つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

マラソン、北京五輪代表が決定

2008年03月11日 | スポーツ
        名古屋国際女子マラソンのスタート(JIJICOM)

女子は野口、土佐、中村 マラソン北京五輪代表正式決定(産経新聞)

日本陸連は10日男女マラソンの北京五輪代表各3人を正式決定した。
日本の五輪3連覇がかかる女子は、
昨年の世界選手権大阪大会で銅メダルを獲得した土佐礼子(31)=三井住友海上=、
昨年11月の東京国際を2時間21分37秒の大会新記録で制したアテネ五輪覇者、野口みずき(29)=シスメックス=、
9日の名古屋国際を2時間25分51秒で優勝した中村友梨香(21)=天満屋=の3人。

男子は
昨年の世界選手権5位の尾方剛(34)と昨年の福岡国際で日本勢最高の3位になり、
今回の選考会中最高の2時間7分13秒をマークした佐藤敦之(29)=ともに中国電力=、
昨年の世界選手権6位で2日のびわ湖毎日で3位になった大崎悟史(31)=NTT西日本=が選ばれた。

オリンピックでの健闘を期待したい。

ところで、マラソンの応援にはつきものの「小旗」が消えそうだ。(時事通信)
日本陸連の河野洋平会長は、マラソンに代表されるロードレースの大会を同陸連とともに主催する新聞社などに対し、観戦者への小旗の配布を禁止する意向を示した。
競技を通じ環境問題に取り組む「グリーンプロジェクト」を進める総務委員会は、主催新聞社の販売店が小旗を配り、レース後にごみと化していると指摘。
河野会長はこれを受け、「走っている選手にも(沿道のファンが振る小旗が当たるなど)危険。
紙でできた旗をあれだけ大量に作り、ごみになっている。
日本陸連の主催大会では(配布を)やめてもらうとはっきり申し上げるつもり」と語った。
主催者側からの反発が予想されるが、河野会長は沢木啓祐専務理事に主催者や大会スポンサー側との交渉を一任。
理事会では法制委員会からも配布禁止をルールに明文化する案が示された。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

1964年に開催された東京オリンピックでは、円谷幸吉選手がマラソンで銅メダルを獲得したことは日本人に大きな感動をもたらした。
今では、女子マラソンでは、シドニー五輪で高橋尚子選手が、アテネ五輪で野口みずき選手が、優勝して金メダルを獲得した。
女子マラソンは、3連覇がかかる北京五輪である。
応援に熱が入りそう。

(3月11日記 池内和彦) 


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結婚披露宴

2008年03月09日 | 友人
          結婚披露宴

新郎・村田兼一さんとご両親。
新婦・森陽子さんとご両親。
一緒に入れてもらいました。
いい記念の写真となりました。

2008年3月8日。
SUBIR Sea Blue。
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大樹君の絵

2008年03月08日 | 友人
             大樹君の絵「オムライス」

孫の山口大樹君は小学校3年生。
絵を描くことがとても好きです。
絵の具で書いた「オムライス」の絵が、板橋区の絵画コンクールで入賞して、板橋美術館に飾られました。
本人も喜んでいました。

よくノートに絵を画いていることがあります。
母親の影響もあるようです。
更に好きな絵に取組んで、皆を楽しませてほしい。

3月8日は大樹君の誕生日。9歳となりました。

(3月8日記 池内和彦)
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映画「出口のない海」

2008年03月02日 | 芸能
              映画「出口のない海」

夏の甲子園は盛り上がりました。高校野球の決勝戦の再試合。早稲田実業が優勝で決着した。
その早実の斎藤投手は、三つ折にした青いハンカチで汗を拭う姿が多くの人の心を捉えて「ハンカチ王子」なる称号を付けられてしまった。
その後、ライバルであった駒場苫小牧高の田中投手とは、高校選抜日本チームで一緒になり、米国チームに勝越し仲良く凱旋帰国をしました。

一方、東京国際大学躰道部OBの横山秀夫作の小説「出口のない海」が話題になっています。
太平洋戦争末期、甲子園の優勝投手が大学に進学するが肩に故障を起こし試合には登板ができない。その内、戦争は悪化していき、大学生達はペンを銃に持ち替えて、学徒動員で出陣していく。

主人公(並木浩二)は海軍に入隊。日本は最後の手段として人間魚雷「回天」を開発する。彼も回天の乗員を希望し、太平洋海上を進行してくる米国軍艦に体当たり突撃する使命を背負う。

60数年前の甲子園優勝投手と現代の優勝投手。時代の変遷であろうか。
こうも環境の異なる時代により、活き方が大きく変わっていく学生達。
公開されている映画「出口のない海」を初日の舞台挨拶にあわせて観に行ってきました。
舞台挨拶には、同じ横山秀夫原作の「半落ち」でも映画監督を務めた佐々部清監督。
主演の市川海老蔵をはじめ伊勢谷友介、上野樹里、塩谷瞬、柏原収史、伊崎充則が登場し、報道カメラマンのフラッシュを浴びていた。

市川海老蔵によるスピーチは以下の通り。
「この夏は甲子園が盛り上がりました。この映画に出てくる並木浩二も同じ甲子園のピッチャーですけれど、やはり彼にも未来があったと思う。その時代に生まれてきてしまったがために野球を捨てなくてはならない。家族とも別れないといけない。そして恋人とも離れないといけない・・・今の時代に生きている我々はこの映画を通じて今だからこうやって生きることが出来る、幸せでいられるんだということを僕も映画を観たとき感じました。戦争を知らない人間達がさらに戦争を知らない人間達へ戦争を伝えなくてはならない義務があるという中でこの映画は非常に価値のあるものであったと思いました」 

(2006年9月20日記 池内和彦)
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映画「長い散歩」

2008年03月01日 | 芸能
               映画「長い散歩」

映画「長い散歩」を観てきました。
監督は、奥田瑛二。「少女」「るにん」に次いでの3作目の作品。
モントリオール世界映画祭のグランプリ受賞。
主演は、緒形拳。台詞は少ないが、顔の表情で演技をしているところが観ものである。
奥田瑛二監督は、緒形拳のために数年かけて企画を温め、実現した作品である。と語る。

安田松太郎(緒形拳)は、高校の校長を定年退職した厳格な教育者。
しかし、幸せな家庭は築けず、家を出てアパートに引っ越してくる。
アパートの隣室には、母親(高岡早紀)に虐待され、誰にも心を開けなくなった不幸な5歳の少女・幸(杉浦花菜)がいる。
幸はボール紙で作った擦り切れた羽根をいつも背中につけている。
初老の男・松太郎は、一人の地上の天使・幸と出会う。
松太郎は、幸を救い出し、一緒に旅に出る。
行く先は、松太郎の遠い記憶のなかにある心のユートピア。
青い空に白い雲がぽっかりと浮かび、大きな鳥が悠然と空を舞う、ある山の頂だった。
しかし、社会はそれを「誘拐」と呼んだ。

緒形拳の演技力は、さすがにいいものがある。
髪型を変えた白髪の姿がなんともいえない。
少女を追いかけて走る姿も初老の状況をリアルに表現している。
奥田瑛二監督の故郷である愛知県や馴染みの岐阜県がオールロケで撮影されている。
映像もとても美しく情景をふんだんに取り入れている。
早春の明宝スキー場をゆっくりと登っていく二人の姿は、日本人の持っている心の優しさや愛情が描き出されているとてもいいシーンのひとつである。

また、上尾張駅前でのラストシーンがいい。
松太郎がしゃがみ込んで嗚咽すると幸は覆いかぶさるようにして「泣かないで! 泣かないで!」と何回も叫ぶ。
朝の通学、通勤者が、初老の男と天使の少女を取り巻いて見守る。

(2007年1月8日記 池内和彦)
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