つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

「昭和天皇記念館」梶田明宏副館長について

2020年10月04日 | 日記

                      昭和天皇帰朝記念絵葉書

昭和天皇記念館は、国営昭和記念公園の「花みどり文化センター」内に設置され、昭和天皇のゆかりの資料を展示してあります。
昭和天皇87年の生涯を写真、映像、貴重な資料を展示してある常設コーナーと期間限定で公開している企画展があります。現在は「昭和天皇とヨーロッパの旅」展が一年間開催され、4期に分けて展示する企画展です。
TAMCのメンバーであり、私と同期入会した梶田明宏さんが記念館の副館長として就任しています。梶田明宏さんは名門岐阜高校卒業後、東京大学に入学して大学院を修了すると宮内庁に就職しました。書陵部に配属となり、昭和天皇の生涯の記録である『昭和天皇実録』の編修に携わってきました。30年間の長きにわたる編修事業が終了して、『昭和天皇実録』の出版の完了とともに、宮内庁を定年退職となり、昭和天皇記念館に再就職となりました。
昭和天皇記念館を訪問すると、梶田明宏副館長がおり、館内の展示物に関する資料の説明を詳しくしてくれました。特に企画展の「天皇への学びの旅」のコーナーは、梶田副館長が担当していたとのことです。ヨーロッパの旅の「帰朝記念の絵葉書」は素晴らしいものでした。また昭和天皇が全国各地を訪れた時の植樹祭の写真も良かったです。昭和天皇は生物学についての研究にも熱心に取り組んでおり、皇居内の生物学研究所の一部も復元されて紹介されておりました。
尚、館内は撮影禁止となっておりました。帰朝記念絵葉書の写真は梶田明宏副館長のもので特別に使用許可がありましたので掲載いたしました。
とても良い機会に「昭和天皇記念館」を訪れることができ、梶田明宏副館長とも懇談することが出来ました。

(10月4日記)



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