ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.1.11-12 ゼローダ内服開始、体調のこと

2018-01-12 21:05:12 | 日記
 木曜日。朝から東京横断出張。昨日主治医にお伝えしたとおり、今朝からゼローダを服用開始した。
 朝飲んだ薬は、食前に漢方2種(牛車腎気丸、加工ブシ末)、食後にロキソニン、ミヤBM錠、ゼローダ6錠、デノタスチュアブル。タイケルブとセットの時はかなりきつかったけれど、まあ、このくらいなら、なんとか。それでも1回で飲めずに2回に分けた。

 朝、最寄り駅に到着すると、お客様トラブルのため遅延しているとのことで、途中駅で別の私鉄に乗り換える。けれど、こちらも振替輸送の影響なのかすし詰め状態で、結局20分の遅れ。始発で座って読書も出来たから良かったようなものの、普段に増して混雑して、大変だった。出張先にはもしかしたら間に合わないかも、とメールを入れる。
 さらに乗り換えたライナーもまさかの遅延。会議開始25分前に到着する予定が、会議室に辿り着いたら5分遅刻になってしまった。幸か不幸か前の会議が延びていたので、結果オーライだったけれど、本当に片道だけでガックリ。

 会議を終え、途中乗換駅で遅めのお昼。気持ち悪くない、というのはこんなに幸せかと思う。投与当夜はやけに疲れていて、本来ならムカムカなどしないはずのハーセプチンのみの点滴なのに、なんとなく気分が優れなかった。そんな状況で、ゼローダを飲んだらどうかしら、と思ったけれど、よく眠ったせいか特に気分が悪くなったりはしなくて助かった。

 調子に乗ってちょっとボリュームのあるランチをしっかり頂いた。さあ、大変、レストランを出て直ぐにお手洗いに駆け込む。朝は普通だったのに、いきなりお腹が緩い。帰りの電車にこわごわ乗ってなんとかやり過ごし、最寄り駅に到着するやいなや、お手洗いに直行。途中で降りなくてすんだのがせめても・・・だったけれど、あっという間に下痢である。お腹が空っぽになったのか、なんとか夕方まで持ったけれど、やはり昨夜から服用開始としなくて本当に良かった、と胸をなでおろした。

 それにしても、相変わらずミルク飲み人形のように分かり易い身体である。かといって1回で服薬をやめるわけにもいかず。夕食は少なめにして、ゼローダとミヤBM錠を飲んで就寝。

 金曜日。タイケルブを併用したときのときのような、夜中にお腹が痛くなって、お手洗いを行ったり来たりして朝を迎える、ということはなかった。それでも朝食前に早速お手洗い。水様便ではなかったが、既に泥状である。このままなんとか保ってくれればいいけれど、水様便が何度も、ということになったら迷わず服用中止と言われている。まさか1週間も飲めなかったら、前回記録も更新することになってしまう。

 午前中こわごわ仕事をして、お昼も少なめで。その後は悪化することはないようだ。
 乾燥するこの時期、手の平と足裏には普段から朝晩たっぷりヒルドイドローションを塗っている。おかげさまでかかとのひび割れなどもなく、年齢の割りに綺麗な足裏である(別に人様にお見せするものでもないけれど)と思っている。それに加えて、職場で手を洗う度に手にはローションを塗って、白手袋をしてPCに向かっている。指先も手の平も一旦切れたら本当に痛いし、いきなりQOLが下がる。

 雑巾を絞ったり、圧がかかることは厳禁、他の人にやってもらってください、と病院の薬剤師さんにも薬局の薬剤師さんにも口を揃えて言われた。ペットボトルの蓋を開けるのも一苦労だ。なんといってもゼローダを飲む前から、ハーセプチンを始め長年にわたる分子標的治療薬の内服や投与のおかげで身体の皮膚が既に薄くなっている。何とか上手く付き合っていかなければ、と思う。

 それでも薬剤師さんに相談した時に、これで手足症候群が酷くなって趣味のヨガが出来なくなる(手足で踏ん張れなくなる)のが辛い・・・といったら、好きなことが出来なくなるのは良くないので、減薬も相談ですね、と言って頂いている。どちらも必要以上に我慢せずにうまく折り合いをつけたいものだ。


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