インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

通常練習

2007年05月28日 | 歴史
最近のパスポートはICチップが埋め込まれており、以前のパスポートでアメリカへ行くのにはビザが必要だと言う事を聞かされて愕然としている塾長です。
勝手に変更しておいて、こちらの手間が増えるってどうよ・・・ (-"- )
ブッシュ、出てきて説明しろ。



さて、平成塾はこの日から通常練習に戻りました。

前回の練習ではクラス分けが有ったり、新しく入塾した塾生はお客様扱いでしたが、この日を境に情容赦無くなります。


平成塾が最も大切にする練習のひとつ、キャッチボールの開始です。

こちらはBクラス。
当然のように、30m離れた相手の胸に正確にボールを投げられる他、万が一相手の送球がずれても決して後ろには逸らしません。

50m離れた相手にワンバウンドでボールを投げるなんて、絶対に有り得ないクラスでございます。


つい先日までフォームを徹底的に直されたプリの投球。

体重移動が出来るようになり、肘が高い位置から前に出ています。
投球バランスも綺麗に整いましたね。

これを繰り返して練習し、完全に自分の物にしてくれれば言う事は無いのですが。
ある程度できるようになると、決してその先には自発的に進まないのがプリのプリたる所。

言われるまでは自分からは何もしない、知らん振りのプリでございます。


それでもっ!

プリのフォームがこれだけ綺麗になったのだから、プリの周りにいる同級生もきっとやる気になって練習したに違い無い。
どれだけ真剣に練習に取り組んで、どれだけ華麗なフォームになったかと見に行ってみると。


お腹が痛いと休んでおります。



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気を取り直して・・・


こちらはDクラス。

まず教えなくてはいけない事は・・・

グローブは食べ物じゃ有りません。
砂をいじった手や指を、洗わないで口の中に入れてはいけません。
声を出せと言いましたが、意味も無く奇声を発するんじゃ有りません。


で・・・

キャッチングの際の左手の動きを教えます。

グローブの使い方はこうですよー
はーい、いちいちグローブの匂いを嗅がない。
そこ、グローブをはめる手が逆ですよー


卒部生の自衛隊が黙々とボールを優しく投げて上げますが・・・

捕る捕らない以前に、ボールに触る事すら出来ません。
彼らがもしも野生のライオンだったら、3日以内に餓死した事でしょう。



今年も道は果てしなく遠く、想像以上に険しいのでした。






思うに月に一度の練習で、何かを教えるってのには無理が有りますね。
この時期の子供達には、言って解らせる事と繰り返して覚えさせる事が有りますからね。

昨年度までは、この小学校に通う子供達はどこへ行っても礼儀正しいと評価されていましたが、そこには必ず塾生の存在が有りました。
果たして今年度からどのような対外評価を得られるのか、指導陣では無くても心配する所でしょう。