つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

事故慰霊碑除幕式

2020年07月12日 | 社会

                  東池袋自動車事故慰霊碑

平成31年(2019年)4月19日、東池袋で12名の死傷者を出した自動車事故がありました。
その事故を風化させないために豊島区は慰霊碑を設置しました。当初は事故の一周忌に除幕式をする予定でしたが、新型コロナウイルスのために延期されていました。
慰霊碑除幕式は、多くの報道カメラマンが並ぶなか、高野之夫豊島区長が慰霊碑を設置した経過報告を交えた挨拶後に、準備していた千羽折り鶴を事故で亡くした家族の松永拓也さんへ渡しておりました。
この自動車事故で、愛する奥さんと娘さんを亡くした松永拓也さんは、挨拶の中で「誰しもが被害者にも加害者にもなりえる、それが交通事故です。これからも自動車事故撲滅の活動に関わることで、事故防止を啓蒙していきたい」と話していました。
慰霊碑の球状は通常の生活、歪んだところは事故を表現し、雨のしずくは涙として地面に流れるイメージとのこと。
除幕式後には、報道陣に囲まれ質問に応える松永拓也さんのことは、テレビのニュース番組で報じられていました。

(7月12日記)

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