今日も前回2月末の検査時と同様、午前中の仕事を終えて急ぎ足で電車に乗り、CT検査に出向いた。職場を出た時にはまだ日傘代わりにさしていた傘は、病院の最寄り駅ではパラパラと小雨になっていたため、雨傘に変身した。
ここでのCT検査も回を重ね、7回目になる。受付後、いつものようにCT準備室で検査着に着替え、血管確保をして(何回やっても針が太いので腕が痛む。最近ではポートでの点滴にすっかり慣れているので、右手をまっすぐにしたまま点滴台を押すのはなんだかとても病人になった気分だ。)生理食塩水を点滴で落としながら廊下で呼ばれるのを待つ。
今日は思いのほか電車の接続が良く、予定の時間より早めに病院に入って受け付け出来たが、検査自体は予約時間どおりだろうと少し待つつもりでいると、殆ど待つことなく検査室に入れた。いまだ咳が結構出るので、息を止めている間が長く感じた。造影剤が入って体中が熱くなっている時間もやはり長く感じた。頚部まで撮るため、上あごをのけぞらせるように万歳の姿勢。咳が出そうで困った。それでも無事検査終了。
病院に入ってから1時間弱で会計まで終わった。病院を出るときには外は本降りになっていた。
その後、遅いランチの際、少しでも早く造影剤を体外排出するためたっぷり水分を取って帰宅した。
自宅の最寄り駅に到着した頃にはかなりの土砂降りで、濡れ鼠で帰宅した。やはり梅雨である。
今日の画像の結果はこれまでのホルモン治療剤アロマシンの結果、ということだが、明日からはヒスロンHに薬を変更する。来週の通院日に今日のCTの結果が判るが、レントゲンの肺の影が濃くなっているという結果に加えてどこもあまり悪化していなければ良いのだが・・・。ただしこれは気に病んでも仕方ないので、土日はとにかく風邪をしっかり治した後、リフレッシュして過ごすつもりだ。
今日は1冊読めた。スティーブンソン著・田中西二郎さん訳の「ジーキル博士とハイド氏」(新潮文庫)。いわずと知れた「二重人格」の代名詞として今なお名高い怪奇小説の傑作。確か中学生の頃、やはりこの新潮文庫で読んだと思うのだが、実家にまだあるのかどうかもわからない。奥付を見ると、昭和42年2月に発行後、平成21年6月に81刷というのだから凄いことだ。
それにしても詳しい記述等殆ど何も覚えていないことに愕然としてしまった。こんなお話だったのだ、と。原題が“The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde” ということすら知らなかった。もちろん薬によって姿を変えたジーキル博士その人がハイド氏で元の姿に戻れなくなって・・・、ということは覚えていたのだが。結構新鮮な数時間だった。
ふとスティーブンソンの没年を見ると、彼はなんと44歳で亡くなっている。子どもの頃から病弱であったということだが、我が身を思うと複雑な気持ちだ。
ここでのCT検査も回を重ね、7回目になる。受付後、いつものようにCT準備室で検査着に着替え、血管確保をして(何回やっても針が太いので腕が痛む。最近ではポートでの点滴にすっかり慣れているので、右手をまっすぐにしたまま点滴台を押すのはなんだかとても病人になった気分だ。)生理食塩水を点滴で落としながら廊下で呼ばれるのを待つ。
今日は思いのほか電車の接続が良く、予定の時間より早めに病院に入って受け付け出来たが、検査自体は予約時間どおりだろうと少し待つつもりでいると、殆ど待つことなく検査室に入れた。いまだ咳が結構出るので、息を止めている間が長く感じた。造影剤が入って体中が熱くなっている時間もやはり長く感じた。頚部まで撮るため、上あごをのけぞらせるように万歳の姿勢。咳が出そうで困った。それでも無事検査終了。
病院に入ってから1時間弱で会計まで終わった。病院を出るときには外は本降りになっていた。
その後、遅いランチの際、少しでも早く造影剤を体外排出するためたっぷり水分を取って帰宅した。
自宅の最寄り駅に到着した頃にはかなりの土砂降りで、濡れ鼠で帰宅した。やはり梅雨である。
今日の画像の結果はこれまでのホルモン治療剤アロマシンの結果、ということだが、明日からはヒスロンHに薬を変更する。来週の通院日に今日のCTの結果が判るが、レントゲンの肺の影が濃くなっているという結果に加えてどこもあまり悪化していなければ良いのだが・・・。ただしこれは気に病んでも仕方ないので、土日はとにかく風邪をしっかり治した後、リフレッシュして過ごすつもりだ。
今日は1冊読めた。スティーブンソン著・田中西二郎さん訳の「ジーキル博士とハイド氏」(新潮文庫)。いわずと知れた「二重人格」の代名詞として今なお名高い怪奇小説の傑作。確か中学生の頃、やはりこの新潮文庫で読んだと思うのだが、実家にまだあるのかどうかもわからない。奥付を見ると、昭和42年2月に発行後、平成21年6月に81刷というのだから凄いことだ。
それにしても詳しい記述等殆ど何も覚えていないことに愕然としてしまった。こんなお話だったのだ、と。原題が“The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde” ということすら知らなかった。もちろん薬によって姿を変えたジーキル博士その人がハイド氏で元の姿に戻れなくなって・・・、ということは覚えていたのだが。結構新鮮な数時間だった。
ふとスティーブンソンの没年を見ると、彼はなんと44歳で亡くなっている。子どもの頃から病弱であったということだが、我が身を思うと複雑な気持ちだ。