昼前に新橋に着き、蕎麦屋「T」へ。細打ちと太打ちの2色もり。歯ごたえの差がはっきりしていて、かなりうまい。つゆもいける。店は4人がけテーブル6卓なので、一人客の私はちょっと落ちつかない。酒も飲まず、早々に食べて、ホテルにチェックイン。小休憩の後、新橋駅ビル2号館の地下に立ち飲みの店があるということで、行ってみる。
大抵の店はランチタイム中で、酒を飲んでいる人がいないようだが、一軒だけ早くも飲み客が見える「K」という店へ。ビール2、おしんこ、マグロぶつで勢いを付ける(200円の割には、マグロなかなかいい)。目の前の小皿にお金を置いておくと、お店の人が品物の値段分を持っていってくれるキャッシュオンデリバリーシステムだ。
上野へ移動。西洋美術館の「ウィンスロップコレクション」へ。フォッグ美術館所蔵の19世紀のイギリス・フランス絵画展である。一番よかったのはギュスターブ・モローの「出現」。半裸のサロメが指をさした中空に、ヨハネの生首が血をしたたらせて出現している画である。サロメが強烈で、確かにこの人に命令されたら、何でも言うことを聞いてしまいそうだ。その後、常設展示を見るが、濃い画が多くて疲れる。
その後散策し、かっぱ橋商店街を歩いて、池波正太郎記念館へ。しかし残念ながら本日休館。
17時になり、浜松町の「A」へ。立ち飲みで知られる店だが、店内には席がある。「中でも良いですよ」とおばちゃんが言ってくれるが、あえて店頭で立ち飲み。ビール、酒、煮込み、タン焼き、そしてこの店の名物と言えば、軟骨入りの鳥タタキだ。柔らかい歯ごたえに、軟骨のつぶつぶ感が合わさり、食感よし。タレの味付けも良い。
周辺は帰宅途中のサラリーマン、OLが多い。「コイツら何やってんだ」的な冷たい視線もあるが、「お、うまそうだな」と言う顔をする人も多く、その中で飲むのは楽しい。食べ終えて、歩道の反対側に回ると、当たり一帯は焼き鳥の煙で真っ白、大勢の人だかりと何ともいえない風情になっていた。
ホテルでちょっと休息してから、銀座の「GA」へ。この店はなんと100歳の方がマダムを務めているのだ。最初はカウンターに座っていたので、ずっと座っているのかと思いきや、やがて私の隣に来る。「どちらから来たの」「札幌です」「札幌だと山崎さんのお店には行くの」などと会話。全然耳が遠くないようだ。
その後も新しいお客が来るたびに挨拶に回っており、ちょっと100歳には見えない元気さだ。マダムの動きを眺めつつ、シーバスリーガルソーダ、マティーニ、フェイマスグラウスソーダ(自分もそうなのだが、「初めて来ました」という客が多い。観光地化している感あり)。
結構緊張して飲んでいたので、酔ってない。もう一軒「hB」という店へ。カウンター8席の小さい店で、テーブル席がなく、小ぢんまりした隠れ家スタイルのいい店だ。明るい店主(女性)と店の主のような兄さんと会話しつつ飲む。フェイマスグラウスソーダ、スコッチ(銘柄忘れた)、カルバドスとグレープフルーツを合わせたカクテル。さすがに酔った。
本日の歩数、28943歩。
大抵の店はランチタイム中で、酒を飲んでいる人がいないようだが、一軒だけ早くも飲み客が見える「K」という店へ。ビール2、おしんこ、マグロぶつで勢いを付ける(200円の割には、マグロなかなかいい)。目の前の小皿にお金を置いておくと、お店の人が品物の値段分を持っていってくれるキャッシュオンデリバリーシステムだ。
上野へ移動。西洋美術館の「ウィンスロップコレクション」へ。フォッグ美術館所蔵の19世紀のイギリス・フランス絵画展である。一番よかったのはギュスターブ・モローの「出現」。半裸のサロメが指をさした中空に、ヨハネの生首が血をしたたらせて出現している画である。サロメが強烈で、確かにこの人に命令されたら、何でも言うことを聞いてしまいそうだ。その後、常設展示を見るが、濃い画が多くて疲れる。
その後散策し、かっぱ橋商店街を歩いて、池波正太郎記念館へ。しかし残念ながら本日休館。
17時になり、浜松町の「A」へ。立ち飲みで知られる店だが、店内には席がある。「中でも良いですよ」とおばちゃんが言ってくれるが、あえて店頭で立ち飲み。ビール、酒、煮込み、タン焼き、そしてこの店の名物と言えば、軟骨入りの鳥タタキだ。柔らかい歯ごたえに、軟骨のつぶつぶ感が合わさり、食感よし。タレの味付けも良い。
周辺は帰宅途中のサラリーマン、OLが多い。「コイツら何やってんだ」的な冷たい視線もあるが、「お、うまそうだな」と言う顔をする人も多く、その中で飲むのは楽しい。食べ終えて、歩道の反対側に回ると、当たり一帯は焼き鳥の煙で真っ白、大勢の人だかりと何ともいえない風情になっていた。
ホテルでちょっと休息してから、銀座の「GA」へ。この店はなんと100歳の方がマダムを務めているのだ。最初はカウンターに座っていたので、ずっと座っているのかと思いきや、やがて私の隣に来る。「どちらから来たの」「札幌です」「札幌だと山崎さんのお店には行くの」などと会話。全然耳が遠くないようだ。
その後も新しいお客が来るたびに挨拶に回っており、ちょっと100歳には見えない元気さだ。マダムの動きを眺めつつ、シーバスリーガルソーダ、マティーニ、フェイマスグラウスソーダ(自分もそうなのだが、「初めて来ました」という客が多い。観光地化している感あり)。
結構緊張して飲んでいたので、酔ってない。もう一軒「hB」という店へ。カウンター8席の小さい店で、テーブル席がなく、小ぢんまりした隠れ家スタイルのいい店だ。明るい店主(女性)と店の主のような兄さんと会話しつつ飲む。フェイマスグラウスソーダ、スコッチ(銘柄忘れた)、カルバドスとグレープフルーツを合わせたカクテル。さすがに酔った。
本日の歩数、28943歩。