つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

浅草の雷門

2023年12月14日 | 池さんぽ
 浅草の雷門

 浅草寺の仲見世通りの入り口が「雷門」である。松下電器工業から進呈された大きな提灯が名物としてぶら下がっている。
 この提灯には、表に「雷門」、裏には「風神雷神」と明記されている。雷門の両脇には、風神像と雷神像が建立されている。

 浅草を見物する人は、まず雷門で記念写真を撮り、提灯の下を通って仲見世を散策して浅草観音様に詣でる。浅草は江戸時代を彷彿とさせる雰囲気がある。ここに来ると胸が躍るようだ。本当の日本を感じるときでもある。

 観音様から奥山を抜けて、六区の歓楽街へと進む。多くの芸人を輩出した劇場や演芸場が並んでいる。昭和時代には、この六区の通りは多くの人で賑わっていた。小学生の時に伯母に連れられて大江美智子一座を観劇したことがある。女剣劇もあれば、早変りにはビックリしたものだ。

 榎本健一、田谷力三、大宮デンスケ、渥美清、ビートタケシ、三波伸介、由利徹、八波むと志、関敬六などは浅草で育った芸人である。
 やはり浅草は芸人の故郷である。と思う。


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