草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

独裁中国の崩壊と電通支配の終焉

2022年11月28日 | マスコミ評
 中国が大変なことになり、国内では電通や博報堂の汚職が摘発されているという大変な時に、国会では秋葉復興大臣のなりすましや、旧統一教会のことで騒いでいる。そのような議論をしているときなのだろうか。
 共産党などは選挙前から本人の名前が入ったタスキをかけているのは、あれは違反ではないのだろうか。旧統一教会に関しては、立憲はそればかりを追及しているが、自分たちの同僚議員に付いてはあまりにも寛大ではないだろうか。しかも、信教の自由や財産権の行使といった憲法上の問題を無視して、魔女狩りに加担しているだけではないだろうか。
 それ以上に、中国での民衆の蜂起は、自由と人権を求めての者であり、多くの若者が立ち上がっているのだ。一度自由の空気の触れた若者たちは、独裁権力を断じて許すわけはないのである。
 ソ連や中国の共産主義は、西側の社会主義者が思い描いた理想とは異なっていた。民主的手続きは無視され、レーニン主義的共産党の独裁を正当化しているからだ。その流れを汲む日本共産党、社会民主党、れいわも、党内民主主義などない。日本共産党は不破哲三による独裁が続いているから、志位委員長の在任期間が20年を超えているのである。
 電通や博報堂の大手代理店が、これまで日本マスコミ界を支配してきた。大手スポンサーから仕事を受注した電通・博報堂は、広告を流す場合にも、圧倒的な力を持っていた。キー局からその系列局まで、電通・博報堂様々であった。今回、いよいよ司直の手が入ったことで、媒体と大手広告代理店の闇にも踏み込むべきだろう。そうすれば、テレビ離れはさらに加速することになるだろう。
 中国では独裁体制が崩壊し、日本では、電通などによる歪んだクリエイティブ部門が解体されることは、未来に向けての大きな一歩になるはずである。私たちは今、その歴史的な瞬間に立ち会おうとしているのである。
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