インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

変化

2007年03月02日 | 歴史
子供はある時、突然に変化をします。

それまで全く出来なかった事が、些細な切欠で自信を持つと信じられないような動きに変わるんですね。
それがこんな時では無いでしょうか?

今まではボールを投げる事は出来ても、捕ったり止めたりする事が出来なかったプチ塾生。
そろそろボールに慣れて来た所で、実際にバットを使ってノックをしてみます。


物の見事に身体の正面でボールをキャッチします。

ほんの小さな出来事が、こんなにも大きな自信となって来ました。


抜かすかっ!

きちんと見れば怖く有りません。
今までは避けていたボールに、自分から飛び込むようになりました。


綺麗に正面に回りこみます。

自らが動く事を覚えたプチ塾生。
身体はまだまだ小さいけれど、動きは野球選手っぽくなって来ましたよ。


速い打球にも、がっちりと腰を落とせるようになりました。

もうボールなんて全然怖く無い様子。

ところで、ナオキはサンダーバードやらパペットマペットやら呼ばれておりますが。
どれもこれも仇名としては長いので、この際塾長の趣味で仇名を統一しましょう。


バージル♪

これなら呼びやすいね。


まだまだ形が出来ていないサガワですが、ひとつ気が付いて欲しい事が有ります。

それは捕球の瞬間までじっくりとボールを見ている事。
これが出来るようになれば、後は飛躍的に上手くなりますよ。


それまでは顔を隠す為に使っていたグローブも、今では本来の目的に使用されるようになりました。

空いている右手の使い方もばっちりです。


速い打球を身体に当てて止めるクルミ。

素晴らしいじゃ無いですか。
今までは逃げるのが優先、でも今は捕るのが優先になって来ました。

ところで・・・
後ろのプチ塾生にご注目下さい。

全員が捕れる自信が付いて来たせいか、他人のプレーも集中して見ていますね。
これは絶好のチャンス到来です。

全員のモチベーションが上がると、一気にその上の練習まで行けますよ。
アドレナリンノックの絶好の機会です。

ここでプチ塾生達には一休みさせるべく、まずは全員にグラウンド1周を命じます。
帰って来たら平成塾名物、アドレナリンノックを行いますよ♪


ふと横を見ると、見慣れぬ訪問者が・・・・

おおっ!
塾生にもファンがいたのでございます。

だれだれ?
誰のファンなの?

興味津々の塾長。
「え~・・・・私はあいつ、この子はあいつかな?」
残念乍ら、個人情報保護の観点から名前は割愛させて頂きます。


塾生もやるもんだねと感心していると、プチ塾生のご帰還。

さあ、アドレナリンノックだ!
これで一気にプチ塾生もBクラスだ。
いやっ! ひょっとしてAクラスに上がる奴がいるかもしれない♪

一人ほくそ笑む塾長。

しかし、現実はそれほど甘くは無いのでした。


塾長~・・・・

走っている時に押されました・・・・


へ?

押したの?
なんで?


押しました・・・・  理由は無いです・・・・

あちゃぁ~・・・・
塾長の計画が水の泡。
せっかくのモチベーションが一気に下降して戻って参りました。

プチ塾生ならではの、小競り合いでございます。

仕方なく、チームプレーと信頼される選手になる為の短い講義。
野球はね、9人でやるスポーツだからね、みんな仲間だしね・・・・


はいっ! 解りましたぁ~ 

・・・・・・・・
もういいや、給水しなさい。

さすがはプチ塾生。
塾長の計画なんざ、物の30秒も要さないで台無しにしてくれるのでした。