昨日は、夫が一家代表で確定申告に出向いてくれた。夕方は歯医者で帰りが遅いというので、夕飯はてんでんこということに。定時まで仕事をし、映画を観てから病院最寄り駅のホテルに直行。夜になってもまだ日中の暖かさが残っていた。
3週間前に久しぶりに泊まったホテルは、今回もシングルをツインにアップグレード。癒し系のアメニティも充実しており、広々とした部屋で手足を伸ばし、柚子の香りのバスパウダーでゆったり湯船に浸かり、大きなベッドでぐっすり眠ることが出来た。
夜中に1度お手洗いに起きたが、その後すんなり寝直せて、目覚ましが鳴る前に自然に目が覚めてそのまま起床。夫にモーニングLINEをしてもなかなか既読にならないので、結局電話。浴槽足湯の支度をし、爪囲炎や手足のケアをしてから、部屋で新聞を読みながらサンドイッチの朝食を済ませる。母にご機嫌伺いの電話をし、朝の連続テレビ小説を視てから、チェックアウト。朝からかなり暖かい。日中は上着不要の20度超えという予報だ。
IDカードを通して採血受付に出向く。番号を取ると、20人以上待っていて13分待ちと出ていた。態勢を立て直し、読書開始。今日の御伴は東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」(角川文庫)。出だしから面白そうであっという間に惹き込まれる。
ほどなくして採血室へ入ると、3週間前と同様臨床検査技師のYさんが担当だった。今日も5本。針刺しも抜針もまあまあの痛み。今日も前回のように出血がすぐに止まらなかった。どうしたことか。
止血しながらエスカレーターで2階に上がり、レントゲン受付。こちらはまだ受付が始まったばかり。それほど待たずに受付が終わり、名前を呼ばれる。今日も検査着を用意して頂いたが、ブラトップと飾りもボタンもないシンプルなニットなので、そのまま着替えずにすんなり撮影。
再び1階に降りて、腫瘍内科に移動。今月初めてなので保険証のチェック。定位置は早くも埋まっていて、その後ろの席を確保して読書再開。GWには映画化されるとのことで、既に予告編は何度か見ているが、実際に配役を想像しつつ読み進める。
採血から1時間ほどしたところで、血圧測定。106-64、脈拍は69。まずまずだ。
再び読書を続けていると、10分ほどで中待合へどうぞ、と番号が出た。20分ほどして先生がお顔を出された。朝の受付から先生にお目にかかるまで今日も2時間弱。
「さて、どうでしたかね。」と問われ、「今回は、手は軽症で、ささくれ等が出来やすく発赤はありますが、酷い痛みはなくなんとか家事が出来ます。一方、足は皮が剥けたり、その後が赤黒く変色して汚らしくなっています。先週から爪囲炎になってしまい、皮膚科クリニックに通ってフロモックスを飲み、バラマイシンでケアしています。それでもこのくらいなら続けられるかなと言った感じです。一度酷い下痢があり、小児用ロペミンを1度飲んだところ、下痢は止まり、翌日は一切お通じがないくらい良く効きました。」と言って手袋を取って手のひらをお見せし、ハイソックスを脱ぎ、ガーゼを外して爪囲炎と足裏も診て頂く。「うーん、そうですか。痛そうですね。それにしても本当に(小児用でも)良く効くんですね。」と仰る。診察室での検温は6度8分。
採血の結果、マーカーは前回比2割弱の減。まだ正常範囲内にはならないが、2か月連続で結構下がってきた。白血球は3,500で好中球がやや少なめの1,120だが、1,000を超えているので、予定通りハーセプチンをしましょう、ということに。
そしてPCには前回、今回のレントゲン写真が。左右ともあまり変わらない影もあるが、右下のものは少し薄くなっていると思う、とのこと。「マーカーも下がって、レントゲンもそういうお見立てなら、効いているということですね?」と問うと、「効いているようですね」と仰る。ゼローダ半分量でもグッジョブだ。
このまま無理のない範囲で、次クールは今回と同様にして続けましょう、ということに。次回3週間後は口腔外科の経過観察もある。先日右奥歯周りが疼いたことがありドキドキしたが、とりあえず収まっていること、今週末には3か月検診もあることをお話する。来月は2回の通院になるので、レントゲンやマーカー測定は2回目の月末に、ということで予約が入る。
ゼローダは今回全て飲み切ったので、前回同様朝夕4錠を10日間で80錠、そしてミヤBM錠については3週間分1日3回で63錠。ヒルドイドは、ローションだけ頂き、ゲルは今回お休み。アンテベート軟膏(強めのステロイド)とローションを一対一で混合したものは前回と同量出してくださった。ケチらないでたっぷり塗りなさいとのこと。4種類なのでいつもより少なめ。まあ薬は少ないに越したことがない。
ご挨拶をして診察室を出、化学療法室へ。
まだそれほど混んでいないかなと思ったが、看護師さんの数も少なめ。お手洗いを済ませてしばらくしてから、看護助手さんから内側の通路側のリクライニング椅子に案内された。
態勢を整えて夫やお友達に報告LINE。薬が届くのを待つ。
刺針にMさんが見える。ちょっと不安だったけれど、全く痛みなくすっと入った。思わず「全然痛くなかったです。お上手でした」というと「わあ、良かった」と仰る。
手は大丈夫ですが、今回は足が・・・と先生にした報告をかいつまんでお話。30分ほど待って薬が届き、ハーセプチンと生理食塩水で1時間半。
本は面白く、頁を繰る手が止まらない。無事に点滴が終わったころ、Okさんが顔を出される。手足をお見せして、爪囲炎の部分もガーゼを取って診て頂く。「薬は増量しないでこのままにして頂きました。」と言うと「良かった、良かった」と仰る。続けることに意義がある(続けられなくなっては元も子もない)という共通理解のもと、応援してくださるのが嬉しい。
Mさんに血圧を測って頂くと、110-66、脈拍は63。その後抜針をして頂いたが、痛点からうまく外れて針が刺さっていたのか、衝撃はあっても痛みはなかった。ラッキー。
病院滞在時間は4時間強。会計書類を腫瘍内科受付に出してから、時間を見計らって自動支払機へ移動。採血、レントゲン、点滴の3割負担の4万円強をカードで支払う。
外に出ると予報通り実に暖かい。コートは手提げに入れたままで全く要らない。風は結構強いが冷たくない。病院前の川沿いの公園では、昼休みのビジネスマンや近くの保育園児たちがお散歩かたがたお花見中。あたみ桜、おかめ桜が満開だ。澄み切った青空の下、あまりに美しかったので、写真を撮って家族LINEに送信。
薬局に入ると、人、人、人で溢れている。こりゃだめだ、と覚悟するも、本を読みたいので待ち時間もそれほど苦にならない。結局1時間半ほど待つことになった。
ようやく番号を呼ばれ、今回はお薬が少ないですね、と問われゼローダの減薬等についてお話する。
今日は4種類、4袋。漢方2種がなくなって随分少なくなった。前回同様1万円強をカード払い。
病院と薬局の合計滞在時間は結局6時間弱。薬局では本を読みながら、一瞬ウトウトとしてしまった。お腹は空腹のピークをかなり超えて、空き過ぎている。乗り換え駅まで足を伸ばして、殆どおやつの時間に遅いランチ。夜は夫が宴会で不要なので、手抜きをするのが目に見えているし、急ぐこともないので、時間をかけてお肉も野菜もお茶もデザートも、たっぷり頂いた。
本は無事読み終わり、映画の公式サイトで配役を確認。なるほど、うん、ぴったりと思う人と、どうかな、と思う俳優さんが混在。それでもおそらく観に行くだろうなと思う。読んでから観る、これもまた自分の想像を超えた部分を探すのが楽しいものである。
買い物をしながら帰宅は結構遅くなってしまった。リビングの上に夫からのホワイトデーのお返しのお菓子が置いてあった。
先日の内装の不具合の追加工事で夜、職人さんがお一人で来宅。小一時間で作業が終わり、ようやく浴室リフォームが完了した。結局1か月近くかかってしまった。
明日は息子が帰省することになっている。また賑やかになり、家事も増えそう。ゼローダも4クール目、なんとかペースを掴んでうまく続けていきたい。
3週間前に久しぶりに泊まったホテルは、今回もシングルをツインにアップグレード。癒し系のアメニティも充実しており、広々とした部屋で手足を伸ばし、柚子の香りのバスパウダーでゆったり湯船に浸かり、大きなベッドでぐっすり眠ることが出来た。
夜中に1度お手洗いに起きたが、その後すんなり寝直せて、目覚ましが鳴る前に自然に目が覚めてそのまま起床。夫にモーニングLINEをしてもなかなか既読にならないので、結局電話。浴槽足湯の支度をし、爪囲炎や手足のケアをしてから、部屋で新聞を読みながらサンドイッチの朝食を済ませる。母にご機嫌伺いの電話をし、朝の連続テレビ小説を視てから、チェックアウト。朝からかなり暖かい。日中は上着不要の20度超えという予報だ。
IDカードを通して採血受付に出向く。番号を取ると、20人以上待っていて13分待ちと出ていた。態勢を立て直し、読書開始。今日の御伴は東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」(角川文庫)。出だしから面白そうであっという間に惹き込まれる。
ほどなくして採血室へ入ると、3週間前と同様臨床検査技師のYさんが担当だった。今日も5本。針刺しも抜針もまあまあの痛み。今日も前回のように出血がすぐに止まらなかった。どうしたことか。
止血しながらエスカレーターで2階に上がり、レントゲン受付。こちらはまだ受付が始まったばかり。それほど待たずに受付が終わり、名前を呼ばれる。今日も検査着を用意して頂いたが、ブラトップと飾りもボタンもないシンプルなニットなので、そのまま着替えずにすんなり撮影。
再び1階に降りて、腫瘍内科に移動。今月初めてなので保険証のチェック。定位置は早くも埋まっていて、その後ろの席を確保して読書再開。GWには映画化されるとのことで、既に予告編は何度か見ているが、実際に配役を想像しつつ読み進める。
採血から1時間ほどしたところで、血圧測定。106-64、脈拍は69。まずまずだ。
再び読書を続けていると、10分ほどで中待合へどうぞ、と番号が出た。20分ほどして先生がお顔を出された。朝の受付から先生にお目にかかるまで今日も2時間弱。
「さて、どうでしたかね。」と問われ、「今回は、手は軽症で、ささくれ等が出来やすく発赤はありますが、酷い痛みはなくなんとか家事が出来ます。一方、足は皮が剥けたり、その後が赤黒く変色して汚らしくなっています。先週から爪囲炎になってしまい、皮膚科クリニックに通ってフロモックスを飲み、バラマイシンでケアしています。それでもこのくらいなら続けられるかなと言った感じです。一度酷い下痢があり、小児用ロペミンを1度飲んだところ、下痢は止まり、翌日は一切お通じがないくらい良く効きました。」と言って手袋を取って手のひらをお見せし、ハイソックスを脱ぎ、ガーゼを外して爪囲炎と足裏も診て頂く。「うーん、そうですか。痛そうですね。それにしても本当に(小児用でも)良く効くんですね。」と仰る。診察室での検温は6度8分。
採血の結果、マーカーは前回比2割弱の減。まだ正常範囲内にはならないが、2か月連続で結構下がってきた。白血球は3,500で好中球がやや少なめの1,120だが、1,000を超えているので、予定通りハーセプチンをしましょう、ということに。
そしてPCには前回、今回のレントゲン写真が。左右ともあまり変わらない影もあるが、右下のものは少し薄くなっていると思う、とのこと。「マーカーも下がって、レントゲンもそういうお見立てなら、効いているということですね?」と問うと、「効いているようですね」と仰る。ゼローダ半分量でもグッジョブだ。
このまま無理のない範囲で、次クールは今回と同様にして続けましょう、ということに。次回3週間後は口腔外科の経過観察もある。先日右奥歯周りが疼いたことがありドキドキしたが、とりあえず収まっていること、今週末には3か月検診もあることをお話する。来月は2回の通院になるので、レントゲンやマーカー測定は2回目の月末に、ということで予約が入る。
ゼローダは今回全て飲み切ったので、前回同様朝夕4錠を10日間で80錠、そしてミヤBM錠については3週間分1日3回で63錠。ヒルドイドは、ローションだけ頂き、ゲルは今回お休み。アンテベート軟膏(強めのステロイド)とローションを一対一で混合したものは前回と同量出してくださった。ケチらないでたっぷり塗りなさいとのこと。4種類なのでいつもより少なめ。まあ薬は少ないに越したことがない。
ご挨拶をして診察室を出、化学療法室へ。
まだそれほど混んでいないかなと思ったが、看護師さんの数も少なめ。お手洗いを済ませてしばらくしてから、看護助手さんから内側の通路側のリクライニング椅子に案内された。
態勢を整えて夫やお友達に報告LINE。薬が届くのを待つ。
刺針にMさんが見える。ちょっと不安だったけれど、全く痛みなくすっと入った。思わず「全然痛くなかったです。お上手でした」というと「わあ、良かった」と仰る。
手は大丈夫ですが、今回は足が・・・と先生にした報告をかいつまんでお話。30分ほど待って薬が届き、ハーセプチンと生理食塩水で1時間半。
本は面白く、頁を繰る手が止まらない。無事に点滴が終わったころ、Okさんが顔を出される。手足をお見せして、爪囲炎の部分もガーゼを取って診て頂く。「薬は増量しないでこのままにして頂きました。」と言うと「良かった、良かった」と仰る。続けることに意義がある(続けられなくなっては元も子もない)という共通理解のもと、応援してくださるのが嬉しい。
Mさんに血圧を測って頂くと、110-66、脈拍は63。その後抜針をして頂いたが、痛点からうまく外れて針が刺さっていたのか、衝撃はあっても痛みはなかった。ラッキー。
病院滞在時間は4時間強。会計書類を腫瘍内科受付に出してから、時間を見計らって自動支払機へ移動。採血、レントゲン、点滴の3割負担の4万円強をカードで支払う。
外に出ると予報通り実に暖かい。コートは手提げに入れたままで全く要らない。風は結構強いが冷たくない。病院前の川沿いの公園では、昼休みのビジネスマンや近くの保育園児たちがお散歩かたがたお花見中。あたみ桜、おかめ桜が満開だ。澄み切った青空の下、あまりに美しかったので、写真を撮って家族LINEに送信。
薬局に入ると、人、人、人で溢れている。こりゃだめだ、と覚悟するも、本を読みたいので待ち時間もそれほど苦にならない。結局1時間半ほど待つことになった。
ようやく番号を呼ばれ、今回はお薬が少ないですね、と問われゼローダの減薬等についてお話する。
今日は4種類、4袋。漢方2種がなくなって随分少なくなった。前回同様1万円強をカード払い。
病院と薬局の合計滞在時間は結局6時間弱。薬局では本を読みながら、一瞬ウトウトとしてしまった。お腹は空腹のピークをかなり超えて、空き過ぎている。乗り換え駅まで足を伸ばして、殆どおやつの時間に遅いランチ。夜は夫が宴会で不要なので、手抜きをするのが目に見えているし、急ぐこともないので、時間をかけてお肉も野菜もお茶もデザートも、たっぷり頂いた。
本は無事読み終わり、映画の公式サイトで配役を確認。なるほど、うん、ぴったりと思う人と、どうかな、と思う俳優さんが混在。それでもおそらく観に行くだろうなと思う。読んでから観る、これもまた自分の想像を超えた部分を探すのが楽しいものである。
買い物をしながら帰宅は結構遅くなってしまった。リビングの上に夫からのホワイトデーのお返しのお菓子が置いてあった。
先日の内装の不具合の追加工事で夜、職人さんがお一人で来宅。小一時間で作業が終わり、ようやく浴室リフォームが完了した。結局1か月近くかかってしまった。
明日は息子が帰省することになっている。また賑やかになり、家事も増えそう。ゼローダも4クール目、なんとかペースを掴んでうまく続けていきたい。