大きく外れる清掃時のみの操船法なのです。

清掃場所の多くは足場の悪い岩場で、転倒や転落がないように
最善の注意をはらい作業に当らねばなりません。
渓谷のゴミ掃除の難しさがここにあります。

場所によっては右岸側と左岸側の二手に分かれ回収作業に当ります。
ここは小鮎の滝と呼ばれる保津川一落差のある所。保津川下りの
航路ではまだまだ上流部に当る場所なのですが、見る見るゴミ袋
は増えていき船に積み上げられていきます。

ここは1606年から1948年頃までの約350年間、
下った船を出発地まで戻すため、船頭たちが綱で曳き上げる
時に通っていた道‘綱道’です。
まさに保津川水運の文化的遺産ともいえる道も、人が
行き来しなくなった今では、増水時に川の水位がここまで上がり、
漂着したゴミが陳列される道‘ゴミ道’という
不名誉な呼び名に変わって仕舞いました。

また、今回は漂着したゴミを土砂が覆い被せ、川底に
沈んでしまった空き缶やペットボトルも回収しました。
ゴミが沈んでいる砂地は浅瀬が多く、船からも非常に
よく見えてることから景観を損ねていました。
船に乗りながら作業は意外に大変!
沈んでいるゴミ類は水や砂が詰っているので重く、
引き上げるのに相当の力とテクニックを要します。

清掃作業をしてる間も川下りの観光船は通過して行きます。
おや?そこに変わった船がやって来ました~
外人さんたちの団体貸切船です。
「見よ!日本人の環境意識の高さを!」ばかりに懸命な
清掃作業を演出する船頭たち~
そんなアピール?が功を奏したのか?
カメラのシャッタ音の嵐と大きな声援を送って下さいました。
「帰国したら国で保津川の船頭たちの清掃活動を紹介してね」
と見送るはっちん。もちろん英語で・・・


さて、今回の清掃でも変わったゴミは出てきます。
なんとバイクのフルフェイスです!
これは回収する時、生首が入っていたらどうしよう・・・
とビビリながら回収しました。(保津川では冗談ではないのだ…)

とはいうものの、ゴミの種類は今回も
ペットボトルと空き缶、食品トレーに肥料袋という
「漂着ゴミ・四天王」は変わらず不動でした。
なかでも、ペットボトルが異常に多く、ゴミ全体の
約7割を占めていました。
夏のBBQ後の放置ゴミの影響が考えられます。

今回の保津川一斉清掃で回収されたゴミは
渓谷部だけで土嚢袋65個も出ました。
河原で回収された分も足すと90個にも達し
約1t近くのゴミが回収されたことになります。

毎月の定例清掃会(NPOプロジェクト保津川主催)や
我々遊船の清掃活動など、各種団体が川の環境への
積極的なアプローチを続けていますが、保津川の
ゴミは一向に減少する兆しをみせません。

我々保津川エコ・グリーン委員会としては
今後も回収作業に汗を流し「美しい保津川」
を取り戻すため取り組む所存ですので
心ある皆様のご支援、ご協力の程、
何卒、よろしくお願い致します。

保津川下りエコグリーン委員会一同。

「京都観光未来塾・開塾記念シンポジウム」に出席してきました。

2008-10-09 23:40:28 | 京都情報
今年10月に新設された「観光庁」発足を受け、
京都では次代の京都観光を担う人材の育成を目指して
「京都観光未来塾」が開講されました。

今日9日にはその開講を記念して
「京都観光未来塾・シンポジウム」
が京都駅横のキャンパスプラザ京都で
開催され、京都観光業の末席に汚す私はっちんも
今後の参考のため出席してまいったのです。

日本でも有数の観光地京都。
でも、アジアの経済発展に伴う観光人口の増加、
また団塊の世代の観光ニーズの多様化の中で、
日本観光のスタイルに大きな変化が見られています。
そのうねりを伴う大きな変革期の波に、京都観光も
無縁ではいられず、新たな模索の道を余儀なくされる
ことは想像に難くないでしょう。

そんな背景のもと、観光に対するグローバルトレンドを読み解き、
新たな京都観光の担い手を育成する目的から、京都府観光連盟が
主となり「京都観光未来塾」が今月から開塾されます。

今日の記念シンポジウムは、山田啓二京都府知事の挨拶のあと、
日本観光学の第一人者石森秀三北海道大学教授の基調講演を
皮切りに、同塾を立ち上げた委員である田中誠二大和学園学園長
の同塾についての説明と報告、そして最後は
「次代の京都観光を担う人材とは」と題して
京都ゆかりの方々による「パネルディスカッション」
というメニューで13時30分~17時まで
たっぷり密度の濃いシンポとなりました。

どの先生のお話も示唆に富み参考になる意見ばかりで、
また、時は強い衝撃と危機感を感じながら拝聴いたしました。

でも、不思議にパネリストの方々の発言を拝聴していると
いろんな発想が頭に浮かんできてワクワクするような
感じもしたのです。

とにかく、最近では感じたことのない、強い刺激を受け、
あらためて‘観光’というものの奥深さを教えられたシンポでした。

パネラーは
水島  智氏 国土交通省・観光資源課長
横山健一郎氏 ハイアットリージェンシー京都 総支配人
池坊 由紀氏 華道家元池坊次期家元
村田 吉弘氏 日本料理アカデミー理事長 料亭「菊之井」主人
コーディネーター
上田 耕滋氏 京都新聞社COM事業局長

シンポ終了後、一緒に行った友人と二人で石森秀三先生と
水島智先生に名刺交換を兼ねてお話を聴きに行き、講演や
ディスカッションでは聴けなかった内容についても
語ってまいりました。
参加者のほとんどが帰られた後だったので、かなり
長時間に渡り、お話を伺えたことは大きな収穫でした。

石森先生も保津川下りには強い関心を持って頂けた
との手応えを感じることができました。
友人が水島先生に「官僚にも先生の様な腹の座った
‘武闘派’の方がいることがわかり頼もしく思った」と
話したときはさすがにビックリしましたが
「よく言われるのですよ~国をよくする為にはガンガンいきます!」
と先生が言われたのには恐縮しました。

とにかく、新たな出会いと知識、心構えなど
多くを学べたシンポであったと思っています。


明日9日(木)から銅陀美術高の美工作品展が開催!

2008-10-08 23:51:51 | 京都情報
京都の芸術文化の担い手を養成する高校である
京都市立銅蛇美術工芸高等学校の「美工作品展」が
明日9日(木)から京都市立美術館で開催されます。

この美工作品展は同高校生徒さんの作品を市民へ
紹介するイベントとして、毎年この時期に開催されます。

作品は1年生から3年生まで全校生徒が参加。
特に2~3年生は日本画やデザイン科など8つの
専門科に分かれており、レベルの高い作品が並びます。

私の主宰する空手道場の弟子である畦地拓海君も
同高3年生で漆芸を専攻しており、今年も素晴らしい
作品を制作している模様。
足を運ばれる方がおられたら是非、ご覧になって
くだされば、師として嬉しく思います。


漆(うるし)は日用品から家具調度品美術工芸品など他用途に
使用され″ジャパン″といえば漆器を表すほど、
日本を代表する美術工芸品としての評価をうけています。
特に京都は″京漆器″と呼ばれ、千年の都文化として
全国に認められいます。

古典を守りながら、常に新しい発想を盛り込み発展してきた
‘京都文化’の若き担い手達の豊かな感性と創造力溢れる
作品を是非、ご覧ください。

☆「銅陀美術工芸高等学校・美工作品展」
平成20年10月9日(木)~12日(日)
午前9時~午後5時/入場無料

京都市美術館1階・2階北側展示室
日本画・洋画・デザイン・染織
彫刻・漆芸・陶芸・ファッションアート
及び構成基礎・構成I作品


マキノ映画誕生100周年!「京都映画祭」が明日から!

2008-10-07 23:19:44 | 京都情報
「日本映画の都・京都」をアピールしようと
映画関係者と官・民が一体となって取り込む
「第6回京都映画祭」が明日8日(水)から
開幕されます。期間は13日(月・祝)の6日間。

今年は「日本映画の父」と呼ばれるマキノ省三(1871~1929)
が京都で初めて映画を撮影してから100周年にあたる
ことから、京都市内の映画館などでマキノ作品計47本
の上映やマキノさん孫である長門裕之さんと津川雅彦さん
などゆかりの俳優さんをゲストに呼びトークショーなども
企画されています。

京都映画の歴史は今から100年前、「本能寺合戦」
マキノ省三氏を撮影したことに始まります。
その後、マキノ氏は大河内伝次郎が主演した「丹下左膳」や
「次郎長三国志」などのヒットシリーズなどを生み出し、
「映画の街・京都」地位を不動のものにしました。
そしてマキノの精神は今も、京都映画撮影界に脈々と
受け継がれ、数々の時代劇が作られています。

イベント会場となるのは、映画館では祇園会館(東山区)、
京都みなみ会館(南区)、MOVIX京都(中京区)の3館。
11日には100周年記念シンポジウムが京都造形芸術大学
で行われます。
京都で撮影されている「水戸黄門」の主役である
里見浩太郎のトークショーも9日(木)祇園会館で
18:30から開催されます。
時間があればはっちんも映画館まで駆けつけたいと
思っているところです。

「第6回京都映画祭」

☆10月8日(木)~13日(月・祝)
「マキノ映画誕生100年・徹底特集」名作映画の上映
 場所:祇園会館
☆10月11日(土)~13日(月・祝)
「次郎長三国志」全9部作 マラソン上映会
 場所:京都みなみ会館
☆10月9日(木)~12日(日)
「新作映画/特別上映/京都とむすぶヨーロッパの文化」
 ードイツ・フランス・イタリア名作映画特集ー
 場所:MOVIX京都
☆10月11日(土)13:00~17:00
「京都・映画100年宣言」特別記念シンポジウム
 場所:京都造形芸術大学・人間館3階 NA302教室
    入場無料
☆「マキノ省三を語る」ゲストトークショー
 場所:祇園会館
 8日(水)18:00~長門裕之さん・マキノ佐代子さん。
 9日(木)18:30~里見浩太郎さん
11日(土)16:30~丘さとみさん
12日(日)16:30~富司純子さん
13日(月)17:10~津川雅彦さん

「ふるさと清掃運動会」で船とラフティングが初タッグ!

2008-10-06 23:51:01 | プロジェクト・保津川
写真は昨日行われた「ふるさと清掃運動会in保津川」
でラフティングボートに乗り込みリバーガイドさんと
一緒に川岸の清掃をしたはっちんです。

たった今、記事が消滅したので、とりあえず写真だけ・・・





どうや! 

こんなに・・・いっぱい拾ったぞ~