インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

広さの認識

2007年03月06日 | 歴史
どんどんと変化するプチ塾生。

きちんと正面でボールを捕る大切さが解り始めたかな?

今までは捕り辛いボールから全て逃げまくっていたけど、自分が動けば捕りやすい場所も有るって事を解ってくれたでしょうか?


せっかくある程度は捕れるようになって来たので、ダイヤモンドを体験させて上げる事にしました♪



ビーバーズの子達は慣れた広さですが、ほとんどのプチ塾生はこんな広いグラウンドは初体験。

塾長もそうでしたが、初めてダイヤモンドに立つとその広さに圧倒されます。
特にピッチャーマウンドの有るグラウンドなんて、三塁から一塁を見ると地平線の向こうにボールが有るように感じるものなんです。


やっている事は今までの練習と変わらないのですが、ノッカーと自分との間の距離が長くなりました。

これって、ノックを受ける野手にとっては結構嫌なものなんです。
何故かと言うと考える時間があるから。

打球を見てから、自分の所に来るまでに野手は色んな事を考えるんですね。
前に出た方が良いのか、それともここで待つべきか、どこら辺が捕り易いんだろう、イレギュラーしないかな、どこで腰を落とそう・・・
野手はこんな事を考えながらボールを待ちます。


ノッカーの打球も遠い距離に届かせる分だけ、今までよりは多少速くなります。

その分だけボールも少し怖い。
バウンドだって今までよりは高く上がるので、入る場所を間違えると簡単に頭を越されます。


慣れないと、遠くから放つノッカーの打球は判断が難しい。

すぐ側まで来てから、慌てて動くので簡単に抜かれちゃいますね。
これが公式グラウンドの広さなんですよ♪

でも、公式グラウンドと言っても少年野球の公式グラウンド。
中学校から使うグラウンドはもっともっと広くなります。
中学生からグラウンドの広さはプロ野球と同じになるんですね。


それでも一生懸命ボールを止めるプチ塾生。

身体が小さいお陰で、やたらとグラウンドが広く見えます。
当然捕れる範囲も狭いのですが、ボールに抜かれたら遥か遠くまでボールを拾いに行かなくてはなりません。

教わった通りに、怖くてもしっかりボールを止めましたよ。


けれどプチ塾生にとっては、ここからがもっと大変な作業。

遥か向こうの地平線の彼方までボールを投げなくてはなりません。

一塁手なんて顔も解らない遠さ。
送球を待つ野手も小さいので、ほとんどベースの上にあるゴミにしか見えません。

えーいっ!

渾身の力を入れて投げますが、ボールはダイヤモンドの中を転々。
二塁手がボールを拾って一塁手に投げてくれたお陰でやっと一塁まで届きました。

まだまだ道のりは遠そうです・・・・