インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

個人レッスン

2007年05月03日 | 歴史
何しろ月に1回3時間だけと言う練習で、これだけ多くの塾生全員に指導を行き渡らせるのは限界が有ります。

せっかくやる気になった塾生達。
そんなモチベーションが高い時期に、もっともっと伸ばして上げたいと思うのですが。
いっその事、東京ドームでも購入してしまおうかい。
ジャイアンツにはどこか公園で試合をして貰う事にして。

そんな妄想を抱いていると塾長宅の呼び鈴が・・・

ビンボー       ン

前日のチョコとバージルに引き続き、昨日も塾生がやって参りました。


昨日のレッスン希望者はユウタとナオキ小。

現在、プチ塾生の中から飛び出そうとしている塾生です。
「塾長、投げ方を教えて下さい」
最初の挨拶からやる気マンマン。

塾長の家の隣の公園(個人的には結構広い庭だと思い込んでいる)で、きっちりと投げ方を直す事にしました。

ボールを投げる指導をする際に、肘を高く上げさせなくてはならいのですが、肘を高くして投げろと言って直る訳では有りません。
バックスイングや足の踏み出し、様々な要素が加味されて初めて腕の振りが矯正されます。

で・・・・


自分で意識する場所を教えてやるとこの通り。

横から出ていた腕が、物の見事に高い所に上がるようになりました♪


続いてユウタ、プロ野球のピッチャーみたいなフォームでしょ?

小学校3年生でこのフォームで投げられれば、5年生頃には誰も彼らのボールを打て無くなりますよ。

投球フォームを直すには、このようにまだ変な癖が付いていない時期が大切ですね。
この時期に正しいフォームを教えてやると、すぐにきちんとした投げ方に直ります。

すごいすごいと塾長が褒めていると・・・・


卒部生登場。

現在十二中の野球部に所属する寺本くん。

先日は練習試合に先発出場して、一度もエラーをしなかったんですよと、嬉しそうに報告をします。

「一度もボールが飛んで来なかったからじゃないの?」
「違います、ファーストを守りました」
「相手チームは全員がフライでアウトになったの?」
「違います、ちゃんと内野ゴロも有りました」
「ホームからファーストまで2分くらいかかるとか?」
「いえ、ちゃんと走ります」

「いいから手伝え」
「はい・・・」

半ば強制的に練習に参加してくれました。


ピッチャー志望のユウタ。

素質は充分ですが、まだ全力投球をすると体重移動に難が有ります。


対するナオキ小。

今日習いたてのフォームなので、きっちりと体重移動が出来ていますね。
昨日まで横から腕を出していたとは思えない綺麗な投球フォームです。


と、ここで公園に人が来たのでキャッチボールは中止。


塾長手作りの秘密兵器でバッティングの練習をする事に。

名づけて「メジャーリーガーも夢では無いリーディングヒッター養成マシン」
長いな・・・・

何の事は無い、バットの長さにカットされた丸い棒に、バット用のグリップテープを巻いた物。
この細い棒で、プラスチック製のゴルフ練習球を打たせます。

細いバットで小さな球を打つには、ボールを最後まで見る事と正確なスイングが要求されるんですね。


このように、ちょっとでもボールから目が離れると当たりません。

ミートに専念できる優れものでございます。
一部コマーシャルが含まれております・・・



と、そこに。


前日に引き続きチョコが参上。

この連休中に上手くなって、仲間を引き離すつもりです。


で、昨日はカカオも参加。

「今日の私はやりますよ。」
相変わらず根拠の無い自信マンマンです。

せっかく人数が増えたので、2組に分かれて野球の試合をする事にしました。


と言っても、限られたスペースの中。

先ほどの当たっても痛くないボールと、メジャーリーガーも夢では無いリーディングヒッター養成マシンを使ってのバッティングだけの試合です。

ルールは打球を見てヒットかアウトかを判定。
打っても走る事は有りません。

これがなかなか盛り上がりを見せ、最後は延長12回にチョコ、カカオチームがサヨナラ勝ちを収めました。
負け投手は寺本です。


昔はこのようなローカルルールを作って、子供達が自らの企画で遊んでいたものでけどね。
こんな他愛の無いゲームで、どんどんと上手くなって行ったものです。

こうして、遊び感覚を取り入れながら、実はきっちりと基本を身体に沁み込ませる。
昨日参加した塾生達は、知らない間にバッティング技術も向上している事でしょう。






で、この試合中によく声を出していたカカオは喉がカラカラ。


水を飲みに行きますが、女の子達に水のみ場を占拠されていて、ここで5分以上も待たされたのでした。