つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

アメ横の茶の君野園

2007年12月11日 | 経済
                  上野のアメ横にある「茶の君野園」

年末になると正月用食品の食材を求めて多くの人が買い物に集まる上野のアメ横がテレビ中継される。今では年末の風物史となっている。
アメ横は、上野駅から御徒町駅までの間にある商店の集まりである。
食料品、魚介類、菓子問屋、衣料品、ゴルフ用品、靴屋、時計屋等々・・・。
売り手の掛け声がこれまた良いものだ。
一度声を潰しただみ声でありながら、よく通る売り声で一日中働いている。
物売り声を聞くことが少なくなった現代では、売り声の華やかさと懐かしさ感じる情緒あるアメ横である。

アメ横の中央あたりに「茶の君野園」がある。
戦後、ここに店を構えて今では3代目社長の君野信太郎氏が社員と共に業績の向上に日夜邁進している。
茶と海苔のお店なので、年配者が多いところであるが、パソコンを利用してホームページを作成して、それを活用して顧客へのサービスを心掛けている。
もっぱら、インターネットの担当は常務の君野玄一氏があたる。
また、若者を惹きつける手段として抹茶のアイスクリームを販売している。
女子中高校生たちがアイスクリームを求めて店も繁盛している。

これから迎える年末商戦、休み無く営業を続ける茶の君野園。
正月も元日からの営業となるようだ。
茶の君野園の益々の繁盛を期待していこう。

(12月11日記 池内和彦)


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