インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

書き取りノック

2007年03月14日 | 歴史
守備練習で最もよく行われるのがノック。

平成塾には色んなノックが有りますが、代表的なのがアドレナリンノックと書き取りノック。

書き取りノックとは漢字の書き取りと同じ。
回数を繰り返せば繰り返すほど身体に染み付いて行く事から、書き取りノックと塾長が命名しました。

正に漢字の書き取りと同じで、一度できたからと油断していると肝心な所で間違いを犯します。
徹底的に身体に沁み込ませないと駄目ですね。

それにはノックを受ける野手に待ち時間を作らない事です。
一人が一度に使う時間を5秒としても、12人もいたら一分間に一度しかノックを受ける事ができません。
ましてや人数の多い平成塾。
そこには指導陣の創意工夫が盛り込まれています。


まずは球足の若干速い第一グラウンド。

ここでは若干速い打球を捕らせてみます。
但しほとんどの打球が正面へ。


隣の第二グラウンド。

御存知、鬼の打球を放ついっちゃんノック。
血も涙も無いいっちゃんにしか出来ない荒業でございます。


そして第三グラウンド。

打球は緩いが癖のある打球が多く繰り出されます。
球も右に左に飛ぶので、塾生はおのずと足を動かす事になりますね。


最後は第四グラウンド。

ここでは最も簡単な打球を捕らせて、キャッチングフォームを矯正します。
捕るだけでは駄目、捕るフォームが正しくなるまで練習しますよ。

誰が決めた訳では無いのですが、指導陣同士の阿吽の呼吸でこのように分かれます。
受ける塾生もコーチの指示で、あっち行け、こっち来い。
苦手を克服する為の徹底指導ですね。


苦手と言えばケイゴ。

未だにボールの正面に入る事が出来ません。
写真のように必ずボールを避けてしまいます。

それを克服する為にはめさせたキャッチングボード。
両手を使わないと絶対に捕れない代物なのですが、これでは当分ボールを捕る事が出来ませんね♪


同じくキャッチングが苦手なコウヘイ。

手にはめさせられたのはキャッチングボード。
グローブと違って、片手ではボールがつかめません。


アップにするとこんな感じ。

ボールをボードで止めて、素早く利き手に持ち替えます。
正しい姿勢で捕るとグローブと同じように扱えるんですけどね。

またキャッチングそのものより、プチ塾生は構える姿勢が出来ません。


こんな感じです。

これではなかなか守備範囲が広がりませんね。
膝の使い方を覚えるまでには、まだまだ半年くらいかかるかな?


こんな感じで待てるようになると、突然上手く成り出すんですけどね。

もうBクラスは目前のクルミ。
立って構える姿勢も様になって来ましたね♪

脱プチ塾生も現実味を帯びて来ました。


ボールの正面に入り、ガッチリと腰を落としてキャッチするユウタ。

前々回の練習から一皮剥けました。
正しい基本姿勢が身に付いて来たかな?

でも、このように基本を守ると、見ていても簡単そうにキャッチします。
本当のファインプレーはファインプレーに見えないと言いますが、確かにこの写真でも簡単そうに捕っていますね。

プチ塾生があまりにも簡単そうに捕るので、カカオも急遽ノックに参加。


自衛隊の訓練キャンプの成果や如何に?

後ろでは教官が心配そうに見つめます。
おーい・・・ 手の位置が少し違うぞ・・・


果たして・・・・


それでも見事にキャッチ。

態度で教官がほっとしたのが伝わって来ます。

妙にボールがでかく見えるな・・・・


さてさて、カカオがきっちりと捕れた日にゃ、黙っていられない塾生が一名おります。


兄貴の面目を賭けてチョコが参入。

カカオの捕り方はまだなっていないっ!
ボールを捕るだけじゃ駄目だ。
このように素早く、もっと寄りを早く、捕った後は正確にっ!

よく見てろよっ!!


あれ?


躍動

2007年03月13日 | 歴史
AクラスからDクラスまで、まずは十羽一からげでノック開始。

さすがにこの時期、極端にボールを怖がる塾生はいなくなりましたが、たったひとつのボールを捕るにも塾生一人一人の個性や考え方が反映されています。

まずは溌剌とした塾生達の守備を御覧下さい。


トップはカブ。

ボールの正面に入る躍動感がよく現れているショットです。
1年ほど前まではCクラス辺りを低迷していたカブも、今や押しも押されもせぬセカンドのレギュラー。
動きに自信を感じますね。


今や最もAクラスの近くにいる子旦那。

ボールへの寄りが素早く、目の位置が低い状態で動けるようになりました。
単に捕球するだけなら、往年の旦那よりも正確な姿勢です。
あまり闘志を前面に出しませんが、内に秘めた気合は相当なもの。
6年生が卒部した後は、野手の要として活躍するでしょう。


最近、急成長を遂げるチョコ。

3年生のプレーとは思えないほど落ち着いています。
球を良く見て、正確にキャッチングポイントを測っていますね。
膝も曲がって、多少のイレギュラーには充分に対応できる姿勢です。
このまま行くと、上級生を飛び越してポジションを獲得しますよ。


無難なキャッチングをする早太。

捕れるポイントが少ないので、どうしてもボールを待ってしまいます。
けれど、これでも本人は大きな進歩をしているのですよ。
最初は軽く投げた捕り易い球も捕れなかった早太。
今は絶対にボールを逸らせまいと、他の誰よりも顔が真剣です。


1年生よりも小さいマチャキ。

妙にグローブが重たそうです。
小さいくせに気は強く、誰よりも上手くなりたい塾生。
2年生とは思えない身のこなしを見せますが、いかんせん手足が短いので未だに守備範囲が広がりません。
この塾生が4年生くらいになった時は、とても凄い選手になっていると思いますよ。


正しいポイントでキャッチするユウタ。

前々回までは、ここに飛んで来たボールはまず避けていました。
けれど、今では確実にキャッチできるポイントに変わっています。
身体もボールの正面に入り、右手も遊んでいませんね。
足の運びも正確です。


実戦慣れしているバージル。

右手の使い方も、目の位置も申し分ありません。
ただ、バージルは両足が揃ってしまう悪い癖を持っています。
せっかく膝を柔らかく使えているのに、両足が揃ってしまう為に上半身の柔軟性が失われます。
これさえ直れば、どんな球でも捕れるようになるでしょう。


歴代最大の2年生タクミ。

大きな身体ですが、とても優しく周りに気遣いのできる塾生です。
ボールへの寄り、目の位置、右手の使い方は問題無し。
けれど身体が重たい分だけ、腰を落とすのに時間がかかります。
もう少し筋肉が付き始めたら、周りを圧倒するパワーを見せ付けるでしょう。
それまでに基本の姿勢をマスターして下さいね。


ボールを確認するクルミ。

以前は突っ立って守っていたクルミも、きちんと膝が使えるようになりました。
脇も締まって、この後も素早い動作が行えそうです。
野球を始めて1年以下の塾生とは思えない動きですね。
飲み込みも早い塾生なので、すぐに上級生を脅かす存在になるでしょう。
問題は集中力の持続だけ。


楽しくプレーするミキ。

ミキはいつも楽しそうに野球をします。
ミキがいるだけで、周りの雰囲気が明るくなりますね。
全然ボールを怖がらないのもミキの特徴のひとつ。
後は移動の際の下半身が使えるようになるだけですね。


気合充分のコウタ。

目下のところ、ライバルのユウタと熾烈なポジション争い。
お互いにボールから逃げず、がっちりと腰を落としてボールを止めます。
このように同じチームにライバルがいると、お互いに切磋琢磨して上手になりますね。
コウタの持ち味は球際の強さ。
手が届く所なら、ボールを後ろにやりません。
最大の課題はスタート。
もう少し膝を曲げて構えるようになれば、著しく守備範囲が広がるでしょう。



不思議なもので、頼りにしていた上級生がいなくなろうとすると、それまで甘えてばかりいた下級生が伸びて来ますね。
プチ塾生が本物の塾生になるまで、あと一歩の所まで来ています。


各クラスの建て直し

2007年03月12日 | 歴史
もうすぐ6年生がいなくなる平成塾。

AクラスからDクラスまで分かれている物の、ここへ来てCクラスの塾生がやる気を見せて来たので、各クラスの実力差が非常に曖昧になって来ました。

Cクラスで努力している塾生と、相変わらずBクラスでのんびりしている塾生。
捕れる捕れない以前に、物事に立ち向かう姿勢に温度差を感じます。


そこで、今日の練習は思い切って2つのクラスに分けてみました。


ひとつめのクラスはバッテリー組。

これはAクラスの塾生がほとんどなのですが、ピッチャーとキャッチャーを対にして投球練習を行わせます。
元々人数が多い平成塾。
なんと5組、10人のバッテリーで練習を行う事になりました。

そしてもうひとつは野手組。

残った全員が野手組として、もう一度各自の実力を見直そうと言うもの。
基本ノックを正しく捕れるかどうかが問われます。


その前に、まずは給水。


喉が渇いていようが、渇いていまいが、給水タイムには全員に給水をさせます。

これは熱中症による脱水症状の予防策の他に、練習の途中で喉が渇いた等と言わせないようにする為の習慣を付けさせる為です。

当然、脱水症状の兆候が現れた塾生には、練習途中であっても給水は行わせますが、常に水分補給を行っていると体力の向上が見られません。
そこら辺りのさじ加減が指導陣に問われます。


単なる休憩時間だと勘違いして、「遊んで♪」と塾生に寄って来る久美ちゃん。

塾生達は貴重な給水時間なので相手にしてくれません。
「ねえ、遊んで♪」

周りの空気を読めないのは、まだ幼いから?
それとも単に遺伝の問題でしょうか?


ノックを行う地域に野手組が集合します。

バッテリーを除いた全員が集合ですから、受ける野手も相当な人数。

こんな時、男の子は密かに闘争心を燃やしたりしているんですね。
何気ない仕草ですが、あいつには負けない、自分の方がクラスは上に行くんだなんて勝手に想像したりしています。


で・・・・
ふと気が付くと塾長の足元に。


僕はAクラスでしょうか?



違います。



そうそう。
今日は味噌っかす・・もといっ! 体験入部の塾生がいるのでした。

今まで面倒を見てくれていた副大はバッテリー練習で、ピッチャーの球を受けに行ってしまったのです。
でも大丈夫。

野手組にもAクラスの6年生が残っております。
急遽自衛隊が派遣され、カカオに投げ方の基本を教えてあげるように指示されます。

これでバッテリー組、野手組、自衛隊の訓練キャンプと3組に分かれて練習開始。


野手組はまずノックを受けるグラウンドを均します。

自分達がノックを受けるグラウンドは、極力イレギュラーしないように事前の準備を行うんですね。
イレギュラーバウンドするようなグラウンドでノックを行うと、ボールに対する恐怖心が増すだけで決して上手くなりません。

ましてや打球の速い平成塾のノック。
自分達の身は自分達で守る習慣が付いています。


人数が多いので、均すグラウンドも広範囲に及びます。

最初は1箇所でノックを行い、実力に応じて下のクラスへ振り落とされます。
最終的には4箇所でノックが行われる事になりました。


行くぞっ!

今日は気合充分のトレイシー。
心なしか以前よりノックの打球が速くなっています。

これが捕れなければ下のクラス。
クラスを振り分ける為のノックだと思えば、ノッカーも手加減はしません。

避ける、後ろへ逸らす、身体の横で捕る、それらは全て下のクラスへの切符となります。
受ける野手も必死でボールを止めに来ますよ。


はいよっ!

さてさて、野手組のノックがスタート。

後ろの方に自衛隊の訓練キャンプがちらっと見えますね♪
僅か20m程の距離を隔てていますが、この20mの距離で随分と空気が異なります。



今日は雨

2007年03月11日 | 歴史

今朝は早くから冷たい雨が降り続いていますね。

こんな時は、クラブチームに所属している子供達は何をしてるんでしょうか?

塾生は当然、家で勉強してますよね♪
4月からは新しい学年、この1年間に教わった事を復習するには持って来いの時間です。

1日30分勉強する子供と、1日に宿題しかしない子供では1年間でどのくらい学習時間に差がつくでしょうか?

はい。
正解は182時間と30分。

これが1年生から6年生までだと1095時間。
当然、1日に30分以上勉強すればそれ以上の差がつきます。

1095時間を日数で割ると45日と15時間。
進路を決める際に慌てないように、今の内からコツコツと勉強しておきましょう。



さてさて平成塾。
この日は二人のゲストを迎えて開始です。

みんながパラパラと列線に集まりだしました。


前回休んだマチャキが何やらはしゃいでいます。

その理由はすぐに解りますよ♪


まずは今日のゲストを御紹介。

塾生達の「よろしくお願いします」の声にびびる二人。


ほら、お前も何か言う事があるだろう?

慌てて帽子をとって御挨拶。
「よろちくお願いしましゅ」

体験とは言え、ここで挨拶をした瞬間から塾生と同じ扱いです。
大丈夫か? カカオ。


体験で参加する場合には列の一番最後に並びます。

それで無くとも背の順番でも一番最後になりそう。
マチャキがはしゃいで喜んでいたのはこれが原因だったんですね。
遂にマチャキより小さい塾生が現れました♪


塾生によるアップ開始です。

必死にチョコの後を追いかけるカカオ。

この段階でカカオは日頃運動しているのが解ります。
走る際に綺麗に太腿が上がっていますね。


塾生がアップを開始すると同時に指導陣も準備体操。

何しろ、これから何が起こるか解りません。
ほれほれ板長。
きちんと体操しないと、また肉離れを起こしますよ。


その頃、塾長は久美子ちゃんのお相手。

久美子ちゃんは体験では無く、単にお父さんの監視役・・・もといっ!
お父さんに付いて来ただけなので、時間を持て余しております。

絵やイラストが得意な塾長が、花壇のお花を写生してあげました。

なに?
塾長が花の絵を画いているのがどうしたって?
何か文句でも?


その頃、塾生達はストレッチを開始。

体験の塾生がいるのに、指導陣が面倒を見なくて良いのか? と思うでしょ?



平成塾では、何を言わなくても上級生が下級生の面倒を見てくれます。

今日のカカオの担当は副大。
「次はね・・・ 足をこう曲げてね」


こうやって寝転ぶんだよ。

はーい。
どうすれば、そんなに腰を浮かせる事ができるの?

うるさいっ!



ぱたぱた。

優しい副大はストレッチが終わった後に、きちんと埃をはたいてくれます。

が、カカオは当たり前だと思っている様子。


面倒を見ている副大。
ほとんどカカオの召使いのような有様。

まあ、このような過程を経て、段々と周りに感謝する気持が植え付けられて行くんですけどね。

将来カカオが下級生の面倒を見るようになった時、貴重な記録として残る写真ですね。



朝の時間

2007年03月10日 | 歴史
朝、塾長がいつものようにグラウンドに行くと。

見慣れぬ子供が二人ほどおります。



じゃーん♪  カカオ参上~♪

そうです。
チョコの弟のカカオです。

学年はまだ年長さん。
けれど、来年度からの参加に居ても立ってもいられなくなり、今日は体験参加としてやって参りました。

以前は塾長が怖いと逃げ出したカカオ。
最近はお父さんを通じて一緒に食事をする機会が有り、塾長の膝の上で食事をするまでに懐いております。

格好だけ見ると完全武装のレスキュー隊みたいで、今日のやる気が伺えますが。


後ろはプーさんです。

それでも練習が始まる前から気合充分。
チョコに教わったのか、きっちりと挨拶も出来ました♪ ( ^ ^ )/ 




そしてもう一人。

カカオと同い年ですが女の子。


約1年振りに会う久美子ちゃん。

そうです。
昨年の平成塾のお花見を知っている人は御存知ですね。
モッチィーの娘さんでございます。
(おでこの辺りはモッチィーと全然似ていません)

ちょっと大きくなりましたが、相変わらず素直で大人しく可愛い娘さんですね。
お父さん、お母さんの良い所だけを引き継いでいるのでしょう♪

今日は体験では無く、単に平成塾に遊びに来ただけ。
平成塾ファンは意外と多い事で知られていますが、こんな年代にも平成塾ファンがおりました。


塾長が小さなお客さん二人と話していると、どんどんと塾生達が集まって来ます。


来るや否や挨拶を済ませ、グラウンドでめいめいにアップを行う塾生達。

みんな何も言わなくても、まずは身体を温めます。

ところが、今日に限りなかなか練習を始めない塾生が・・・・
何故か塾長の側を離れません。


ん? おおっ! 早太の足元を見て納得。



なんと今日からスパイクでございます。

近所のお友達に頂いたそうな。

そりゃあ嬉しかろう。
気が付くのが遅くなってごめんね。

初めてスパイクを履いた時って、それはそれは嬉しいものですね。
普通にグラウンドを歩くだけで、いつもと全く違う気分になるものです。



そこへプチ塾生が現れました。
けれど指導陣を見てものんびりとグラウンドまで歩いて来ます。

当然、塾長に呼ばれてやり直し。


校舎を曲がってグラウンドまでの20mを走ってやり直させられました。

これには二つの理由が有ります。

ひとつは塾生はグラウンド内で歩くなと教えていること。
そしてもうひとつは、教えてくれる人を待たせるなと言う事です。

同じ挨拶をするにも、こんな細かい所から徹底させるんですね。



グラウンドでは6年生が下級生にグラウンド整備を引き継いでいます。


あと僅かで卒部する6年生。

グラウンド作成する際のベースまでの距離、ピッチャープレートからホームまでの距離、そしてそれらの計測の仕方など細かい注意点を教えて行きます。


ピッチャープレートは本来は板なのですが、平成塾は予算の都合で書くだけ。

角度を間違えてラインを引くと、後からとんでも無い事になります。

直角って解る?
平行って解るね?
こんな所で算数の時間。

6年生がいなくなったら、今度は下級生がグランドを作らなくてはいけません。


おーい、お前達は覚えたのか?

はあ? 何がでしょう?


4月以降の平成塾のグラウンドは、メジャーリーグでも見られないような特殊な形になるかも知れません。



塾長のお仕事

2007年03月09日 | だから何やねん
一昨日は主将と副将のお仕事を書いたので、今日は塾長のお仕事をちょっと紹介。

意外と知られていないのですが、塾長はIT業界でマーケッターと言う仕事をしています。
つまりITの最新技術を日本に持ち込んで、日本の市場に根付かせるのがお仕事。
その為に色々と海外に行く事もあったりする訳で、現地では色んな苦労をしているのですよ。

今日は観光ガイドには載っていない写真をいくつか掲載してみますね。
塾生は塾長の日頃の苦労に、心から同情するように。


現在は渡航禁止、もしくは退避勧告が出されている中近東。

砂漠ばっかりかと思えば、こんな山も有ったりします。
砂漠の国って夕方が無いのは意外と知られていない事実。
太陽が出ている時は明るくて暑くて辛いのですが、太陽が沈むと突然夜になって冷え込みます。

どこかのお店に入る時は昼。
10分もして出てきたら夜なんて感じ。


イスラエル側から見た死海。

どんな人でも確実に浮きます。
でも、死海に浮かんで本を読むなんてちょっと無理。
塩分濃度が高すぎて、10分も入っていると身体中が痛くなります。
浸透圧現象で塩分が体内に入り込もうとするんですね。
でも同時にミネラル分も入って来るので、出た後はお肌がツルツルです。

湖の向こうに見えるのはヨルダン。
死海はイスラエルとヨルダンの国境でも有るんですね。

死海に入る時は顔を水に浸けてはいけません。
簡単に目をやられてしまいます。
過去に日本の観光客が何も知らずに飛び込んで、そのまま救急車で運ばれました。

因みにイスラエルでは学校と医療は只でございます。


砂漠の真ん中のレストラン。

地べたに敷かれた絨毯にちゃぶ台のようなテーブルが有ります。
料理はお世辞にも美味いとは言えない・・・・
やたらとハエがいるのですが、現地の人は一向にお構いなし。
量が多いせいもあって、日本人ならどんなにお腹が空いていても残すと思う。


中近東では最強のイスラエル軍。

21歳からの3年間は全国民に兵役が義務付けられています。
だからこんな可愛い顔した兵士もいるんですね。

因みに多くのイスラエル国民は英語が喋れますが、日常会話はヘブライ語。
ヘブライ語ってどんな言葉か知ってますか?


後ろに書かれているのがヘブライ語。

右から左に読みます。
因みにここはテルアビブの模型屋さん。
日本のタミヤのプラモデルは高級品でございます。


イスラエルで一緒にお仕事をしたおじさんは元戦車兵。

自分が乗っていた戦車だから強いんだと、道理の通らない理屈で説明してくれます。
ここには500輌以上の戦車が駐屯していました。
現在の戦車は時速120Kmは出るそうです。


実際に戦車の中に入ってみると、とっても狭いんです。

しかも固い金属の塊だから、慣れずに動き回ると身体中にアザが出来ますよ。


今度はドイツ♪

日本では高級車のベンツも、ドイツではタクシーに使われています。
ドイツでは国産車なんだから当たり前なんですけどね。


ドイツのフランクフルトで食べたフランクフルト・ソーセージ。

日本で食べるのと何ら変わりませんでした♪
なんかちょっぴり損した気分・・・・


ドイツの町並みはとても綺麗。

法律で庭の整備と外観重視が義務付けられています。
だらしない家は警察に連れて行かれてしまうんですね。


ドイツに限らずヨーロッパの鉄道の駅はホームが低い。

これならホームから落ちても簡単にホームに戻る事ができますね。
でも券売機もアナウンスも全てドイツ語。
たまに予告なしに行き先が変わるのですが、ドイツ語でアナウンスされてもなぁ・・・


バーデンバーデンで途方に暮れる塾長。

なんでこんな所で降ろされたんや?
因みにほとんどのドイツ人に英語は通用しません。
おーい・・・・


ドイツでは潜水艦に乗せてもらいました♪

塾生は潜水艦の中なんて見た事無いでしょ?


これが潜水艦の通路。

人がやっとくぐれるドアです。
万が一浸水した時に、このハッチは全て閉じられるんですね。


艦首魚雷発射室。

左に見える緑色の物が魚雷の本体です。
やたらと大きくて長くて重い。


大聖堂の前で手を広げているのが塾長。

何処へ行っても町並みはとっても綺麗なのですが・・・


空港だろうが駅だろうが表記はみんなドイツ語。

ドイツだから当たり前なのですが、男子トイレと女子トイレの区別がつきません。

写真は一緒にドイツを歩いたマイケルくん。
カナダはトロント大学を首席で卒業した秀才です。

これから飛行機に乗るんだけどドイツ語読める?
大丈夫。
僕のカンを信じろ。

とんでもないナビゲートでした。



主将と副将のお仕事

2007年03月07日 | 歴史
平成塾で塾生に指示を出すのは、何も指導陣だけと言う訳ではありません。

特に危険が無いような作業は、全て塾生の主体性に任せてあります。


集合の合図、練習前の準備体操から練習後のストレッチなどは主将のお仕事。

全員が主将の号令できちんと作業を行います。

主将に求められるものは、自己啓発の姿勢と努力。
それらを周りに示すだけで、充分にみんなが付いて来ますね。
今年の主将は、歴代で最も尊敬されて、下級生から憧れられた主将でした。

浮ついた所が無いので、主将の言う事は他の塾生もよく聞きます。


おいっ! 余所見するな。

主将が他の塾生に指示を出します。

安心して任せる事が出来ました。
ただ、心なしかストレッチの時間がやや短かかったような気もします。
主将は意外と身体が固いからねー・・・


副将のお仕事は、下級生の面倒を見る他に出欠の確認があります。

今年の平成塾には副大と副小と呼ばれる、二人の副将がおりました♪

本当に下級生の面倒をよく見てくれ、皆の模範となるような技をいくつも身につけています。
こんな実力者に面倒を見てもらうお陰で、下級生も素直に言う事を聞きましたよ。


え~と・・・  たまに名前の読みを間違える副将。

でも大丈夫。
全ての名前にはふりがなが振ってあります。

なかには難しい当て字もありますからね♪


こんな仕事を塾生にやらせると、お互いの信頼関係も強くなりますし責任感も強くなりますね。

それでも仕事を事務的に終わらせない平成塾。
こんな時でも必ず笑いのエッセンスが含まれております。


全員の名前を読み上げる際にハンカチ王子と呼ばれる塾生が・・・

誰だ? 誰だ?
全員が訝る中、若干一人だけ真っ赤になる塾生が。

そうです。
本日、彼のファンが練習を見学に来ていましたからね。

ちょっと良い気分を味わった後は、みんなで冷やかしておしまいです。



まあ、これには塾長のひがみも多分に含まれているんですけど・・・・



広さの認識

2007年03月06日 | 歴史
どんどんと変化するプチ塾生。

きちんと正面でボールを捕る大切さが解り始めたかな?

今までは捕り辛いボールから全て逃げまくっていたけど、自分が動けば捕りやすい場所も有るって事を解ってくれたでしょうか?


せっかくある程度は捕れるようになって来たので、ダイヤモンドを体験させて上げる事にしました♪



ビーバーズの子達は慣れた広さですが、ほとんどのプチ塾生はこんな広いグラウンドは初体験。

塾長もそうでしたが、初めてダイヤモンドに立つとその広さに圧倒されます。
特にピッチャーマウンドの有るグラウンドなんて、三塁から一塁を見ると地平線の向こうにボールが有るように感じるものなんです。


やっている事は今までの練習と変わらないのですが、ノッカーと自分との間の距離が長くなりました。

これって、ノックを受ける野手にとっては結構嫌なものなんです。
何故かと言うと考える時間があるから。

打球を見てから、自分の所に来るまでに野手は色んな事を考えるんですね。
前に出た方が良いのか、それともここで待つべきか、どこら辺が捕り易いんだろう、イレギュラーしないかな、どこで腰を落とそう・・・
野手はこんな事を考えながらボールを待ちます。


ノッカーの打球も遠い距離に届かせる分だけ、今までよりは多少速くなります。

その分だけボールも少し怖い。
バウンドだって今までよりは高く上がるので、入る場所を間違えると簡単に頭を越されます。


慣れないと、遠くから放つノッカーの打球は判断が難しい。

すぐ側まで来てから、慌てて動くので簡単に抜かれちゃいますね。
これが公式グラウンドの広さなんですよ♪

でも、公式グラウンドと言っても少年野球の公式グラウンド。
中学校から使うグラウンドはもっともっと広くなります。
中学生からグラウンドの広さはプロ野球と同じになるんですね。


それでも一生懸命ボールを止めるプチ塾生。

身体が小さいお陰で、やたらとグラウンドが広く見えます。
当然捕れる範囲も狭いのですが、ボールに抜かれたら遥か遠くまでボールを拾いに行かなくてはなりません。

教わった通りに、怖くてもしっかりボールを止めましたよ。


けれどプチ塾生にとっては、ここからがもっと大変な作業。

遥か向こうの地平線の彼方までボールを投げなくてはなりません。

一塁手なんて顔も解らない遠さ。
送球を待つ野手も小さいので、ほとんどベースの上にあるゴミにしか見えません。

えーいっ!

渾身の力を入れて投げますが、ボールはダイヤモンドの中を転々。
二塁手がボールを拾って一塁手に投げてくれたお陰でやっと一塁まで届きました。

まだまだ道のりは遠そうです・・・・


チーム事情

2007年03月05日 | 歴史
そんな訳で一刻も早くボーイスカウトを機甲師団並みの精鋭部隊に育てるべく、再び奮闘を始めた指導陣。

まあ、平成塾は大会にも出ないし、どこのチームとも公式戦を行わないので、上手かろうが下手だろうがどうでも良さそうなものですが。

否っ!


やはり教えてあげた塾生達。
結果を重んじる塾長としては、野球を習いに来ているのに下手なままと言うのは、自分が自分を許せないのでした。

と言う訳で、気を取り直してプチ塾生を鍛え直します。


今度は先ほどより速いノック。
しかも正面に来るとは限らず、右に左に振られます。


ボールに走り寄るマサト。

1年生の動きとは思えなくなって来ました。
1秒でも早くボールを捕ろうと言う気持が前面に出てますね。


バージルの拝み捕り。

これはこれで正しいキャッチングなのです。
但し、次に送球しなくて良い時ね。
速い打球をガッチリと捕りに行っていますね。


アキラの右側を速いゴロが抜けようとしています。

足の運びが正しくて良いですね。
まだまだ動きに俊敏性は欠けますが、これを繰り返していれば必ず捕れるようになります。


男の子でも怖がるボールに正面から向かうカナエ。

きっちりとボールを見つめています。
だから逃げないで済むんですね。
後は動く際に、もう少し目の位置が低くなれば完璧です。


え~い! 必死に身体を伸ばすミキ。

まだまだ足が動きません。
それでも球を捕る意思はあるようです。

自ら動かなくてはいけない事は解っていても、それが自然に出来るようになるまでは時間がかかるものです。
あとちょっとでミキも変身しますよ。


おっとぉ~!  逆シングルで速い打球を抑えるナオキ小。

ついこの前までボールから逃げ回っていたプチ塾生とは思えないフォームです。
こんなプチ塾生が、こんな綺麗なフォームでボールを捕った日にゃ、対戦相手は腰を抜かす事でしょう。


もうボールは後ろへ逸らさないコウタ。

どんな球でも身体で止めに行きます。
これが出来るようになると、野球って楽しくなるのよねぇ。
周りから信頼される選手まであと一歩。


プチ塾生は指導陣の計画を僅か30秒で台無しにしてしまいますが、なかなかどうしてやる時はやるものです。
思ってた以上の成果が出ていますよ。

こうなると、日頃はグラウンドの隅っこで練習しているプチ塾生にも、本当のグラウンドの広さを体験させてやりたくなりますね。

よおし、今日は思い切ってダイヤモンドを使って練習してみるかい?



お知らせ

2007年03月04日 | 耳寄り情報
一昨日、塾生が通う小学校の副校長より平成塾にボールの差し入れが有りました。


平成塾で初めての公式ボールでございます。

今までは型落ちの古くなったボールや、公認されない練習用ボールを使って練習していましたが、初めて公式ボールが手元に届きました。

本当に嬉しいプレゼントですね♪

この他にも実は合宿の際に寄付まで頂いております。
塾生は学校でお会いしたら、必ずお礼を申し上げるように。

ありがとうございました。








さて、塾長は面白い本を購入したので御報告。


年々落ちていると言われている、日本の学生の能力。

世界では脳の発達と、教育の関連が分析された上でカリキュラムが作成されています。

以前より脳の科学に関して説いて来ましたが、それらを解り易く解説する1冊。
今の子供達に何を教えるのが有効なのか、是非とも指導陣に読んで貰いたい本です。

読み終わったら貸してあげますね♪







それとは全く関係の無い話ですが、最近このブログでもちょくちょく登場するサンダーバード。

たかが子供向けの番組と侮る事無かれ。
大阪府高専の金田先生と、京大の大須賀教授が真面目に論文を発表しております。

http://rescue-robot-contest.org/common/gakkai/rsj18knd1.pdf

この論文を読むと、ナオキの仇名がバージルなのであれば、村岡コーチの仇名はトレイシーと言う事になります。


次回から塾生は村岡コーチをトレイシーと呼ぶように♪


大人と子供

2007年03月03日 | 歴史
昨晩はいち早く届いた嬉しい知らせに、とっても大喜びしている塾長です。

嬉しいなぁ♪ 嬉しいなぁ♪ o(^^o) (o^^o) (o^^)o

この2年間は本当に長かった。
これで血圧も少し下がるかも知れない・・・・ \(^-^)/

まあ、個人的な大喜びは置いといて。



プチ塾生が塾長の計画を木っ端微塵に打ち砕いている頃、他のクラスでは更に細かく班に分けられ専門的な練習をしています。


こちらではAクラスとB.5クラスが合同で行っているフォーメーション練習。

打球や状況に応じて野手の動く位置が変わります。
写真はキャッチャー前のゴロを飛び出して処理するべったん。
それを見つめて参考にしている筈のポワワン。

ちゃんと覚えた?
ちょっと不安なんですけど・・・・


打球を見て大きな声で指示を出す主将。

このレベルまで来ると、全員が動きを解っているので声による指示は微調整で済みます。
矢田主将も堂々と指示を出せるようになりましたね。

指示している相手は、恐らく東京都内でも屈指の内野陣。
専門用語で短く指示するだけで、ガラッとフォーメーションが変わります。


ノッカーが何処へ打とうと、外野の間を大きく抜かれようと、10秒も要さないでホームベースまでボールは正確に戻って来ます。

全員の動きとカットプレーの素早さが成せる技でございます。
1年前までの頼りないチームが、よくぞここまで成長したものです。

で、ポワワン。
ちゃんと見てるか?
4月からはお前が司令塔なんだぞ。
ポワワ~ン・・・・・


セカン追え~っ! ファースト左~っ! サードバック、ショート第2カット~ッ!

お?
一応ポワワンもキャッチャーらしくなって来たかな?
でも声が小さいから、外野まで聞こえて無いんじゃない?

まあ実際には、こんなにテキパキとした指示は今のポワワンには出来ません。
ポワワンの後ろにいるべったんが叫んでいるのを、ポワワンが真似しているだけ。
早くきちんと指示できるようになってね♪

その頃、同じBクラスでも・・・・


B-5クラスでは何やら集まってゴニョゴニョ・・・・

この後、突然全員でグラウンドを走り出しました。
いったい何の練習なんだろう 【・_・?】

何回言っても解らないから、単に走らされているだけなのかしら?


やっぱり、例えB-5クラスであってもプチ塾生達と比べるとしっかりしてますね。
Aクラスに至っては、大人と子供ほどの違いを見せ付けられます。

でも、現在のAクラスの塾生達も、その昔はプチ塾生と呼ばれていたのです。
怒りゃ泣く、褒めりゃ浮かれる、都合良く忘れる、走らせりゃ具合が悪くなると、本当に苦労して教えて来た塾生達。

それがこんなに成長して、堂々としたプレーを披露できるまでになりました。
とっても寂しいけれど、あと2回の練習でお別れなんですね。


さてさて、感傷に浸っている暇は有りません。
Aクラスの塾生が卒部をすると、戦力がガタ落ちする平成塾。

その実力低下は、米軍の機甲師団からボーイスカウトに変身すると言われています。

こうしてはいられません。
プチ塾生集合~っ!


は~い♪



変化

2007年03月02日 | 歴史
子供はある時、突然に変化をします。

それまで全く出来なかった事が、些細な切欠で自信を持つと信じられないような動きに変わるんですね。
それがこんな時では無いでしょうか?

今まではボールを投げる事は出来ても、捕ったり止めたりする事が出来なかったプチ塾生。
そろそろボールに慣れて来た所で、実際にバットを使ってノックをしてみます。


物の見事に身体の正面でボールをキャッチします。

ほんの小さな出来事が、こんなにも大きな自信となって来ました。


抜かすかっ!

きちんと見れば怖く有りません。
今までは避けていたボールに、自分から飛び込むようになりました。


綺麗に正面に回りこみます。

自らが動く事を覚えたプチ塾生。
身体はまだまだ小さいけれど、動きは野球選手っぽくなって来ましたよ。


速い打球にも、がっちりと腰を落とせるようになりました。

もうボールなんて全然怖く無い様子。

ところで、ナオキはサンダーバードやらパペットマペットやら呼ばれておりますが。
どれもこれも仇名としては長いので、この際塾長の趣味で仇名を統一しましょう。


バージル♪

これなら呼びやすいね。


まだまだ形が出来ていないサガワですが、ひとつ気が付いて欲しい事が有ります。

それは捕球の瞬間までじっくりとボールを見ている事。
これが出来るようになれば、後は飛躍的に上手くなりますよ。


それまでは顔を隠す為に使っていたグローブも、今では本来の目的に使用されるようになりました。

空いている右手の使い方もばっちりです。


速い打球を身体に当てて止めるクルミ。

素晴らしいじゃ無いですか。
今までは逃げるのが優先、でも今は捕るのが優先になって来ました。

ところで・・・
後ろのプチ塾生にご注目下さい。

全員が捕れる自信が付いて来たせいか、他人のプレーも集中して見ていますね。
これは絶好のチャンス到来です。

全員のモチベーションが上がると、一気にその上の練習まで行けますよ。
アドレナリンノックの絶好の機会です。

ここでプチ塾生達には一休みさせるべく、まずは全員にグラウンド1周を命じます。
帰って来たら平成塾名物、アドレナリンノックを行いますよ♪


ふと横を見ると、見慣れぬ訪問者が・・・・

おおっ!
塾生にもファンがいたのでございます。

だれだれ?
誰のファンなの?

興味津々の塾長。
「え~・・・・私はあいつ、この子はあいつかな?」
残念乍ら、個人情報保護の観点から名前は割愛させて頂きます。


塾生もやるもんだねと感心していると、プチ塾生のご帰還。

さあ、アドレナリンノックだ!
これで一気にプチ塾生もBクラスだ。
いやっ! ひょっとしてAクラスに上がる奴がいるかもしれない♪

一人ほくそ笑む塾長。

しかし、現実はそれほど甘くは無いのでした。


塾長~・・・・

走っている時に押されました・・・・


へ?

押したの?
なんで?


押しました・・・・  理由は無いです・・・・

あちゃぁ~・・・・
塾長の計画が水の泡。
せっかくのモチベーションが一気に下降して戻って参りました。

プチ塾生ならではの、小競り合いでございます。

仕方なく、チームプレーと信頼される選手になる為の短い講義。
野球はね、9人でやるスポーツだからね、みんな仲間だしね・・・・


はいっ! 解りましたぁ~ 

・・・・・・・・
もういいや、給水しなさい。

さすがはプチ塾生。
塾長の計画なんざ、物の30秒も要さないで台無しにしてくれるのでした。



躍動するプチ塾生

2007年03月01日 | 歴史
プチ塾生を教えていてとっても感じる事は、小原コーチを始めとする日頃のプチ塾生を教える指導者達の凄さです。

身体も出来ていない、言葉も完全に理解出来ない、集中力は微塵も無い、無い無い尽くしのプチ塾生達。
こんなプチ塾生を大勢預かって、今まで怪我も無く野球の楽しさを教えて来て頂いた事には本当に頭が下がります。

お陰でプチ塾生達は素直に言う事を聞き、大好きな野球が上手くなるかもしれないと、本当に真面目に言う事を聞いてくれました。




さあ、小原コーチからお預かりしたプチ塾生達。

ここできちんと教えないと塾長の名がすたります。
頼むよぉぉぉ・・・ 

次の第三段階では、いよいよボールを捕らせてみますよ。


コーチが投げる高いバウンド。
そのバウンドが地面から跳ね上がった直後を、ショートバウンドでグローブに入れる練習。

ボールの見極めがとっても重要なプレーですね。


猛然とダッシュするユウタ。

きちんと捕球ポイントに入っていますね。


少し遅れたマサト。

それじゃあバウンドした球が、頭の上を越えて行っちゃうよ。


果敢に突っ込むタカ。

ベストポジションですね。
ここでは捕る捕らないを問題にしません。
如何に正しい場所に入れるかを競います。


ナオキもこの時はパペットマペットでは有りません。

けど、動きはやっぱりサンダーバード。
写真だけ見ると泥棒と間違えられそうな足の運び。


クルミのスタート。

そうです。
ここで教えている事は、同じボールでも捕りやすい場所と捕りづらい場所がある事。

捕りやすい場所で捕る為には、自分から動くしか無いのです。


ナオキ小の躍動。

名前だけ聞くと直木賞を想像しますが、敢えて文学とは何ら関係はございません。


捕球ポイントに入り損ねて、最も難しい位置で捕球するミキ。

そうです。
最も捕りやすい場所と、捕りづらい場所はすぐ近くなんですね。

あと20cm身体が前に出ていれば、難なく捕れる場所だったのですが。


簡単にさばくコウタ。

確かにそこで捕ると最も簡単。
だけど捕って欲しい場所は、あとほんの1m前でございます。

それでもプチ塾生達は、捕り易い場所と捕り辛い場所を段々と理解し始めました。


ボールをジャッグルするアキラ。

普通のエラーに見えますが、よく見て下さい。
脇が締まって、グローブが身体に付いているでしょ?

正しい捕球姿勢が出来るようになって来ましたよ。


ケイゴのキャッチング。

この姿勢で捕れれば、後は何も心配要りません。

脇を締め、グローブを引き付け、最悪でも胸でボールを落とせる位置に入っています。

要は高いバウンドを練習する事により、捕り易い位置とそうで無い位置が有る事が理解できます。
今までプチ塾生達は、自分の立っている場所に捕り易いボールしか投げて貰っていませんから、自らが移動する習慣が無かったんですね。

よくボールを見て、大して痛くないボールを胸で止めて、捕り易い位置に入る事を教えたこの練習。

この成果は速攻で現れます。

プチ塾生達の仕上げにご期待下さい♪