昨夜は仕事を終えてから、夫の大好きな横浜へ向かった。横浜と言えば中華街で飽食!の夫が、パッパとネットで中華街に隣接したホテルを予約。土曜日の宿泊はかなりいいお値段だけれど、金曜日泊だと本当にリーズナブル。これは先月上野に宿泊したときのことに味を占めてのこと。横浜に出かけるのは本当に久しぶり。
上海旅行中の四川料理で口の中が痛い目に遭ったので、今回はホテルにある四川料理は避けて中華街大通りへ繰り出し、マイルドな味の広東料理のコースを頂く。少し時間が遅かったのか食事をする人も少なく、静かにゆったりした雰囲気でお料理を堪能した。
ホテルのロビーにはイースターの飾りつけ。可愛らしく楽しい。ホテルのショップで中国菓子をあれこれ買い求め、部屋に戻ったら入浴して眠るだけの極楽生活。夫は私が入浴しているうちに気持ちよさそうにうたた寝。挙句、お風呂はもう入らなくてもいいかなと言う始末。とんでもないとお尻を叩いてお風呂に入ってもらい、私はテレビのドラマを視ながらあっという間に夢の中だった。
夜中と明け方お手洗いで目が覚めたけれど、しつこくまた寝直して朝の連続テレビ小説を視終え、ゆるゆると起き出して夫婦交替で浴槽足湯を済ませる。荷物をあらかた片づけて、ホテル近辺を散歩しながら、カフェでモーニングセットを頂く。早起きの観光客が続々とやってくる。
穏やかないいお天気。青空である。今日は昨日よりまた暖かくなるとのこと。折しも雛祭。ホテルに飾られた雛飾りともツーショット。すっかり春の訪れを感じる1日となった。
ホテルに戻ってチェックアウト。荷物を預けたら、いざお出かけである。海岸通りを歩き、気分は上向く。気づけば知らず知らずにニコニコしている。植え込みの沈丁花が馥郁と香り、海も空も青く、鷗が気持ちよさそうに羽を広げている。海風が頬を撫でるのが気持ち良い。
まずは夫のお勧めで日本郵船歴史博物館へ。建物は1936年に建設されたギリシャ・コリント様式。素敵である。以前私が神奈川乳がんフォーラムに参加した時に、手持無沙汰の夫が一人で訪れ、とても良かったので、今度一緒に行こうと言われていた。
まあ、大きな客船等の精巧な模型が沢山並んでいるので、男子なら好きだろうと思うけれど、日本海運の歴史を追いつつ、豪華客船の映像や当時のパンフレットや絵はがき等資料も素晴らしかったし、戦争の悲惨さを改めて見せつけられる等、充実した見学時間になった。ショップで一筆箋やポストカードをゲット。
博物館を出て海沿いを歩く。お昼はどこで食べようか等とぶらぶら見ながら、陽射しは眩しく、海風がどこまでも心地よい。
象の鼻パークまで歩き、「おさんぽクルーズ」なるものの存在を知る。訊けば今日が初めての試みだという。ガイド付きのパーク散策と横浜港ミニクルーズにカフェの利用チケットまで付いているらしい。予約していく方がいいのかどうか、赤レンガ倉庫まで足を伸ばした後、昼食を済ませて集合時間までに戻って来られるかどうか、ちょっと迷ったところ、スタッフの方に「満席にはならないと思いますから」と赤レンガ倉庫でのイベントを紹介されて送り出される。
そして赤レンガ倉庫まで移動。パンのフェス開催中である。昨年は春秋2回開催し、26万人が訪れたとのこと。地元の駅前でもパンフェスは何度か開かれているが、延々と並ばないととても買えないので地元民はあきらめ気味なのが実態。それでも今日は観光客としてきているし、せっかくなので、と最後尾に並び、待つこと小一時間。ようやく先行入場料を支払い、北は北海道富良野、南は沖縄宜野湾までの60件を超すパン屋さん勢揃い会場へ入ることが出来た。
既に完売しているお店もあり、試食すればどれもこれも美味で、パン好きな私たちは2人暮らしでこんなに買ってどうする、いや、冷凍にしてしまおう、まだあちらも気になる、こちらも気になる・・・と買い込み、富良野、日光、代官山、汐留、白金台と5軒で合計数千円のお買い上げ。どっしり重い沢山の袋をぶら下げ、今度はランチ難民である。
そこかしこに座って、買い込んだパンに飲み物を摂っているカップルや家族連れも沢山。できることなら、と考えていたスカンジナビアレストランまで戻る時間はなく、結局、お昼も麵と点心等中華料理になった。昨日とはまた違う味で、美味。お腹一杯になり、象の鼻パークに戻る。
「おさんぽクルーズ」のチケットを買い求め、象の鼻テラスの集合場所に行くと、結構な人数が並んでいる。数えてみると30名ほどもいるだろうか。定刻にボランティアのガイドさんのもとにミニツアー開始である。何度も訪れている港横浜、開港の丘にあがってみなとみらいを一望する。ペリーにより開港されたエピソード、条約調印の秘話等、面白く勉強になった。
ただぶらぶら歩いているだけでは知ることが出来ない史実を聴くことが出来てとても満足。キング、クイーン、ジャックの3塔を眺めながら、今度は20分ほどのミニクルーズ。屋根がない遊覧船に乗り込み、ライフジャケットを装着していざ出発。風を切って船が行くと少し肌寒かったが、ブランケットの用意もあり、至れり尽くせり。新港橋から万国橋、汽車道第二橋梁から運河パーク、汽車道第一橋梁を経て戻ってきた。みなとみらいの運河に入ったのは初めて。2020年に完成するという市庁舎を始め、高層ビルがあちこちで建設中。ガイドさんのお話もとてもお上手で聞き入った。
45分のツアーが無事帰還。ピア象の鼻に到着し、ガイドさんたちにお礼を言って、カフェまで戻る。大人気だというゾウノハナソフトクリームを頂く。チョコレートの眼が付き、2つの大きな耳はワッフルクッキー。インスタ映えしそうで、皆が写真を撮りまくっている。
すっかり満足してまたホテルまで戻り、荷物を受け取って中華街で夕飯に肉まん,あんまんなどを買い求め、元町をウインドーショッピングしながらおよそ23時間の横浜滞在は終了。JRと私鉄を乗り継いで最寄り駅に到着すると、夫が去年に引き続き雛祭のケーキを買ってくれた。
夕飯を済ませ、これまたインスタ映えしそうなお内裏様とお雛様のペアケーキに舌鼓。幸せな雛祭の夜のひとときである。
こんなに遊んでもまだ明日はお休み。金曜日の夜からのショートトリップはリフレッシュ出来て本当にいいね、さて来月はどこに出かけよう、と相談するお気楽な夫婦2人である。
今晩で3クール目、10日間のゼローダ内服も終了。明日からは11日間の休薬期間に入る。お腹はなんとか無事だし、口内炎も出来ていない。足の裏の皮むけと発赤は気になるけれど、前回よりも手の平のダメージは少ない感じ。なんとかこのペースで続けていければと思う。
上海旅行中の四川料理で口の中が痛い目に遭ったので、今回はホテルにある四川料理は避けて中華街大通りへ繰り出し、マイルドな味の広東料理のコースを頂く。少し時間が遅かったのか食事をする人も少なく、静かにゆったりした雰囲気でお料理を堪能した。
ホテルのロビーにはイースターの飾りつけ。可愛らしく楽しい。ホテルのショップで中国菓子をあれこれ買い求め、部屋に戻ったら入浴して眠るだけの極楽生活。夫は私が入浴しているうちに気持ちよさそうにうたた寝。挙句、お風呂はもう入らなくてもいいかなと言う始末。とんでもないとお尻を叩いてお風呂に入ってもらい、私はテレビのドラマを視ながらあっという間に夢の中だった。
夜中と明け方お手洗いで目が覚めたけれど、しつこくまた寝直して朝の連続テレビ小説を視終え、ゆるゆると起き出して夫婦交替で浴槽足湯を済ませる。荷物をあらかた片づけて、ホテル近辺を散歩しながら、カフェでモーニングセットを頂く。早起きの観光客が続々とやってくる。
穏やかないいお天気。青空である。今日は昨日よりまた暖かくなるとのこと。折しも雛祭。ホテルに飾られた雛飾りともツーショット。すっかり春の訪れを感じる1日となった。
ホテルに戻ってチェックアウト。荷物を預けたら、いざお出かけである。海岸通りを歩き、気分は上向く。気づけば知らず知らずにニコニコしている。植え込みの沈丁花が馥郁と香り、海も空も青く、鷗が気持ちよさそうに羽を広げている。海風が頬を撫でるのが気持ち良い。
まずは夫のお勧めで日本郵船歴史博物館へ。建物は1936年に建設されたギリシャ・コリント様式。素敵である。以前私が神奈川乳がんフォーラムに参加した時に、手持無沙汰の夫が一人で訪れ、とても良かったので、今度一緒に行こうと言われていた。
まあ、大きな客船等の精巧な模型が沢山並んでいるので、男子なら好きだろうと思うけれど、日本海運の歴史を追いつつ、豪華客船の映像や当時のパンフレットや絵はがき等資料も素晴らしかったし、戦争の悲惨さを改めて見せつけられる等、充実した見学時間になった。ショップで一筆箋やポストカードをゲット。
博物館を出て海沿いを歩く。お昼はどこで食べようか等とぶらぶら見ながら、陽射しは眩しく、海風がどこまでも心地よい。
象の鼻パークまで歩き、「おさんぽクルーズ」なるものの存在を知る。訊けば今日が初めての試みだという。ガイド付きのパーク散策と横浜港ミニクルーズにカフェの利用チケットまで付いているらしい。予約していく方がいいのかどうか、赤レンガ倉庫まで足を伸ばした後、昼食を済ませて集合時間までに戻って来られるかどうか、ちょっと迷ったところ、スタッフの方に「満席にはならないと思いますから」と赤レンガ倉庫でのイベントを紹介されて送り出される。
そして赤レンガ倉庫まで移動。パンのフェス開催中である。昨年は春秋2回開催し、26万人が訪れたとのこと。地元の駅前でもパンフェスは何度か開かれているが、延々と並ばないととても買えないので地元民はあきらめ気味なのが実態。それでも今日は観光客としてきているし、せっかくなので、と最後尾に並び、待つこと小一時間。ようやく先行入場料を支払い、北は北海道富良野、南は沖縄宜野湾までの60件を超すパン屋さん勢揃い会場へ入ることが出来た。
既に完売しているお店もあり、試食すればどれもこれも美味で、パン好きな私たちは2人暮らしでこんなに買ってどうする、いや、冷凍にしてしまおう、まだあちらも気になる、こちらも気になる・・・と買い込み、富良野、日光、代官山、汐留、白金台と5軒で合計数千円のお買い上げ。どっしり重い沢山の袋をぶら下げ、今度はランチ難民である。
そこかしこに座って、買い込んだパンに飲み物を摂っているカップルや家族連れも沢山。できることなら、と考えていたスカンジナビアレストランまで戻る時間はなく、結局、お昼も麵と点心等中華料理になった。昨日とはまた違う味で、美味。お腹一杯になり、象の鼻パークに戻る。
「おさんぽクルーズ」のチケットを買い求め、象の鼻テラスの集合場所に行くと、結構な人数が並んでいる。数えてみると30名ほどもいるだろうか。定刻にボランティアのガイドさんのもとにミニツアー開始である。何度も訪れている港横浜、開港の丘にあがってみなとみらいを一望する。ペリーにより開港されたエピソード、条約調印の秘話等、面白く勉強になった。
ただぶらぶら歩いているだけでは知ることが出来ない史実を聴くことが出来てとても満足。キング、クイーン、ジャックの3塔を眺めながら、今度は20分ほどのミニクルーズ。屋根がない遊覧船に乗り込み、ライフジャケットを装着していざ出発。風を切って船が行くと少し肌寒かったが、ブランケットの用意もあり、至れり尽くせり。新港橋から万国橋、汽車道第二橋梁から運河パーク、汽車道第一橋梁を経て戻ってきた。みなとみらいの運河に入ったのは初めて。2020年に完成するという市庁舎を始め、高層ビルがあちこちで建設中。ガイドさんのお話もとてもお上手で聞き入った。
45分のツアーが無事帰還。ピア象の鼻に到着し、ガイドさんたちにお礼を言って、カフェまで戻る。大人気だというゾウノハナソフトクリームを頂く。チョコレートの眼が付き、2つの大きな耳はワッフルクッキー。インスタ映えしそうで、皆が写真を撮りまくっている。
すっかり満足してまたホテルまで戻り、荷物を受け取って中華街で夕飯に肉まん,あんまんなどを買い求め、元町をウインドーショッピングしながらおよそ23時間の横浜滞在は終了。JRと私鉄を乗り継いで最寄り駅に到着すると、夫が去年に引き続き雛祭のケーキを買ってくれた。
夕飯を済ませ、これまたインスタ映えしそうなお内裏様とお雛様のペアケーキに舌鼓。幸せな雛祭の夜のひとときである。
こんなに遊んでもまだ明日はお休み。金曜日の夜からのショートトリップはリフレッシュ出来て本当にいいね、さて来月はどこに出かけよう、と相談するお気楽な夫婦2人である。
今晩で3クール目、10日間のゼローダ内服も終了。明日からは11日間の休薬期間に入る。お腹はなんとか無事だし、口内炎も出来ていない。足の裏の皮むけと発赤は気になるけれど、前回よりも手の平のダメージは少ない感じ。なんとかこのペースで続けていければと思う。