箱根の「函嶺洞門」
新宿から小田急ロマンスカーで箱根湯本まで行きました。ロマンスカーはどんどん新車が登場しており快適な旅行を提供してくれます。先頭の1号車は展望車となっており、乗客は車窓に流れ行く景色を楽しんでいます。
箱根湯本駅からバスに乗って国道1号線を箱根の山に登っていきます。
「函嶺洞門」は、箱根町にある塔ノ沢温泉付近の国道1号線に、落石防止のため造られたトンネル状の工作物(洞門)。長さは170メートルあり、片側が支柱で支えられ外が見える構造になっています。1981年、当時珍しい鉄筋コンクリート造りの洞門として竣工。トンネルの上部は樹木と土砂に覆われております。正月恒例のスポーツ「箱根駅伝」では、絵になる場所なので東京国際大学応援団は重点地区として校名入りの幟を多数並べていました。そこから登っていくと大平台のヘアピンカーブがあり、ここも駅伝のテレビ中継地点にもなっています。宮ノ下の富士屋ホテルはリニューアル中であり休館しています。
小涌園まで行きましたが、昨年秋の大雨豪雨で箱根の山は大きな被害を受けており、箱根登山鉄道は土砂災害に遭い復旧工事中で運行停止状況が続いております。観光としての打撃も多くて、外国人旅行者の姿はとても少なかったです。
(2月6日記)