散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

迷った結果、西11丁目にて

2019年08月10日 17時22分50秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
今日はすすきので本格的に飲もうか、それともなじみの店で軽く行くか、琴似に戻って一杯やるか、いろいろと悩んでいた。しかし、西11丁目の「O」にしばらく行っていないよな。ちょっと顔を出していくか。

ということで、若干腹も減りだした16時過ぎに店に入る。先客が数組いたが、カウンター席は空いているので、そちらに座る。最初はバイスサワーとハムとキャベツのコールスローでスタート。コールスローはついつい手が伸びてしまう、食べやすい味だ。



それからこれがあると頼みたくなる、十勝マッシュの天ぷら。今年は結構、十勝マッシュを食べているが、キノコの水分を最も効果的に食べさせてくれるのは、この店の天ぷらかも知れない。



飲み物を小鶴のロックにして、次は軟骨空揚げ(カレー風味)だ。



これが思いのほか歯ごたえがあり、今日は腹も減っているし行けるぜ! と思っていた私の野望は砕かれた。



何となく腹いっぱいになってきたので、今日はこの辺で切り上げて、家で細々と飲むかな。疲れもあるしそれが良いのかもしれない。

20190810ギャラリー巡り

2019年08月10日 16時00分26秒 | ART
本日は東急→エッセ→大丸→文学館→三越→ひと粒→書肆吉成→さいとう→スカイホール→らいらっく→CAI02の11か所。連休中にもう一度出かけるので、あまり無理をしないでおいた。

■東急催事場「ジャイアント馬場展」。入口で馬場さんがお出迎えだ。



PWF、インター、UNの3本のベルト。これがのちに統合されて「三冠ヘビー級」となる。私は馬場さんの全盛期を知らず、どちらかというと三冠以降(鶴田、ハンセン、ブロディ、三沢、川田、田上、小橋)を主に見ていたのである。







馬場さんの「国内通算3000試合連続出場」記念。相手はバーン・ガニアだと思っていたが、それは特別に組まれた記念試合であって、3000試合そのものは、アラビアの怪人ザ・シークという話もあるようだ。



大阪球場での荒法師ジン・キニスキーとの対戦。60分を超える試合となり、あまりの暑さもあって、馬場さんが心の中で「おかあさん、助けて」と思ったという試合である。



ジャイアント馬場とON砲。ONの年棒も現在の価値観からすると破格値だったらしいが、アメリカで稼いだ馬場さんは「そんなもんか」と思っていたそうだ。



何といっても分かりやすいのが馬場さんの靴。写真じゃわかりにくいが、私の前で見ていた女性がその大きさに、いきなり笑いだしていた。



さて、アートファンに向けては馬場さんの画だ。数点の絵画が展示されていたが、風景画を好んで描いていた模様。



プロレスポスターも隅々まで読むと実に楽しい。ダイナマイト・キッドの若い頃の雄姿が載っている。



グレート小鹿という名前の竜頭蛇尾感はスゴイ。



欧州の帝王ホースト・ホフマンが来日しているが、あの三沢光晴が尊敬するレスラーで、三沢が緑色のタイツにしたのはホフマンの影響だというのは、有名な話である。



全日本が新日本からブレーキの壊れたダンプカー、スタン・ハンセンを引き抜いて、馬場さんが戦った試合の写真。当時、もう下り坂であった馬場さんに対して「ハンセンに殺される」なんて前評判もあったが、何と馬場さんが大奮起。幻のジャイアント・スモール・パッケージホールドで勝ったという試合である。16文キックを見ても、晩年の相手があたりに来るバージョンではなく、リング中央で踏み込んで打っているのが分かる。



馬場さんの試合のビデオ映像を流しているコーナーもあり、ちょうどやっていたのは馬場VSラッシャー木村。後のいい人になった木村ではない時代の試合である(但し、根本的に木村さんはイイ人)。私より上の世代のプロレスファンが熱心に見ていた。



■北海道文学館「歌川広重 ふたつの東海道五十三次」。保永堂版と丸清版の浜松以西の作品が出品されていた。
丸清版「水口」:入道雲と青空が新鮮な味わい。
丸清版「草津」:草津ですでに琵琶湖が見えてくる。
丸清版「大津」:しかし、大津では琵琶湖の姿はなく、大津絵の売店が描かれている。

保永堂版の方がいつもよく見る東海道五十三次であるため、丸清版の方が新鮮にうつるのであった。他に東海道中膝栗毛の資料や、「庄野」を1版ずつ刷っていく様子を展示したもの(確か24図くらいあった)が興味深かった。



■CAI02「1つの言葉、3つの文字」。「助けて!」という言葉を日本語と英語、(おそらく)アラビア語で掲げて、どうなるのかを映像化した作品。
「POSTER」:2018年の作品。「助けて」ポスターを工事現場の囲いに張ろうとするのだが、ポスターが大きすぎるために、貼っても貼ってもはがれてきてしまう。まさに誰か「助けて!」な映像になっており、面白い。
「HANDCART」:2019年の作品では大きな「助けて」プレートをリアカーで移動させる作品。参院選のポスターが写り込んでいるのを見ると、まさに今年の映像である。普通に備品を運んでいるように見えるので、「助けて」という言葉には誰も反応しないようだ。

前から気になっていた

2019年08月10日 12時11分47秒 | 食べ歩き
今日の昼食は夜の事を考えると軽く済ませたい。ということで、以前からギャラリー巡りの最中で気になっていた、東急デパートの6階にある「SS」に入ってみた。基本的に甘いものの店に見えるのだが、昼はご飯ものとパスタのランチメニューがあるのだ。

一人だったので、奥のカウンター席に座り、パスタセットのミートソースを選択。飲み物は食後にホットコーヒーを持ってきてもらうことにした。まずはサラダとスープが出てくる。スープはオニオンスープで味は良いが、カップが軽くてちょっと安っぽいかも。



それからメインのミートソース。ボリュームは少な目という感じか(写真の見た目よりは多く感じた)。



食べて見るとトマトの風味が強く、限りなくさっぱりしたミートソースである。

食後にホットコーヒー。結構濃厚な色をしていたが、あまり風味がしない。私はどす黒いくらいの風味のコーヒーが好きなんだがなあ。



勘定をしようとすると、後ろにいた客が全員女性だということが分かった。分かってはいたものの、店の全ては完璧に女性向けのつくりなのであろう。レジ前に立った時にチラと横のテーブルを見ると、そこにいた女性が珍しい動物でも見るかのように私を見ているのと目が合ってしまった。まさにここにおける男性は珍獣扱いということが良く分かった。



決して店の雰囲気や扱いが悪いということではありません。