家の中にある予定表を見ると「6/10 よっちゃんと野球」。
まるで子供の夏休みの計画のような事が書いてある塾長です。
ところでみんなは野球のボールのスピードってどの程度か知っていますか?
プロだと時速150km?
アマチュアでもだいたい130~140kmくらい?
子供達だと110kmくらいだと思っていませんか?
実はこの速度はピッチャーが投げたボールの速度。
野球の中で最もボールの速度が出る時は、バッターがジャストミートした打球の初速なのです。
それも力学的に計算すると、ホームランのように高く上がった打球よりも野手に向かって飛ぶライナーが最も速度が出ている事になるのですよ。
簡単に説明しましょうね。
まずは解り易くピッチャーが投げたボールが100kmとします。
これは少年野球のピッチャーが投げる平均的な速度ですね。
勿論、昨年度の平成塾のエース矢田くんが投げていたボールは、もっとスピードが有りましたよ♪
対するバッターのバットの速度。
バットヘッドは実は投げるボールよりも速いんですね。
子供達でも120kmは出ているでしょう。
因みに現ソフトバンクの監督である王さんが現役の時には、バットヘッドの速度が180kmを越えていたそうです。
この速度を反発係数や衝撃吸収などを考慮せず、単純に計算するとバッターの放つ打球は初速で220kmと言う事になります。
勿論、投手が投げたボールと違いすぐに速度が落ちますが、それでも200kmを越える打球が野手の所に飛んで来る訳ですね。
少年野球の塁間は23m。
時速220kmのボールが打ってからベース上に到達するまでに要する時間は0.37秒。
つまり、速い打球は打者が打ってから、三塁手や一塁手の守っている所へ0.37秒でやって来るのです。
その間に野手は打球を判断し、ボールの正面に入り、捕球姿勢をとって、グローブを正確に出さなくてはなりません。
一瞬の躊躇が全てを台無しにしてしまう訳です。
野球の試合の平均時間を2時間として計算すると7千2百秒。
野手はその中で0.3秒に備えて、ボールに集中していなくてはなりません。
如何に野球が集中力を要するか、数字で出すと驚いてしまうでしょ?
その他にも速い打球は、野手にとって恐怖も伴います。
その為に捕りに行く姿勢が中途半端になったりするんですね。
でも、中途半端な捕球姿勢こそが怪我を招きます。
それを克服する為には、守備に対する思い切りと、自分は捕れると言う自信をつけさせなくてはならないのです。

平成塾名物のアドレナリンノック。
ノックを受ける野手を、興奮の極限状態に追い込んでから速い打球を打ち込みます。
野手は興奮する事により、血液中にアドレナリンが分泌され恐怖を感じなくなるのです。
また、同時に多少の痛さも感じなくなります。
このアドレナリンが出ている時には、人は物凄い集中力を発揮しますね♪
塾長は試合中に大量の血を流す怪我を何度かした事が有りますが、この作用によって試合が終わるまで全く痛さに気が付きませんでした。
でも、掃除当番などの時には、指に出来たささくれで掃除が続行不可能になった事がございます。

歯を喰いしばってボールに備えるQoo。
興奮状態だろうが、一度捕れてしまえば大きな自信に繋がります。

Bクラスの洗礼を受けるユウタ。
興奮状態と同時に、極度の緊張状態である事が解ります。
何しろ小学校3年生で、このノックに立ち向かう事だけでも凄い事なのです。

同じく緊張の極みを迎えているナオキ小。
瞬きすら許されない状態で、ボールに集中しています。
守る野手にとって、この0.3秒は30分以上の運動に匹敵する体力と精神力を消耗するんですよ。

4年生としてのプライドと誇りを持って構えるチョコ。
この時だけは男の子から男の顔になりますね♪
絶対に逃げない、絶対に捕ってやると言う気迫が写真からでも伝わって来ます。
この練習は残念乍ら長い時間をかける事は許されません。
それだけ消耗が激しいからなんですね。
でも、ここで自信を付けた塾生は、この後はどんな打球でも正面できちんと捕れるようになるのです。
まるで子供の夏休みの計画のような事が書いてある塾長です。
ところでみんなは野球のボールのスピードってどの程度か知っていますか?
プロだと時速150km?
アマチュアでもだいたい130~140kmくらい?
子供達だと110kmくらいだと思っていませんか?
実はこの速度はピッチャーが投げたボールの速度。
野球の中で最もボールの速度が出る時は、バッターがジャストミートした打球の初速なのです。
それも力学的に計算すると、ホームランのように高く上がった打球よりも野手に向かって飛ぶライナーが最も速度が出ている事になるのですよ。
簡単に説明しましょうね。
まずは解り易くピッチャーが投げたボールが100kmとします。
これは少年野球のピッチャーが投げる平均的な速度ですね。
勿論、昨年度の平成塾のエース矢田くんが投げていたボールは、もっとスピードが有りましたよ♪
対するバッターのバットの速度。
バットヘッドは実は投げるボールよりも速いんですね。
子供達でも120kmは出ているでしょう。
因みに現ソフトバンクの監督である王さんが現役の時には、バットヘッドの速度が180kmを越えていたそうです。
この速度を反発係数や衝撃吸収などを考慮せず、単純に計算するとバッターの放つ打球は初速で220kmと言う事になります。
勿論、投手が投げたボールと違いすぐに速度が落ちますが、それでも200kmを越える打球が野手の所に飛んで来る訳ですね。
少年野球の塁間は23m。
時速220kmのボールが打ってからベース上に到達するまでに要する時間は0.37秒。
つまり、速い打球は打者が打ってから、三塁手や一塁手の守っている所へ0.37秒でやって来るのです。
その間に野手は打球を判断し、ボールの正面に入り、捕球姿勢をとって、グローブを正確に出さなくてはなりません。
一瞬の躊躇が全てを台無しにしてしまう訳です。
野球の試合の平均時間を2時間として計算すると7千2百秒。
野手はその中で0.3秒に備えて、ボールに集中していなくてはなりません。
如何に野球が集中力を要するか、数字で出すと驚いてしまうでしょ?
その他にも速い打球は、野手にとって恐怖も伴います。
その為に捕りに行く姿勢が中途半端になったりするんですね。
でも、中途半端な捕球姿勢こそが怪我を招きます。
それを克服する為には、守備に対する思い切りと、自分は捕れると言う自信をつけさせなくてはならないのです。

平成塾名物のアドレナリンノック。
ノックを受ける野手を、興奮の極限状態に追い込んでから速い打球を打ち込みます。
野手は興奮する事により、血液中にアドレナリンが分泌され恐怖を感じなくなるのです。
また、同時に多少の痛さも感じなくなります。
このアドレナリンが出ている時には、人は物凄い集中力を発揮しますね♪
塾長は試合中に大量の血を流す怪我を何度かした事が有りますが、この作用によって試合が終わるまで全く痛さに気が付きませんでした。
でも、掃除当番などの時には、指に出来たささくれで掃除が続行不可能になった事がございます。

歯を喰いしばってボールに備えるQoo。
興奮状態だろうが、一度捕れてしまえば大きな自信に繋がります。

Bクラスの洗礼を受けるユウタ。
興奮状態と同時に、極度の緊張状態である事が解ります。
何しろ小学校3年生で、このノックに立ち向かう事だけでも凄い事なのです。

同じく緊張の極みを迎えているナオキ小。
瞬きすら許されない状態で、ボールに集中しています。
守る野手にとって、この0.3秒は30分以上の運動に匹敵する体力と精神力を消耗するんですよ。

4年生としてのプライドと誇りを持って構えるチョコ。
この時だけは男の子から男の顔になりますね♪
絶対に逃げない、絶対に捕ってやると言う気迫が写真からでも伝わって来ます。
この練習は残念乍ら長い時間をかける事は許されません。
それだけ消耗が激しいからなんですね。
でも、ここで自信を付けた塾生は、この後はどんな打球でも正面できちんと捕れるようになるのです。