つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

目黒不動尊

2024年10月01日 | 名所
 目黒不動尊本堂

 目黒区下目黒3丁目に目黒不動尊があります。天台宗の寺院で瀧泉寺。山号は泰叡山(たいえいざん)。不動明王を本尊とし、一般には目黒不動尊の通称で呼ばれています。江戸三大不動・江戸五色不動の一つ。江戸三十三箇所第33番札所。関東三十六不動第18番。

 大きく成長した樹木に囲まれて荘厳な雰囲気があります。
 本堂へ登る男坂の脇には、「独鈷(どっこ)の滝」という小さな滝が落ちており、その滝の下が池になっています。今から1200年前、伝教大師最澄の弟子慈覚大師がこの瀧泉寺を開いたとき、大師が持っていた独鈷(どっこ)を投げたところその場所から滝泉が湧き出したとされます。
 この滝はそれ以後一度も涸れたことがないとのことで、池の中に「水掛け不動明王」という不動像が奉られています。不動像の近くに置いてあるひしゃくで不動像に水をかけるとさまざまなご利益があるとされています。大阪難波の水掛け不動は苔に覆われていますがここの水掛け不動に苔はありません。

 本堂の横にある「愛染明王」は縁結びの仏として若い女性から人気があるようです。
 「目黒」の地名はこの目黒不動に由来するとする説もある。



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