つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

不弁短信

2023年07月20日 | 不弁会
 弁論について森陽一郎先生(不弁会会長)が指導をする「不弁塾」があります。資料として「不弁短信」です。ご参考になれば幸甚です。

 「路地の言/風除けになってくれる人」
 誰も寄りつかないどころか、蚊も寄りつかない人がいるそうです。 
世間の風が辛つら いとき、風(かざ) 除 (よ) けになってくれる人かも知れません。

  「即ち路地裏の声」
不弁の弁は、喜怒哀楽、大衆の心情を伝える、即ち路地裏の声です。 
そうした言葉を教えて頂きたいのであります。

 「作家・松本清張の言」
 「空想の翼で駆け 現実の山野を往(ゆ)かん」 作家・松本清張が一枚の色紙に残した言です
私は 政治も然り 弁論も然りであると惟(おも)うのであります

 「ほどほどに目立つ人」
 そこそこ変わっている人でないと、誰彼、見分けがつきません。 
度が過ぎた変わり者は別にして、そこそこ変わっている人が、世の中、ほどほどに 目立つのです。 
有難くも私の周りは、ほどほどに目立つ人ばかりであります。 
御時勢が御時勢、とは言え類は友を呼ぶ、不弁会は永遠不滅であります。 大衆政治家を世に出す、老生、幸せを感じているのであります。

 「私に電話を」
選挙のたび 「助けが必要な人は私に電話を」と大声で叫ぶ面々が現れます 
汝自身を知れ  自分で自分に電話を

 「不弁発声法」
話をするときは、肩を下げる。
 声が安定してくるのであります。 
「飛沫」の量が、少なくなるのであります。

 「浪曲寄席」
 「駿河路や花橘も茶の匂ひ」 松尾芭蕉 句集「炭俵」 島田宿での作 
引用の妙 名句が名台詞(せりふ) に 「秋葉路や花橘も茶の香り」 広沢虎造 浪曲「石松金毘羅 (こんぴら)代参」 出だしの一節(ひとふし)
アキイバジヤア ハナタチバナモ オチヤノカアオリ
憚(はばか)りながら小生 浪曲寄席に通い 見よう見まね 虎造節(ぶし)を勉強しています。

コメント
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