インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

送り出す指導陣

2007年03月24日 | 歴史

何しろ今年の6年生は粒ぞろい。

このまま試合をさせていても良いのですが、あまりにも楽勝ムードで終わらせてしまうと6年生達の為になりません。
世の中には厳しい事もあるのじゃと教えて上げたいのが親心。

3回裏の頭からビーバーズの選手に代わって指導陣の登場です。

まあ、卒部記念に思い出として勝負してあげましょう♪


まずは塾長とあばさきコーチのバッテリー登場。

いきなりマウンドに上がる塾長に、6年生は目を白黒。

今日の塾長、きちんとスパイクを履いて準備万端。
いつになく本気モードでございます。


それでも強力打線を抑え込めるかちょっぴり不安。

本気モードで打たれた場合の言い訳を考えながら投球練習。

今日は熱っぽいから・・・
昨夜は寝て無いから・・・・
実は左利きだったんだ・・・

矢田主将の爪の垢を煎じて飲ませたい塾長なのでした。


全員に投げて、バットの芯で2本ほど捉えられましたが被安打ゼロ。
長居は無用と、早々に2回で降板させて頂きました。
降板と同時に、いつものように大きな態度に戻る塾長。

さあ、4回表からは指導陣が打席に立ちます。


まずはチョコパパ。

指導陣の凄さを見せ付ける筈が・・・・


慣れない左打席であっさり三振。
駄目じゃん・・・


続いてあばちゃん。

何しろ御存知のようにオンかオフしかスイッチの無いあばちゃん。
まともに引っ張ると、区内最大の校庭とは言え高いネットを遥かに越えてしまいます。

急遽引っ張り禁止を指示しましたが、右中間の最深部ネットの最上部にライナーで当てるホームラン。
「どうだぁ!」
まるで自分が打ったかのように得意になる他の指導陣。


ここでピッチャーはアニジャにスイッチ。

貴重な中継ぎ投手の登場です。


指導陣に打たれても、言い訳ひとつしない矢田主将。

塾長、見習え。


続いてビーバーズの指揮官、いのちゃんのバッティング。

さすがにパンチが有ります。
打球は物凄い速さでセンター前へ。
監督としての面目躍如でございます。

さすがは指導陣。
口先だけじゃ無かったんですねぇ・・・・
今更ですが・・・

どうにかこうにかチェンジになりましたが、既に6年生チームは意気消沈。


お前ら、こんな時の立て直し方も教えただろう。

こう言う時こそだな・・・

ヒットを打たれなかった事で気を良くしている塾長が偉そうに説教をたれます。


そんな事言ったって、こんな気分にさせたのは何処のどいつだよ。

ったくなぁ・・・
良く言うぜ、まったく・・・・

小学生も卒業近くなると、妙にひねていて扱い辛いのでした。


塾長に代わりマウンドに上がったのはいっちゃん。

塾長よりかは打ち易い球ですが、それでも塾生には厳しい。


対する平成塾は抑えの切り札ポロ和をマウンドに。

これ以上は点をやらない必勝リレーです。


ただ、ここは壮行試合。
この後、塾生達には思い出に残るバッターがぞくぞく登場します。


再び塾長の登場。

ポロ和との最後の対戦を楽しませて貰います。


構えていたバットがスッと下に降りましたが、これはドラックバントを試みる所。

塾生達は、このような動作をバッターが行ったらセーフティバントだと覚えておいてね♪
上手なバッターは最初からバントの構えなんてしませんよ。

残念乍ら結果はフォアボール。
塾長の勝ちです。


続いて責任所在。

新妻がグラウンドに来ているせいか、身も心も打球も浮かれてアウトです。
個人的には「ざまあ見やがれ」と思わなくも無い・・・


さあ、ここでサプライズゲストの登場。

平成塾ファンは多い事で知られていますが、この方も大の平成塾ファンの一人。


今年の6年生を担任した粕谷先生。

「打ちたい」
「打ってみたいな」
「でも大丈夫ですか?」
「私の打席で試合が左右するような大事な場面じゃ有りませんか?」

大丈夫です。
そんな大切な場面なら、打ちたいと言っても出しません。


バシッ!

「何するのよっ!」
塾生の投げる速球に、びびって手の出ない粕谷先生。
いきなり説教モードです。

仕方無くフワッと投げるポロ和。
「おぎゃーっ!」
何故か粕谷先生はバットを振る際に「おぎゃー」と叫びます。

「おぎゃーっ」
「おぎゃーっ」
何度振っても当たりません。

そこでピッチャーはポロ和から、直接指導を受けている矢田主将に交代。
「おぎゃーっ」
「おぎゃーっ」

仕方無く、やはり直接指導を受けている副大に交代。
「おぎゃーっ」
「おぎゃーっ」


遅い球なら、こいつ以外にいないだろう・・・

最後はやはり直接指導を受けている自衛隊が登板。

「おぎゃーっ」 ボコッ

無事にサードゴロに打ち取られ、先生にとっても塾生にとっても、良き思い出を作る事ができました♪

対外試合有り、指導陣の登場有り、先生の登場有り、公然といちゃつくカップル有りの壮行試合。
卒部する6年生にとって、凄く楽しい時間を過ごせた事でしょう。

丁寧にビーバーズにお礼を申し上げて、壮行試合は無事に終了。


さあ、この後は楽しい楽しいイベントが待っています。

6年生全員が呼ばれて役割分担。
進行表を元に、細かく指示が出されます。

さてさて、何が用意されているのでしょうか。