散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20150822ギャラリー巡り

2015年08月22日 16時46分36秒 | ART
最高気温は27度位になるという予報なので、半袖姿で出かけたところ、まだ8時台なので少々涼しい。空を見上げれば、もうすっかり秋の雲だ。



本日はセンチュリーホテル→道銀駅前支店→大同→時計台→道新→大通→富士フイルム→アリアンス→スカイホール→さいとう→三越→エッセ→レタラの13か所。

■センチュリーロイヤルホテル「化石展」。
プリオサウルスの仲間の頭骨。と言っても発掘されたのは顎のごく一部の骨の模様。

 

モレノサウルス(いわゆるクビナガリュウ)。全長11メートルとあって、首が猛烈に長い。



いわゆるアンモナイトの化石。ちょっと模様部分が気持ち悪い。



■時計台ギャラリー「高田健治展」。
「辰尋」:人肌を思わせる色に象徴的なフレームを描き込んだような作品。

「水谷のぼる遺作展」の彫刻も興味深かった。

■ギャラリーエッセ「モリケンイチ個展」。予想以上にいろいろな傾向の作品があり、良い展覧会だった。

今日の札幌、日中はまだ夏の雰囲気。



■ギャラリーレタラ「絵画の未知数 小林麻美、白鳥洋一、林亨、ミクニキョウコ 4人展」。
小林麻美「まばたきする身体-やわらかな展示室」:路地の壁には画中画が沢山描かれている。歩く女性は透けて見え、歩道のメッシュの中に溶け込むように描かれている。「ジョジョの奇妙な冒険」の味わいでもある。

飲みたかったみたい

2015年08月22日 16時27分27秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
大体、土曜日は仕事の事をすっかり忘れているのが常なのだが、本日は陰鬱だったようである。どうにもモヤモヤした気分のまま、西11丁目の「O」へ。15時ちょっと前だったので、店主に声をかけて入れてもらった。

早速爽やかにバイスサワーと行きたいところだったが、バイスエキスが品切れ。やむを得ず、ホッピー黒に切り替えた。つまみは花ニラとハムの和え物、北海シマエビを注文。



 

花ニラは歯ごたえと香りが好きなんだよね(注文2回目)。それからシマエビは5匹ついてきた(120円なのに)。これ、通しで350円とか500円取る所もありそうだが、良心的なのである。

続いて、逆鉾をロックで注文。「逆鉾って鹿児島出身なんですかね?」と言うと、店主がピンと来ていないようで、「ほら、あの力士で」というとスマホで検索されてしまった。全く、君は逆鉾を知らんのかね!?

結果的に逆鉾は鹿児島出身だった模様。それにしても力士の名前と言われると、北の湖、輪島、貴ノ花、大受、魁傑、旭國、増位山あたりが出てくるのは、時代遅れなのか(時代遅れだろ)。

メンチカツを半分(1個)注文し、続いてシュウマイが出来上がったばかりのため2個注文。

 

最後は相当酔っぱらっていたような気がする。さらに焼酎をロックで注文し、鯖スモークまで注文している(ま、記憶は当然あるのだが、少々、別次元に入っていた模様)。



少しはすっきりしたのだろうか。

病院の検査明け

2015年08月22日 11時12分39秒 | 食べ歩き
本日は久々の検査。大体、検査結果の数値は安定しきっており、薬をもらいに行くだけのような状況なのである。しかし、朝食を抜かなければならず、検査の結果が出るまで1時間はかかり、最終的に10時半頃に薬をもらって全て終了。今回も結構な金がかかった。

さて、早速の朝・昼食だ。11時前なので、開いているお店が限定されており、いつものごとく札幌駅直結の「SZ」へ。いろいろ野菜のピクルスをつまみながら赤ワインを飲み、本日は珍しくハンバーグを注文。

 

写真が暗くて、マズそうだが、味はまあまあであった。11時を過ぎると客がどんどんやってくる。やっぱり値段が安いし、この時間から開いているし、ということなのだろう。

今週は振り回された

2015年08月21日 21時20分11秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今週は振り回されたというしかないよ。まあ何とか金曜日の仕事も終わり、本屋さんをちらりと眺めてから琴似へ移動。久しぶりに居酒屋「D」へ行ってみよう。

私が入店したタイミングはカウンターに1人しかいなかったが、その後、混雑してきたので危ないところだった。最初はミニビールと芋の煮っ転がし。どうやら青南蛮が入っており、ちょっとピリッとした味がする。



刺身盛り合わせはタコ、ボタンエビ、サーモンルイベ、サンマ、しめ鯖、ナガスクジラという組み合わせ。今年、初サンマだが、まだ結構値段が高いようだ。鯨は普段はせいぜいミンククジラだが、今日はナガスクジラがあったとのこと。身がしっとりしている。



酒は伯楽星に切り替えて、次は鶏むね肉野菜ソースかけという、良く分からないメニューを注文したところ、到着したのがこれだ。



鶏肉に乗っているのは黄色っぽいソース。ニンジン、セロリ、ニンニク、生姜等を炒め、フードプロセッサーにかけ、少量のマヨネーズで和えたものらしい。香味野菜が効いているというよりは、もっとソフトな柔らかい味わいである。

もう一つ酒を飲み(銘柄失念)、焼きサンマ煮を注文。生のサンマが入るようになり、大ぶりの冷凍サンマの値段がぐっと下がったので作ったのだとか。サンマを香ばしく焼いてから、圧力なべで煮たもので、骨まで食べられるのだ。



ネギたっぷりなのも嬉しいところだ。

最後は洋酒に切り替え、ブローラ22年を注文。おまけにグレンロセス1987を味見させていただいた。

 

鶏のササミかつカニソースも大変気になったのだが(隣の客に出ていたが、実に美味そうだった)、そんなには食べられず、ビーフジャーキーとチーズのつまみでウイスキーを飲む。



ブローラも良かったが、やはりカスクのグレンロセスはパンチがあって旨いウイスキーだった。これで何とか週末にたどり着くことができた。私の夏休みは来月の予定なのだが、果たして無事に取得できるのであろうか。

何とも言いようがない日

2015年08月20日 01時07分55秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は何とも言いようのない事態に飲みに行くしかなかった。まずはバスセンター駅付近の居酒屋「I」亭。いつも見かけて入るのだが、入店するのは初めて。

ビール、ハイボールを飲み、鴨わさ、イカ焼き、シーザーサラダ、鶏空揚げ、冷奴、キムチ等。まずます。

これで帰れない気分の人たちと、狸小路界隈のバール「CS」へ。赤ワインと白ワインを飲んだ。何か食べたと思うのだが、今となっては思い出せない。

タクシーで帰り、1時過ぎに就寝。疲れた。

20150818最近読んだ本

2015年08月18日 23時32分29秒 | 読書
■「皆勤の徒」酉島伝法

■「黒幕」池波正太郎
再読。

■「浜村渚の計算ノート 6さつめ」青柳碧人
素数はいいね。

■「別HO 2015年9月号増刊」
札幌の昼めし、夜ごはん。最近、新しい店の開拓をする気が起きていない。

■「監察特任刑事」姉小路祐
「相棒」もビックリの監察不祥事。

以下、図書館の5冊。
■「裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか」北尾トロ
再読だった。

■「ぼくに死刑と言えるのか」北尾トロ
こっちも再読だったか。

■「これが裁判か!」田邉信好
問題あるんだろうなあ、裁判員裁判。

■「ストーカー病」福井裕輝

■「どーしてこんなにうまいんだあ!」椎名誠

一旦、波が引いた

2015年08月18日 19時14分17秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
状況が変動し、先が見えにくい毎日。今日は一旦、仕事の波が引いて、少々暇になった。久しぶりにバー「n」へ。

1杯目はジンフィズでさっぱり。



2杯目は「フェルネブランカと十勝ブランデーで」と無茶ぶりをして見たところ、そこにフランボワーズを合わせるという手段で、なかなか面白い味のカクテルが登場。普段のマスター氏が夏休みなのだが、代理店長氏もなかなか大胆だね。



3杯目は「ウイスキーらしいカクテルを」とお願いしてみると、ピートモンスター+ラガヴーリン16+カルパノ+チョコレートビターズという、これまた踏み込んだカクテルがやってきた。

 

「ピートモンスターは香りがいいですが、味のふくらみが物足りないかと」ということで、私の好きなラガヴーリンで味わいをアップさせたらしい。これは大胆なカクテルだ。

というところで、気分良く、少々酔っぱらって帰宅する。

体調を整える

2015年08月16日 13時14分40秒 | 食べ歩き
やはり本日は休みの飲食店が多いようだ。タイは仏教国だが、お盆というものはあるのだろうかと考えつつ、琴似のタイ料理店「S」に行ってみたところ、幸い営業していた。

ここ数日のご乱行を反省し、空芯菜の炒め物とタイ風卵焼きの定食を注文。最初に来るのは鶏肉のスープ(トムヤムガイ)とサラダ。どっちも辛いのである。



空芯菜の炒め物。唐辛子をよけながら食べるのだが、辛いのである。こんな葉っぱ炒めがご飯のおかずになるのかという話なのだが、意外と大丈夫なのだ。



タイ風卵焼きは甘めのソースがかかっており、揚げた感じに近い。いや、ちょっとだけ辛味があったのかなあ。他の味付けに麻痺して、少々分からなくなりつつある。



ちなみに奥のピンク色のものはカクテルではなくてグレープフルーツジュース。私以外の客はビールを飲んでいる人が多いようだなあ。それから、今日はあまり気温が上がらなさそうだったので、タオルを持ってくるのを忘れたが、汗が止まらなくなる。失敗だった。

この後、図書館に行き、ちょっとだけ買い物をして帰宅。


20150816最近読んだ本

2015年08月16日 10時28分49秒 | 読書
■「一升桝の度量」池波正太郎

■「よしえサンのクッキングダンナ ゲキウマスイーツ&酒のツマミ編」須賀原洋行

■「ふらり旅いい酒いい肴2」太田和彦
大人になって、長崎にはもう一度行きたい気がする。

■「もっと! 仏像に恋して」真船きょうこ
文庫化したので、読んだことはあるが買ってみた。

■「第八艦隊ネスト ペリーローダン502」テリド、マール
500巻を越えてから、いまだに太陽系帝国のメンバーが登場しない。どうなるのか?

■「砂星からの訪問者」小川一水
久しぶりに読む、行動原理が良く分からない異星人とのコンタクトもの。

■「台湾一周! 安旨食堂の旅」光瀬憲子

■「O.tone vol.82」
今月は野菜特集。たまには良いのでは。創作の庭では岡部昌生「被爆樹に触れて」が紹介されていた。

敗戦記念日に小樽へ(5)

2015年08月15日 20時34分01秒 | 飲み歩き・北海道内
小樽の締めは当然のことながらバー「A」へ。まだ少し明るい中、本日の一番客となった。



最初の一杯はジンフィズから。



前回隣の客が食べていて気になった、煎餅でバターを挟んだものをお願いし、通しに入れてもらった。



2杯目はシャンゼリゼ。



3杯目はレディーズカクテル。この辺で他の客がそろそろ顔を出す時間帯か。



本当はもう一杯くらいのんびり飲みたいところなのだが、昼から飲んでいるためそろそろ撃沈ムードが漂ってきた。それじゃあ帰ることにするか。最寄りのバス停に行くと、ジャストタイミングで札幌行きの高速バス到着。



途中、少し眠ってしまったものの、無事、自宅最寄りのバス停で降りることができた。

敗戦記念日に小樽へ(4)

2015年08月15日 18時20分07秒 | 飲み歩き・北海道内
昼にも一杯飲んでいるので、小樽での夕食は悩むのだが、今日は突然焼鳥を食べたくなった。以前、小樽での焼鳥有名店に行ったことがあるのだが、そこの流れをくむという「I」を初訪問。

カウンターは満席という感じではなかったが、実は予約も入っているらしく、ギリギリで座れた模様。

 

生ビールを頼むと、通しに浅漬けがついてきた。湿度が高いせいかことのほか旨いビールを飲みつつ、焼鳥を待つ。段々状況が呑みこめてきたが、お盆のせいか目の前で大量に焼かれているのは持ち帰りのお土産らしい。

ややしばらく待った所で、私の所に腸ガツがやってきた。いきなりそんな所を頼むのかと思われるかもしれないが、これがメニューのトップ品なのである。タレは茶色くトロッとしており、いわゆる醤油ダレには見えない(その色をお見せしたいところだが、状況を把握するまで写真が撮りにくいので、写真無しある)。

濃厚そうに見えるが割とあっさりしたタレに、隣の客を見習ってコショウ等を合わせつつ食べる焼鳥は、すいすいと食べやすい。コップ酒を頼んで、次はつくねが到着。やっとここで写真を撮ったのだが、1個食べたところで、申し訳ない。



ちょっと変わった感じのタレの質感が分かるだろうか。つくねも結構タレでいける。注文を見ていると、塩味を頼む人もいるようなので、次回はそちらも試してみたいかも。

かなりの混雑で入店してきたオジサンが断られそうになった所で、よし今日はこの辺で、と腰を上げることにした。次回来た時は、ぜひかしわ塩と手羽先、チャップ等を頼んでみたい。

 

敗戦記念日に小樽へ(3)

2015年08月15日 16時56分42秒 | ART
小樽ではオーセントギャラリー→小樽美術館→小樽市民ギャラリー→小樽文学館と巡る。

■市立小樽美術館「花ひらく近代洋画の世界」。
野口弥太郎「上海」:明るく開放感あふれる上海風景。ちょうど、太平洋戦争の始まった年に描かれた作品だ。
松田文雄「海(波)」:ザッバーン! とでも効果音をつけたくなるような、岩礁に波しぶきが力強く描かれた作品。
小磯良平「朝」:ピンク色の服を着た女性。赤いポットの色彩を目立たせ、引き算していくような作品。
熊谷守一「玩具」:茶と水色の色彩の妙。常に気になるので、やっぱりある種の素晴らしさがあるのだろう。

この他、有名どころは藤島武二、有島生馬、梅原龍三郎、須田国太郎、中川一政、児島善三郎、猪熊源一郎、東郷青児、安井曾太郎、和田英作、里見勝蔵、鳥海青児、麻生三郎、福沢一郎、林武、など。有名画家の見たことのないような作品というのは、決して名作ばかりではなくても、見ていて楽しい。



■市立小樽文学館「小樽坂道物語展」。
小樽市内でも20度を越える坂はそうないのだとか。それを体験できるコーナー。まあ、山登りだな。



三宅悟「秋の北手宮」(左)、「冬の北手宮」(右)。



あ、雨も上がってきたみたいだ。



ここで酔いをさまそうとコーヒー休憩。と言いつつ、酒を飲んだ後にコーヒーを飲むと、相反する作用で余計酔うような気がするのは私だけ? 「美味しんぼ」も昔の態度がデカ過ぎる海原先生の頃は、楽しいよ。



そろそろ閉館の時間である。


敗戦記念日に小樽へ(2)

2015年08月15日 15時43分12秒 | 飲み歩き・北海道内
さて、小樽のバル「C」へ(前回まで”バール”と表記していたかも)。今回は1か月ちょっとぶりなので、それほどの御無沙汰ではない。最初の一杯は強烈な刺激を求めて、テキーラ+ジンジャーエール+ライムのカクテル。実は今回初めてこのジンジャーエールにむせなかったのだが、それをお店の人には見て頂けなかった。

つまみにタコとエビとジャガイモのアリオリを注文。少し蒸し暑い今日のような天気にはピッタリだ。



2杯目はミントジュレップと思ったらミント切れだったので(モヒートが大量に注文されたのだとか)、つまみに合わせて白ワインを注文。

3杯目は強力なものをということで、ウイスキー+ジンジャーワイン+シャルトリューズヴェールのカクテル。「風呂上がりにピッタリです」ということだったが、どの辺がなのだろう? ジンジャーとシャルトリューズの香りが、入浴剤のように香りの効果を出すのかな。

と、少々酔っぱらったところで、雨が強くなってきた中、美術館へと向かう。


敗戦記念日に小樽へ(1)

2015年08月15日 14時22分15秒 | 旅日記
今日は元々小樽に行こうと思っていた。午前中から札幌市内のギャラリーを巡り、昼食を取る。13時の電車で小樽へ向けて出発。早起きだったので、電車の中ではウトウトしてしまった。観光客らしい人も電車には乗っているものの、さほどの混雑ではない。

小樽駅に到着し、駅から左手の方の歩道を歩くと、タクシー料金概算表が目に入った。これ、余市や札幌はまだしもとして、留萌36,670円、函館58,700円、えりも岬60,570円というのは誰かの役に立つのだろうか(しかも概算に見えないし)。



小樽駅からしばらく歩いているうちに、雨が降ってきた。

 

市場は休みの模様だが、鶏の半身揚げを出す小樽の有名店の前は大混雑。行く人は十分に注意されたい。私は14時の営業開始を待って、楽しみにしていた銭湯へ。前回、7月初旬に小樽に来たのだが、この時は銭湯に行ったら風邪をひきそうな気温だったのだ。



ここでひとっ風呂浴びてから、一杯やりに行くというのが本日の予定なのである。早速、料金440円を払い、脱衣場へ。本日は結果的には完全一番風呂であった。最初に入ったのも私だし、風呂を上がって服を着終わったころに次の客が来たので、それまでは私一人だったのだ。

実に気分良く風呂を出て、雨も小休止している中、風呂上がりの一杯を求めて歩く。

※ちなみにタイトルには「8月15日に小樽に行った」という以外の意味は特にない。私は政治的な意見は選挙でしか述べないようにしているので、何らかの政治的な意図もない。しいて言うと「終戦記念日」という言葉はゴマカシだな、ということか。