草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

いくら病気でも百田氏が暴論を吐くことは許されない

2024年12月19日 | 日本保守党
 事務総長の有本香氏が、百田尚樹代表と言い合いをして、電話を切った後に「この人は障害があるんだと思う。発達障害なんだと思う」と語ったという。百田氏自身が自分は発達障害であるかのような言い方をしており、そのこと自体は問題があるわけではない。
 しかし、国政政党の代表である百田氏が、だからといって何を口にしてもいいわけではない。これまでの暴言の数々は枚挙にいとまがない。それを正当化することはできないのである。その病気と闘っている人もいるわけで、誤解を招くことになりはしないかと案じてしまう。
 百田氏の最新刊は『狂った世界』である。題名からして読む気にならないが、政党をつくって、国家、国民のために働こうという気概が感じられない。
 本が売れなくなって久しい。大手出版社がベストセラーを狙って、際物を出す傾向が強まっている、悪貨が良貨を駆逐するのである。保守を名乗るのであれば、やはり古典を読むべきだろう。そんな私でも、百田、有本両氏の『日本国紀』を買っており、あまり大口を叩く立場ではないが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有本氏が百田氏に向って「信じられない人ですよ」と発言

2024年12月18日 | 日本保守党
 昨日の夜中に何気なくXを見たらば、百田尚樹チャンネルのユーチューブが話題になっていた。その動画を再生したらば、百田氏が有本香氏に怒られていた。
 あまりにもすごい剣幕であったので、いやはやビックリしてしまった。有本氏がニコ動画をやっている最中に、百田氏がユーチューブを開始したというので、怒り心頭に発したようだ。
 極めつけは有本氏の「本当に百田さんは信じられない人ですよ。自分のことしか考えていないんですから」という言葉であった。百田氏はこれには言い返したが、なぜか怒鳴り合いにはならなかった。
 政党を立ち上げたというのに、それよりも自分の金儲けを優先させているという批判がある。まさしくそのことが明らかになったかのようなやり取りであった。それを目の当たりにすれば、どんな人でも引いてしまうのではないだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再生回数が激減する朝8の今後

2024年12月14日 | 日本保守党
 日本保守党のネットでの人気も陰りが見えてきました。百田尚樹、有本香両氏の朝8の再生回数が、最盛期と比べると激減しているようです。そういう僕も見なくなってしまいました。旧「虎ノ門ニュース」はよく見ていましたが、わざわざ見る気にはならなくなったからです。決まった人間が出て、決まりきったことを言うのでは、もはや意味がないからです。
 旧「虎ノ門ニュース」は、サヨクの影響下にあるオールドメディアへの対抗心があり、保守派の不満を代弁する役割がありました。色々な分野の人たちが登場することで、かなり勉強にもなりました。
 しかし、朝8にはそうしたことが望めません。自分たちのつくった政党のプロパガンダを繰り返す流すだけです。それでもなを見続けるというのは、ほんの一握りの党員の人たちだけになってしまうでしょう。
 そもそもネットの世界は、自由な言論空間であり、特定の勢力が支配するようなことがあってはなりません。取捨選択をするのはあくまでも個人であり、それが尊重されなければならないからです。悪貨が良貨を駆逐するようなことは、断じてあってはならないからです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネット民が冷静な判断が試される時代に

2024年12月07日 | 日本保守党
 何度でも言いますが、飯山陽さんと百田さん・有本さんのバトルは、誰の目から見ても飯山さんの勝ちです。片方だけでなく、両方の支持者の対応も参考になります。その辺の突っ込みどころを、優秀なネット民が解説してくれています。
「まゆみ」という人のXなどは的を射ています。有本さんが‘’「寄付金控除申告は振込の控えで」というと、日本保守党支持者は「振り込みの控えで出来るんだー!」と鬼の首でも取ったかのように大騒ぎしました。
 しかし、有本さんが前言を翻して「必要なのは総務省が発行する証明書。領収書は控除になんの足しにもならない」と述べると、日本保守党支持者は「振り込みの控えは領収書と同じだー!飯山は間違っているー!」と必死になって弁護するのですから、訳が分からなくなってしまいます。
 ネットの世界はフェイクばかりといわれていますが、なかにはまともな見方をする人もいるのです。感情論ではなく、どれだけ冷静に判断できるかが、今、私たちは問われているのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本保守党は保守の旗を掲げないのか

2024年11月29日 | 日本保守党
 日本保守党の皆さんは、河村たかし氏の後継として名古屋市長に当選した、広沢一郎新市長の朝日新聞の去る27日付の記事を読んだのだろうか。推薦を受けた日本保守党との関係について、広沢氏は「市政運営への影響はない」ときっぱり言い切ったのである。
 LGBT法を自民党が通したことに反発して、それで結成されたはずの日本保守党は、政策のすり合わせをすることもなく、選挙に利用されただけなのである。保守の旗を掲げるといいながら、結果的にリベラルを応援してしまったのである。日本保守党の党員は、本当にそれで納得できるのだろうか。
 このままでは減税日本と日本保守党は袂を分つことになると思う。そもそも考え方が違うわけだから、当然の成り行きだろう。トップに立っている百田氏や有本氏は、きちんと党員に説明すべきだ。政策を地道に実現していかなければ、出たとこ勝負では、もはや通用しなくなってきているのだから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本保守党は寄付金領収書から逃げてはならない

2024年11月17日 | 日本保守党
 飯山陽さんが問題視している寄付金の領収書の件について、日本保守党は逃げずに説明すべきです。日本保守党に100万円を寄付したAさんに対して、なぜ出せないのでしょうか。
 Aさんが寄付したのが昨年の10月5日であったことで、控除の対象にならなかったのではないか、という指摘を飯山さんはしています。これはあくまでも有本香氏の発言を根拠にしています。 
 有本氏が「(昨年)10月17日時点に遡及する形で課税優遇措置団体になった」という言葉を信じるとすれば、そうした疑いが出てきます。寄付金を集め始めたのは10月3日からで、それまでの期間は控除の対象外になってしまうからです。
 振込先が政党名ではなく「ヒャクタナオキ」という個人名になっていることも腑に落ちません。そもそも領収書と寄付金控除の書類を、Aさんに発行していないことから疑惑が深まってしまったのです。
 日本保守党として5月前に総務省に政治資金報告書を提出していれば、それにともなって領収書と寄付金控除の書類を渡すことができます。それがなぜできないのでしょうか。そうすれば後日、総務省からの書類が届き、税務署に届ければいいのです。日本保守党がやるべきことをすればいいだけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本保守党は政党交付金を全額受け取るべきではない

2024年11月15日 | 日本保守党
「私は嘘を申しません」と言ったのが池田勇人首相の発言は物議を醸したが、日本保守党も、自分たちの掲げた政策に忠実であって欲しいと思う。
 国政政党になったことで、当然のごとく政党交付金を受けることになったが、代表の百田尚樹氏は「政党交付金を諸外国の事例に鑑み、半額程度に引き下げる」(『日本保守党』)とか書いていたこともあり、それを守ってもらわなくてはならない。半分しかもらうべきではないだろう。それができないならば、まさしく投票してくれた人たちへの裏切りである。
 さらに、日本保守党の「党規約と綱領」では「政治家は、最高の公僕であるという信念に基づき、議員報酬等の処遇を国民の所得水準、国際水準に鑑みて不断に見直す」と述べており、衆議院補選に立候補した飯山陽さんに向って、有本香氏は「歳費は3割カットで受け取ってください」と注文したそうだから、所属の国会議員は、そうするのが筋だろう。
 新興政党は政策が全てである。党員や支持者は、それを守ってくれるものと期待しているのだ。世情を騒がせるような発言をするのではなく、手堅くそれを実現させるべきなのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飯山陽さんが日本保守党東京15区の支部長に

2024年03月05日 | 日本保守党
 日本保守党は飯山陽さんを衆議院の東京15区に擁立することになった。あらかじめ予想されたことではあるが、飯山ファンの一人として気がかりなのは、これまでのような動画配信は難しくなることだ。
 まずは自由な発言がしにくくなるのではないか。学究の徒であれば、言いたいことをズバズバ口にできる。しかし、選挙に出るということは、有権者に自分の名前を書いてもらわなくてはならない。一刀両断の攻撃的な舌鋒では駄目だ。政治というのは、妥協点を探る努力をしなくてはならないからである。
 さらに、政治はきれいごとではなく権力闘争である。そこでは悪魔とも手を結ばなくてはならない。その恐ろしさを知っている人間だけが、マックス・ヴェーバーが言うように、本物の政治家なのである。暴力装置としての国家権力も動かさねばならず、一筋縄の世界ではないのであり、動機がどうであろうとも、結果に責任を負わなければならない。
 その一方で飯山さんに期待したいのは、核保有についての議論の先鞭を付けるとともに、自民党や国民民主党などの積極財政派と組んで財務省と果敢に対峙する政治家になってもらえばと思う。
 左派リベラルは、これまでの飯山さんの発言を徹底的にこきおろすはずだ。妨害にもめげず頑張ってもらいたいが、飯山さんどれだけ耐えられるかである。今日の記者会見で、いつもと違って緊張した顔をしていたのが心配でならない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治を変えるには官僚を抱き込む必要がある!

2024年02月25日 | 日本保守党
 政治というのもは高度な判断が求められるが、官僚組織を味方に付けなければ何事もなしえない。その場合に参考になるのが、自由党の指導者であった星亨の政治的な手腕である。日本保守党もその点を考慮しなければ、政権の座に近づくことはできないだろう。
 星が藩閥政府の頂点に位置していた伊藤博文と組んだのは、彼が政治家とし手優れていたからだけではない。伊藤によって育成された官僚組織を利用するためであった。星らの自由党は進歩党と合同して憲政党を設立させながらも、すぐに分裂して伊藤と立憲政友会を立ち上げた。実際に国家を運営するためには官僚組織を無視することができず、目の前に政権がぶら下がっていたからである。
 立憲政友会に対抗してできた立憲民政党にしても、進歩党系が中心になったが、桂太郎系の官僚組織があったことで、現実的な政策を打ち出すことができたのである。
 自民党が長期政権を維持してきたのも、バックに官僚組織があったからである。官僚とて一枚岩ではない。その一角に食い込む努力をしなければ、国の政治を変えることはできない。日本保守党が政権の一翼を担うのであれば、そのことを常に念頭に置くべきだろう。単なる悲憤慷慨だけでは、国の政治を動かすことはできないからである。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本保守党は政治を甘く考えてはならない

2024年02月08日 | 日本保守党
 保守派にも巣くっているいる日本を破壊しようとする勢力を排除するには、付けこまれる隙を見せてはならない。その観点からすれば、百田尚樹氏の添田詩織泉南市議への対応はまずかった。嘘つき呼ばわりして罵倒したと思ったら、舌の根が乾かないうちに謝罪というのは、あまりにも軽過ぎる。 
 さらに、有本香氏がXで連発する「失せろ」とかいう捨てセリフも、聞き捨てならない。これから選挙をする政党の幹部の発言とは思われない。物腰柔らかく語りかけるのが政治家である。自分が立候補しなくても、政党の幹部であることを忘れてはならない。飯山陽さんのような評論家とはまた別なのである。
 岸田擁護派の人たちは、周到に準備をして日本保守党つぶしにかかっている。それは旧統一協会、自民党内の清和研を追い詰めたのと同じである。
 我が国は重大な岐路にさしかかっている。マイノリティや多様性を口にしながら、混乱を引き起こそうとしている者たちに、何と岸田首相が加担しているのだ。
 これでは我が国の将来は危うい。日本保守党が岩盤保守の受け皿になろうとするのなら、常識人でなくてはならず、「犬笛」とか批判されないようにしなくてはならない。選挙もしていないのにガタガタになるようでは問題である。期待していただけに、ついつい苦言を呈したくなってしまう。政治を甘く考えてはならないのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする