散歩日記X

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なぜか北九州(17) 謎のB級グルメ

2015年09月20日 12時14分11秒 | 食べ歩き
歩いて、門司港の観光エリアに到着。実際にクラシックな建物もあるのだが、どうも小樽メルヘン交差点界隈の香りがして、あまり好きな雰囲気ではない。

ちょうど上がっていた跳ね橋が下りる所を見て、その橋を渡る。橋の上大混雑…



門司港レトロ展望台(展望台そのものは31階のビル)に昇り、周辺を見渡したり、お土産屋さんに立ち寄ったりして、段々腹が減ってきた。



さて、この門司港で私が食べたかったもの、あの有名な焼きカレーではない(有名じゃない?)。北海道の人はまず知らないのではないだろうかと思われる「ちゃんらー」である。いや、今、検索してみたところヒット件数が237万件だったので、もしかして有名なのかも(そんなことないか)。

とてもおおざっぱに言うと、ラーメンのスープにちゃんぽんの麺を使用して作られた料理で1960年頃にできたものらしい。ラーメンスープといっても和風出汁なので、一般的な感覚としてはうどん出汁といった方が近いかもしれない。

それが食べられるという二代目「K」食堂へ。どう注文するか悩んだのだが、焼きめしとちゃんらーのセットにしよう。待つことしばし、まずはちゃんらーから。



そして焼きめし。



早速食べてみると、まずはちゃんらーの出汁が体にしみわたる。ごくあっさり目なのだが、上に乗っている豚肉を炒めた香りが入り、香ばしさがある。焼きめしの方は、これぞ「ザ・焼きめし」と言う感じ。脂が強くないので、まさに自宅で作ったような味なのだが、こちらも醤油風味の香ばしさがいい。また焼きめしを食べてからのちゃんらースープというように、2品の味の組み合わせも抜群である。焼きめしは安易な店だと作り置きしておきたくなるだろうが、たった今、作りたての所が嬉しい。

この他にもメニューには焼きちゃんらー、冷やしちゃんらー等のバリエーションや、おでん、カレーといったものもあるので、近所にあればぜひ再訪したい店である。いや、それよりもまずは飽きのこないちゃんらーをもう一度食べるべきだな。

時には行列ができるであろうこの店(表に椅子が用意されていた)、なぜか今日は空いていたが、お店の人の感じも良く、いい思い出になった。



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