インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

連日の指導

2007年05月05日 | 歴史
ゴールデンウィーク期間中は朝から晩まで子供達に付き合わされている塾長です。

連日炎天下の猛特訓。
バテる塾長に対し、子供達は入れ替わり立ち代りなので疲れません。

昨日まで頑張って、今日は温泉で身体を休めよう。
暑い日差しから逃れて、1日お風呂に浸かっていよう。

と計画していたにも関わらず。

朝から愚妻が熱を出し、全ての計画は水の泡。
次女を連れて炎天下、超混みの上野動物園に行って参りました。
誰か塾長に美白を・・・・




そんな塾長の苦労も知らず、連日塾長宅には塾生がやって参ります。

朝も10時には塾長宅隣の公園で練習に借り出され。
昨日はプリ、ポワワン、ピー、ナッツが午前中に。
午後からは5年生以下がニコニコしながらやって参りました。


自分が疲れていない時は、相手も疲れていないと思い込んでいる塾生達。

昨日の午後の参加者は、カナエ、タカ、ナオキ小、チョコ、カカオ、子旦那、Qoo。

まあ、この程度の人数の方が行き届いた指導は出来るんですけどね。
多少の疲れと引き換えに、塾生がプレーに自信を付けてくれればお安い御用なんですけどね。
ぶつぶつぶつぶつぶつ・・・・・


この日も最初はキャッチンボードを使っての基本練習。

正しい捕球姿勢が出来るまで繰り返します。

例え捕れても姿勢が悪ければ駄目。
捕れなければ何が悪いかをひとつひとつ直して行きます。


まあ、それでも新1年生やDクラスの塾生はボールに慣らせるだけ。

古参の塾生達にとっては簡単なバウンドやゴロも、野球を始めたばかりの子供にとっては目の前を通過する弾丸を素手でキャッチするようなものです。

けれど古参の塾生と言っても大した事は有りません。
今まで偶然に捕れていた機会が多かっただけで、勝手に上手いと信じ込んでおります。


怖がりませんと言った直後のキャッチングがこれ。

隣のナオキ小談、「そこまで怖がらなくても・・・・」

本人は怖がっている事に気付いていないんですけどね。
確実にボールを捕る自信が無いと、どうしてもこんな感じでキャッチに行きますね。


まるで全財産を受け止めたようなQooのキャッチング。

実際にはポテーンって言うショートバウンドなのですが、表情だけ見ると途轍も無く難しいボールをキャッチしたかのよう。

そこまで歯を喰いしばらなくても・・・


この所、肩が良くなりボールを怖がらなくなったタカ。

この日はボードをはめてキャッチングに挑戦します。
今までのタカを知っている人達には信じられない光景。

これで捕るから尚びっくり。

人間、やる気にさえなればどんな事でも克服できます。

で、ボードを使ってしばらく練習していると・・・


このようにキャッチングの際に脇が締まって来るんですね。

この形にさせるまでが大変なんです。
でも、これが出来るようになればショートバウンド、ハーフバウンド、どんな球でも対応出来るようになりますよ。

で、ここまで出来るようになったから、もう塾長は帰れるかと言うと・・・


続いて、例のボールを使っての紅白戦。

これが妙に盛り上がります。

何も言わなくても声を出すし、1アウト毎に指を立ててアピールするし。
攻守交替はダッシュで行います。
君達は疲れと言うものを知らんのか?

なぜかニコニコしながら試合に臨む塾生達。
うんざりしながら付き合う指導陣。


バッチ来~い。
相手チームに向かって勇ましい声を出す塾生達。

ビール買って来~い。
父兄に向かって悲鳴とも思える声を出す指導陣。


朝の10時前から夕方の4時過ぎまでしっかりと付き合わされて、この日の練習もやっと終了。

最後はこの日参加した塾生達で記念写真を・・・


そんな時に転ぶ奴がおります。

最後の最後まで、一瞬たりとも気を抜かせてくれない塾生達でございます。

「あのね、転ぶ時には手を付くんですよ」
「お腹から落ちたら痛いんだからね」

「びえ~っ」


満足顔の塾生達。

写真左のカナは汗を拭いているのでは有りません。
ボールを捕りそこなっておでこを冷やしている所でございます。