講話(不弁塾本部)
不弁塾研修会で講話を担当しました。テーマは「東洋館で話芸を学ぶ」です。
①竹早高校の先輩である緒形拳さんにより新国劇に興味を持ち、島田正吾先生の誕生会でのエピソード。新国劇創立100周年、劇団若獅子について。
②躰道創始者・祝嶺正献最高師範から若き指導者は話が上手になることと諭し、森陽一郎先生から指導を受ける。その後森陽一郎先生の研修会に参加して精進する。森陽一郎先生の演説のエピソード。
③マジックを演ずるときに観衆の気持ちを掴むため話芸を学ぶために浅草東洋館へ通う。演芸人と演芸界の仕来たりについて。電卓を活用した「マジック」を披露する。
④大衆演劇から弁論を学ぶ。大衆演劇の「国定忠治」の名月赤城山を披露する。
講話が終わった後、参加者からいろいろと意見が聞けてとても参考になりました。話すときには、間の取り方や声を発するときは引くことが観衆を引き付けるポイントである。とアドバイスを頂きました。これからも話芸について学んでいきたいと強く決意しました。(2018・7・6)