インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

手打ち野球

2007年05月19日 | 歴史
テレビでボーカルグループのクロマニオンズを見て、アンガールズと間違えた塾長です。


さて、塾生に学校で手打ち野球なんてしないの? と聞くと。
学校ではカラーボールの持ち込みが禁止なんだそうです。
理由は危ないから・・・

サッカーボールはOKですが、カラーボールは禁止。
余所見をしている所に、ボールが当たるとしたらサッカーボールの方がカラーボールの百倍は危ないと思うのですが、どうも質量と言う概念が無いらしい・・・

そんな訳で、子供達はカラーボールを使った手打ち野球が得意では無さそうです。


それでも嬉々としてベースを決める塾生達。

ベースを持ち込んでも良いのですが、ここは敢えて伝統を重んじ、ベースは現在有る物で代用します。
ホームベースはマンホール、一塁は太い木、三塁も同じく木にしました。
これぞ伝統的な三角ベース。
昭和の始めから受け継がれる日本古来の少年野球でございます。


試合前に今日の抱負を語るヒロキ。

今日の目標は3割、30ホーマー、30盗塁するんだ。
それを聞いていた上級生。
三角ベースは盗塁無しだよ・・・


さあ試合開始です。

ピッチャーが下から投げる球を、バッターが自分の手で打ち返します。
目標は公園の一番奥にある木。
できればそれを越えて、公園の外に運ぶ場外ホームラン。

外野手も大きな当たりに備えて、随分と深く守っていますよ。


攻撃側のベンチもワクワクしながら戦況を見つめます。

打てよ~
塁に出ろよ~

学年に関係無く、チームがひとつにまとまりますね。
双方のチームに1年生から6年生まで選手が在籍しています。


よっしゃーっ!  ボコ・・・・

綺麗なセンター前ヒット? あれ?
どうも思ったようにボールが飛びません。

そうです。
手打ち野球とは意外と奥が深く、ボールを遠くへ飛ばすには技術がいるのです。

誰か遠くへ飛ばすかと見ていましたが、予想通り全員がボテボテ。
初回の表裏を終えた所で、仕方なくバットを使う事にしたのでした。